2017年09月13日

日本のイベント・チケット販売方法について

ラグビーファンのアキノリが
自分の大好きなチームの試合のチケットを
発売日にゲットしようとチケット取扱店に
出向いた時のこと。

発売日に他のチケット売り出しも多くあり、
朝10時にそれなりの列。
それでも10分過ぎには自分の番が来たのだが、
いざ、座席表を見せてもらうと
2階席の上のほうしかない。

「え?もうこんなに売り切れたんですか?」と聞くと
「売り切れたか、どうかはわかりかねますが、
今、うちで売れるのはここだけです。」との回答。

アキノリは、今までもこのチームのチケットを取ろうと
発売日にPCや電話でトライしたが、
その時には、チケットを選ぶことが出来ず、
勝手に割り振られて、前方の端の方だったり、
てっぺんに近かったりする。
これでは、と思い、自分で選べるのは
ショップに直接、ということで今回、来たのに。

僕もコンサートや芝居を観る時に
チケットを取ろうとして、抽選だったり
座席が選べなかったりすることはしょっちゅうだ。

外国でチケットを取る時には
必ず自分で座席を選ぶことが出来るし、
日にちを交換することが出来たり、
理由によっては、お金さえ払えば
キャンセルも可能だったりもする。

何故、日本はそれが出来ないのか。
チケットを扱う会社が
数社にまたがるということ。
そして劇場や競技場でも売る、ということ。
要するに、チケット販売が多方向に
分散されているのだ。

そのチケット自体も、
S席というのが7割くらい、
A席が2割、B席が1割、
それより安いチケットは、本当に
てっぺんのほうの、それも端だけ、だったりする。

おまけに、絶対に売ったモノは
変更、キャンセルが出来ないから
外国のように、当日、突然
良い席が手に入る、というのもほとんどない。

変更、キャンセルはともかく、
とにかく自分が行くイベントの座席が
どこになるかもわからずに、
同じお金を出すのに選べない
というのは、本当にどうかと思う。

チケットが売れない場合、という危惧も
あるのだろうけれど、
こういうシステムである限り、
日本の文化はますます悪い方向に
行くような気がしてならない。



posted by みつあき at 21:27| Comment(0) | インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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