僕がゲイバーに最初に行って、
もう35年ほどの年月が経つ。
最初の数年こそ色々な店を
さまよったりしていたが、
30数年前、やっと居心地が良い、
と思われる店を見つけた。
それがタックス・ノットだった。
今年の4月4日、タックス・ノットは
35年目を迎え、
先日の日曜日、そのパーティが行われた。
新宿2丁目界隈のゲイバー
(タックス・ノットは3丁目にあるけれど)の中で、
マスターが代替わりせずに、
35年以上やっている店は
一体何軒あるんだろう。
僕が想像するに、10軒、あるか、ないか
なんじゃないだろうか。
お店というのは、ゲイバーでなくとも、
色々な理由でクローズする。
そこに通った人たちは、そのたびに行き場をなくし、
もう二度と2丁目に行かなくなる人もいるだろうし、
他の店を探す人もいる。
つい先週も、僕がタックス・ノットに行く前に
行った店で知り合ったお客さんが27年前にオープンした
お店がマスターの体調不良でクローズした。
タックス・ノットのマスター、タックさんも、
共にオープンしたパートナーを亡くし、
自身も体調を壊されたこともあったけれど、
今はすこぶる元気に、店を開けてくれている。
何度もここに書いたように、
彼がいなければ、あの店がなければ、
僕はうちの店をオープンもしなかったし、
今の自分はなかった、そう思っている。
そう思うと、おめでたい、というのと同時に
感謝の気持ちでいっぱいなのだ。
タックス・ノットの35年を思うと、
今年やっと10年を迎えるうちの店は
まだ小学校さえ出ていないお子ちゃま。
その頃、二十歳だった人たちが55歳。
生まれたばかりの人たちはもう35歳。
それを考えただけでもすごい。
100人を超える懐かしい顔、新しい顔をゆっくりと
見させてもらいながら、
愛されていることの素晴らしさ、
それぞれが変化していること、
それぞれが変化していること、
まったく変わらないことへの驚きなどを
強く感じた。
これからも、40周年、45周年と頑張ってもらいたい。
うちがこのあと、20周年などできるかは不明だけど(笑)
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