2018年03月14日

何故、映画を観るのか

先日、初めて来てくれたセツオ君 30歳は
生まれてこのかた、
映画館に一度も行ったことがないと言う。
もちろん、自宅にはビデオデッキもあったし、
それで映画を観たこともあるけれど、
いわゆる劇場というところに
足を運んだことがないのだそうだ。

そか。
ビデオが出来てから、
そんな人もたくさんいるのかも知れない。
ネット配信などが当たり前の今、現在、
さらにそういう人たちは増えていくのだろう。

そんな話に僕が驚いていたことから
「マスターは、何故、映画を観るのですか?」
という問いかけになった。

何故、映画を観るか。
ここまで実直に聞かれたことがなかったので
単に好きだから、
という答えにはしたくなかった。

人によっては、デートのために、
という答えもあるだろうし、
気晴らし、ストレス発散
という人もいるだろう。
そこには、笑いたい、泣きたい、
というエモーショナルなモノを
求める人も多いと思う。

よく「今のオススメって何でしょう」と
店で尋ねられるのだけれど、
それは人によって
まったく違うと思うし、
僕が、もしくは多くの人が良いと言っているモノが
必ずしもその人にとって良いとは限らない。

これは多くの本、音楽など、どれもが同じだ。

増して、多くの人が観ているというランキングのような
モノなど、ほとんど当てに出来ない。


話を戻そう。
僕が何故、映画を観るか。
単純に映画館(もしくは劇場)のあの雰囲気が
子供の頃から好きだった。

暗くなり、緞帳が開く瞬間(最近はカーテンが
付いていない映画館のほうが圧倒的に多いのだけれど)
そのワクワクした気持ち。

そして何よりも、自分の生活について、
キャラクターについて、人生について
教えるということが好きだった。
それが何よりも楽しかった。

幼少期から青春期、
多くの影響を受けたと思うけれど、
この年齢になっても、少なからずある、
そう思う。

それはたとえば、アクション映画で
ちょっとしたシーンで主人公がつぶやく
言葉からも感じとることもあるし、
前衛映画でほぼセリフがなかったりする中でも
見つけることが出来る。

どれほど想像力を膨らませ、
自分自身がその映画とどう関わり、
ある意味、どう戦うか、ということに
僕はどうやら喜びを感じるようだ。

酷いなあ、これはないなあ、
そう思う映画も時にはある。
でも、そんな中でも学ぶべきところは
やっぱりあるのだ。

それを生かすか、殺すかは
映画ではなく、自分の中にあるんじゃないか。
そんなことを思いながら、
日々、スクリーンに向かったりしている。

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posted by みつあき at 15:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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