ほぼプロ野球に興味がないとよく言われる
ゲイの社会だけれど、さすがに大谷翔平選手の活躍で
うちの店でも、彼の話がよく出る。
僕の小学校の頃なんて、
今よりも娯楽は少なかったせいか
子供たちは野球に夢中だった。
放課後の草野球もそうだが、
校内でも男子は「昨日のプロ野球の話」に
花が咲いた。
僕もその話に混じりたかったのだが、
我が家の父親は、決してプロ野球を観なかったので
その中に入れてもらえず、
父を恨んでいたこともあった。
しかし、父が何故プロ野球を見なかったか。
それは僕が18歳になった頃、
母から明かされた。
うちの母は父とは初婚ではなく、
(この事実もその時に知った)
母の前夫が著名なプロ野球選手だったと。
母はその前夫のDVから逃れるために
当時ほとんど誰も選択しなかった
離婚という道を選んだようだった。
そんなワケで、僕の父親は
一切、プロ野球を見なかった。
僕が野球にほぼ興味なかったりするのは
それが理由なのか、僕がゲイだからか、
それはいまだにわからないけれど、
他のスポーツはまだ興味ありながらも、
野球はイチローや、斎藤佑樹、
そして今回の大谷などヒーローが出て来た時の
「にわか」だったりする。
そんな大谷選手のことについて
語っているテレビ番組で、非常に興味深い話があった。
大谷選手がまだ高校1年生の頃に
自分で作った、という、いわゆる
「マンダラート」と言われる81マスの表だ。
この表の中心にあるのが
彼が目標としたかった事柄だそうだ。
ドラフト1位で、8球団から指名を受ける、
ということ。
そしてそれには「8つの理由」が必要であり、
その「8つの理由」を可能にするために、
さらに8つずつの項目が並んでいる。
コントロール、変化球やなど肉体的な
調整に関しての記述もすごいけれど、
人間性、メンタル、運に関して
彼がトライしようとしていたことは
とても15、6歳が
想像したとは思えないほど凄い。
それでは、それなりに年齢を経た人間が
このようなマンダラートを作って
実践できるのか。
また、しようとするか。
これをしっかりと頭に入れて、
15歳の自分に戻りたい、
そんな気持ちになった。
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