2017年03月05日

今月のお勧め映画

さて、アカデミー賞を賑わした「ラ・ラ・ランド」


店では「あれ観た?」という会話が続くのは
「レ・ミゼラブル」その前なら「マンマ・ミーア!」以来かも。
どれもミュージカル映画というのは、
いかにもうちの店らしいけれど、
話題になるのは、映画好きとしては嬉しい限り。
ちなみに僕は「マンマ〜」はダメだったけれど。

そして「ラ・ラ・ランド」
実は年末に僕は一度試写で
観させてもらっていたのだけれど、
その時は期待が大き過ぎたせいか
ちょっと消化不良だった。

まだまだ観ていない人も多いだろうから、
多くは語れないけれど、ドラマとしてどうなのか、と。

ただ、公開してすぐにIMAXで二度目を観たら、
その「どうなのか」という疑問や、消化不良はすべて消え、
ものすごく満足がいく映画だと合点した。

自分でも滅多にないこの変化。
寝ていたワケでも体調が悪かった訳でもなかったのに。


映画のオープニングが本当に素晴らしい。
映画の都、ハリウッドの幹線道路で、
大渋滞している何重もの車。
一台から一人の女性が飛び出し、歌い出すと、
他の車からもどんどん人々が降りて歌い、踊り出す。
カメラはぐんぐんと引いて群衆を映し出し、
流れるように群舞を見せていく。
決してカメラは止まることはなく、ずっとワンカット。
このオープニングから、
映画はグッと僕が胸をつかんでは離さなかった。

このあと、映画俳優を目指す
エマ・ストーン扮する女性ミアと、
ジャズ・ミュージシャンを目指す
ライアン・グズリングのセブが出会い、
あっという間に恋におちていく。

人を愛する気持ちと、夢を追うということ。
諦めずにいることと、諦めなくてはいけないこと。
そんなテーマが、この映画には
ギュッと詰まっている。

公園、映画館、プラネタリウム、
ずっと心に残るデートシーンも満載で
そんな中で、忘れられないけれど、
最高にしびれたのは2つのシーン。

ひとつは、バンドのツアーに出て一瞬だけ
戻ってきたセブと部屋に残っていたミアの
言い争いのシーン。

そして、大きな将来を賭けたオーディションで
自分の夢に向かっていた叔母のことを語る(歌う)
ミアのシークエンスだ。

共に、この映画のテーマを表す重要で涙なくして観られない。

全編に流れるフレンチジャズ風のミュージカルナンバーも含めて
歴史に残るミュージカル映画だと僕は思う。

posted by みつあき at 19:24| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
オープニングから「8 1/2」を想い出してワクワク!ラストのヒネリは「ふくろうの河」これまたニンマリ!
Posted by アキ at 2017年03月06日 14:53
>アキさん

多くの人が「シェルブール〜」を思い出したと言うけれど、なんと「ふくろうの河」!!!
「冒険者たち」を知っていても、アンリコのこの短編を知っている人はなかなか映画好きでもいないはず。
久しぶりにDVDでも探してみようかと思いました。
Posted by みつあき at 2017年03月10日 04:53
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