演劇をやっているコウヘイが
「最近、ポリアモリーについて、
とっても関心があって
彼らについて、戯曲を書きたい、
そう思っている」
そんな事を言っていた。
「ポリアモリー」
恥ずかしながら、僕はその言葉を知らなかった。
彼ら?
どこかの国のとある人種?
それとも、新興宗教???
いや。
ポリアモリーとは、
複数の人間同士が愛し合い、
そういうふうに生きていこうとする
人たちのことを指すらしい。
かつて、70年代、フリーセックスの時代に
そういう人たちがいたことを
耳にしたことはある。
またその時代以降に流行をしたスワッピング
(夫婦、または恋人交換のセックス)
いや、セックス、ということだけではなく、
昨今問題になっている不倫
(仮りに配偶者が認めているとすると)や、
ゲイでよく言われている
オープンリレーションシップ、
などもその枠組みに入るのか。
ただ、その双方、もしくは全員が
愛し合う、という形が
ポリアモリーなのだそうだ。
ずいぶん前にここにも書いた
20代、30代、40代3人で
5年暮らしている
という三人のカップル(?)のことを
思い出した。
彼らの好みはそれぞれ、20→30→40→20
という方向に向かっているけれど、
それでも性関係は持続していると言う。
自分は一人の人だけを愛したい、
もしくは一人の人だけしか愛せない、
という圧倒的多数だろう。
このポリアモリーという部分に
属する人たちは
おそらく人としての倫理観が
欠けちゃっている、
そう思われがちだろうけれど、
ある意味、僕らゲイや、それ以外の
性的少数者と同じように考えると
それは、それで考える余地が十分にあるのだ、
そう思った。
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