2017年12月16日

2017年 初冬の旅行記 その4(リオ・デ・ジャネイロ編)

12月2日(土曜日)

3日目、サンパウロに住むうちのスタッフのレオンが
ブラジル人で日本語も話せる友人のブルーノを連れて
わざわざリオに来てくれた。

7ヶ月ぶりのレオンは少し太っていたが
ブラジルの生活がどれほど楽しく、充実しているかを
たくさん話してくれた。

チャイニーズのレオンは、東京に住む時に、
職場でも街にいる時でも、中国人だとわかった瞬間に
ちょっとした差別や、嫌な思いをすることが
1日に一度くらいはあったと言う。

特にものすごく悪い待遇を受けることはもちろんないらしいが、
ちょっとだけバカにされているような思いや、
見下されている感じがする、というのは
僕がNYで週に1、2度感じることに近いのかも知れない。

ただ、ここブラジルではまったくそういうことはないと言う。
あらゆる人種が入り混じり、開拓された土地だというけれど、
アメリカとは違うのかも知れない。
確かに僕も欧米でアジア人に対してちょっと味わう不快感は
ブラジルにいた間、まったく感じることはなかった。

さてさて、レオンとブルーノとは、コルバドールの丘に行く。
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ものすごい観光客の数だが、ブルーノに言わせると、
オリンピック時期に来た時は、今の3倍くらいの人間がいたとのこと。
キリスト像は映画などで観ているだけに壮大だったが、
結局街から見ることが出来なかったのが残念だった。

丘を降りてから、ブルーノお勧めのレストランで
ゆったりとブラジル料理を食べる。
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日本でブラジル・レストランなどに
行ったことがないだけに、
どれもが初めてで、美味しい。
ハパータと言われる牛肉の煮込み料理や、
パステルちいう揚げたパンのようなモノ、
カイビリーニャやインパッダなど
NYでは決して味わえないような食事だった。

そして一旦僕の部屋に着替えに戻ったあと、
3人でイパネマビーチに向かう。
レインボウフラッグが立っている場所には
多くのゲイ、そしてゲイフレンドリーなストレートたちが大勢いて
夏のキューバのビーチ同様、とても楽しかった。
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レオンたちがホテルに、そして僕が部屋に戻り、
3時間ほど仮眠したあと、夕食(夜はイタリアンにした)後、
“The Week"というゲイクラブに繰り出す。

僕がゲイバーではなく、ゲイクラブに最後に行ったのは
東京のアゲハが店始める前だったから、
もう10何年かぶりのクラブ体験。
ヒカルドやジエゴも月に1、2度来ているらしいが、
彼らに負けず劣らずのマッチョがわさわさ。
ほぼ7割くらい、と言っても過言ではない。
それもほとんどが上半身を脱いで踊ったり
喋ったりしている、抱き合ったり、
暗がりではあんなことも、こんなことも、なのだ。
もう、それは右を見ても、左を見てもエロエロ。
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今まであらゆる国のゲイ関連に行ったが、
ここまで筋肉に揉みくちゃにされたことはまずなかった。
特に何があった訳じゃないけれど、
まあ、この歳にしては十分な至福の時間。
結局、3人で朝4時くらいまで騒ぎ、帰宅して爆睡。


12月3日(日曜日)

この日、レオンたちは午後の便で帰ると言うので、
この日は、3人でコパカバーナのビーチに行った。
ビーチでチェアや傘を準備してくれた
アメリカ人のおっさんは、NYで仕事に失敗し、
すごくストレスを抱えたままリオに遊びに来て、
このリラックスした空間を気に入り、
ここ5年、コパカバーナの海でちょっとした賃金でも
ハッピーに暮らしていると言う。

メキシコやキューバに行った時もそう感じたけれど、
必ずしもお金持ちであることがすごく幸せで、
お金がないことが不幸であることではない、
こういう場所に来ると、つくづくそう感じる。

もちろん、貧困ということは、生死に関わるほどの
大きな問題がある。
食べられない、という次元にいたって
そう軽々しく語れることではないのも承知だ。

しかし、それでもその中でちょっとしたことで
腹の底から笑える環境を持てることと、
金を持っていても、自殺してしまうというストレス。
そこには、人間が考えなければならない
永遠のテーマが横たわっているのかも知れない。

ひとしきり楽しい時間を海で過ごして、
二人を見送ってから、その日の夜は
ヒカルド、ジエゴカップルと飲みながら
ゆっくりと話をした。
5年間、心から愛し合っていると丁寧に説明してくれる二人。
決して日本ではほぼ誰もが口にしない相手を敬い、
愛していると宣言するのが、ある意味羨ましくもあった。


12月4日(月曜日)

リオ最終日。
この日は本当はちょっと離れた国立博物館まで行こうとしていたが、
ジエゴの推薦で、オリンピック競技場あとまで路面電車に乗って向かった。
海に面している施設が、今でも観光スポットになっていて気持ちが良い。
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ここから一昨日行ったセントロを抜け、お土産屋が並ぶ
エスカダリア・セラロンという大階段に行く。
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この色鮮やかな感覚は、いかにも南国なのかも知れない。

このあと、山と山をケーブルカーで繋ぐポンジ・アスーカルに行く。
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残念ながら、晴れ渡っているワケではなかったが、
雲の多さがミステリアスで、それはそれで素敵だった。

十分に楽しんだリオだったが、
部屋を貸してくれた二人とは別れが名残惜しかった。
充実はしていたものの、やっぱり後ろ髪を引かれる気持ちで
リオをあとに、再びNYへ向かった。
posted by みつあき at 16:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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