梅雨が明けた。
僕は昔から夏は大好きで、いくら暑くとも
日が燦々と降り注いでいる中を
歩いたり、車で走ったりしているだけで
何とも爽快な喜びを感じる。
昨日、そんな話を店でしていたら
「ホントに早く終わって欲しい。
もうこの不快な暑さはたまらない。」
とキョウスケが言った。
「冬のほうが嫌だよ。死ぬほど寒い。」
ブラジル育ちのラファエルはそう言う。
さて、夏が好きか、冬が好きか。
それをゲイに聞くと、ほぼ真っ二つに意見が分かれる。
上の温度差からくる不快感などは、
多くのストレートもそうだろうけれど、
確実にゲイは次の理由から、
夏派、冬派に分かれていることもわかる。
夏派は、とにかく薄着になって、
露出度が多く、目の保養が出来るということ。
あ、これはストレート男性も同じか。
Tシャツやポロシャツから出る二の腕や
ハーパンから見えるスネ。
それを見ているだけで、うっとりする、
というのは僕もよく理解できる。
それは海などに行き、
半裸が見られる、というのも同様の理由だ。
冬派というのは、圧倒的にオシャレが出来る、
というのが多くの理由。
夏は薄着で、それこそ身に付けるモノは
限られてしまう。
しかし、冬はシャツ、ジャケット、コートに
マフラー、帽子、手袋、とオシャレをするアイテムが
山ほどあるのだ。
僕はそこまでお洒落ではないけれど、
こんな楽しい季節がない、というのもわからなくもない。
こう分けると、夏好きはエロ派、体育会系、
冬好きはアート派、文化系、とも思われがちだけど、
ここに汗かき、寒がりのようなモノを入れると
またちょっと違ってくる。
あなたはどちらの季節が好きで、
どんな派閥に入るのだろうか。