お客さんでもあり、
古くからの友人ヨウイチが
かなり酷い大腸炎になり、
入院したのは一昨年。
血便と激しい下痢が1時間ごとに続き、
とても日常を送れることが出来なかったと言う。
医者に言わせると、これは一生
付き合っていかなければならない
病気だと言われたようだ。
薬や、食事と日常生活を気を付けることで
多少は良くなるものの、
いつ、何時、トイレに
駆け込まなければならないかという不安。
これは本当によくわかる。
僕も20年近く前に胃癌をやり、
約2年間、そういう状態を過ごした。
大好きな映画や、コンサートの途中、
1時間ほどトイレに篭ったこともあったし、
会社に行く途中、何度も駅のトイレを
探したことも多かった。
ヨウイチは僕よりも10歳ほど年下だけど、
それでも決して「若い」と言われる年齢じゃない。
とりあえず、ここ数ヶ月、
ネットで知った名医にめぐり会い、
ちょっとホッとしている、という報告があった。
お客さんに限らず、僕の友人、知人たちで
体調を悪くしている人は、常にひと握りいる。
中には余命を宣告されてしまっている人もいるし、
いつどうなるか、わからないような爆弾を
抱えている人もいる。
僕の場合、癌を克服したあとは、
2年前に急性の頚椎のヘルニアに
なった以外は、
おかげさまで風邪やインフルエンザに
かかることもなく、元気でいられる。
常に病は気からだなあ、と思いながらも、
そう言えば、自分は元気、と
たかをくくっている中で
癌を宣告されたことも改めて思い出した。
好奇心を持って、あらゆることに挑みながらも、
ずっと自分の身体と向き合っていくことを忘れずに
きちんとした日々を送っていかなければ。
そんな警鐘を鳴らしてくれたヨウイチの報告だった。
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