2017年09月07日

病気になって考えること

ここ3年くらい、ぶらりと店にやって来てくれてた
ジン君43歳から、ある夜、営業中に店に電話がかかってきた。

「実は今年の明けくらいに、ガンだということがわかって
今、入院中なんです。
でも、抗がん剤治療も終わって、
やっと店に伺えそうです。」

突然の話にビックリしたけれど、
僕が以前、癌をやっている、ということもあり、
すぐに連絡しようと思ってくれた、そう言う。

ジン君は、このHPにもリンクをしている
外苑前日記を書いており、
うちの店の古くからの常連でもあるタダシのブログを
ずっと愛読しており、闘病中、とても
勇気づけられた、そうとも言っていた。


それから一週間後、ジン君は
店にやって来てくれた。

前よりもかなり痩せていて、
髪の抜けてはいたのもの、
とても元気そうな笑顔を見せてくれた。

そして、たまたま、その日に
偶然のようにタダシが店にやって来た。

ジン君は、何故か緊張しながらも、
タダシにどれほど自分が元気づけられたか、と
矢継ぎ早に話をした。

タダシは驚きながらも、うんうんと頷いていた。

僕もそうではあったけれど、
ジン君も、今回、ガンになったことに
大きな意味や意義を感じる、そう話す。

病気は確かに辛く、
時には恐怖を感じさせるモノではある。
そして、死と隣り合わせである、という
体験をすることは
人間を強くも、弱くもさせてしまう。

ただ、そんな経験によって、
改めて気が付くことや、見えてくることがある。

ジン君のそんな話から、
もう手術の日から15年も経過してしまったことを
少しだけ懐かしくも思い、
決して忘れちゃいけない、
そう思い起こさせてくれた。



posted by みつあき at 12:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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