2017年03月29日

映画監督になる夢

一昨日、二人で来てくれた22歳と23歳。
キョウジ君は工学系の大学院に通っている。
そしてもう一人、ヨウ君は映画監督になるのが夢と言う。

院生のキョウジ君とヨウ君は
ふらりと行った京都の旅の途中、
たまたま写真を撮っているヨウ君に
「撮ってあげましょうか」
と声をかけたことだったらしい。

そしてその時はまったくお互いにゲイだとは気づかず、
久しぶりに再会した今回、お互いに
カミングアウトしたのだそうだ。


ところで、ヨウ君が最初に映画を観て
衝撃を受けたのが
お父さんと一緒にビデオで観た
「エイリアン」だったのだそうだ。

それから数々の映画を観て、
自分も映画を作りたいと思ったのは
16歳の時に「シンドラーのリスト」を
観た時だったと言う。

高校を卒業し、大学に行くかどうか悩んだ彼は、
そんな時間があるのなら、英語を学び、
世界を観たい、と親に交渉し、
50万を借りた。

まずはフィリピンで英語の勉強をし、
それからアメリカに渡り、ハリウッドに。

数々の映画祭などに顔を出し、
どんどん多くのプロデューサーや監督に
挨拶をした。

相手にされないことも多くあったけれど、
逆にその熱意に、耳を傾けてくれた人も結構いた。

1年前に実家がある札幌に帰り、
今回は自分の企画を持って、
多くの映画の制作会社などを
回っているとのこと。

ヨウ君が作りたいのは、
やはりゲイをテーマにしたものだそうだ。

これだけ同性愛が世の中に知られてきた昨今、
それでも、なかなか日本では
ゲイ映画が作られない。
その理由のひとつはなかなか興行が
成り立たないかも知れないという目算だろう。

そんな中で夢を追いかけているヨウ君は
なかなか頼もしい。
いずれにしても、まだ22歳なのだ。

キョウジ君はそんな積極的なヨウ君の姿に
一目置いてしまうのだと言う。
そして、彼を見ながら、
自分も輝けるように頑張ろうと思ったと言う。

まだまだ「ゲイ映画」なんてジャンルがなく、
自分自身もずっとクローゼットだった僕の若き日。

ヨウ君にエールを送りながらも、
自分自身、新たに背中を押された気になった。






posted by みつあき at 15:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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