2017年03月03日

オスカー・ナイト2017!!

今週の月曜日。
去年に引き続き、店では映画好きが集って
みんなでアカデミー賞授賞式を観る!という集いをした。

今回は、ゲバ評が高く、
日本でも始まったばかりの
「ラ・ラ・ランド」がどれほど取るか、
ということに注目が集まっていた。

授賞式は、ジャスティン・ティンバレークの
主題歌賞ノミネートの大ヒット曲
"Can't Stop the Feelin'"から始まったのには
驚いたけれど、会場に降り、
客席の中で踊りながら歌うという楽しさ。

司会のジミー・キンデルは
日本じゃあまり知られていないけれど、
アメリカの深夜の生放送でお馴染みだ。
彼がところどころで、トランプ叩き、
と言うかトランプいじりを広げていたのが
想像を少し超えて楽しかった。
特にゴールデングローブのスピーチで
怒り狂ったトランプの「過大評価されている女優」というのを
連呼するのには店内爆笑。

それ以外でも、長編アニメーションを発表した
メキシコ人俳優ガエル・G・ベルナルが
「メキシコ国境との壁、反対」を唱え、
外国語映画賞をとったファルハディ監督が
「イスラム圏からの入国禁止への抗議文」を発表したり、
と新政権への批判が相次ぐモノになっていた。

これを観て思い出したのが、
その昔「ジュリア」という映画で
最優秀助演女優賞に輝いたヴァネッサ・レッドグレープのこと。
パレスチナ人擁護の政治的発言をした、と
それ以降、政治的発言はしないように、
とアカデミー協会からお達しが出たのが、
もう40年近く前だ。

今回、アカデミー協会が反トランプと
言われているだけあってか、
こういう流れになったのはとても興味深い。

どこかの国の政府からの圧力なのか何なのか
テレビ局が自主規制をしたりするのとは
ずいぶん違う。


さて、今回アカデミー賞の前哨戦と言われる
他の色々な賞では上記の「ラ・ラ・ランド」と共に、
ほとんどが黒人キャストによる同性愛者の少年を
扱った「ムーンライト」が、
ほぼ互角に作品賞を分け合っていた。

とは言え、「タイタニック」や
「イヴのすべて」(素晴らしい!笑)と並び、
14個のノミネートされた「ラ・ラ・ランド」。
(部門が13部門だったのは、
主題歌賞に2曲ノミネートされたから)

ただ、発表されていくと、音響とか美術とか
編集など、きっと取るだろうと思われているものが
はずれていく・・・。

とは言え、主演女優賞、監督賞、と
大きく流れは「ラ・ラ・ランド」へ。

作品賞については、多くの報道で
ブログを読んでいる方も知っているだろうけれど、
夜の営業まで、まったく結果を知らずに
挑んでいた僕や数人のお客さん
(多くは知っていたようだけど、
黙してくれていた)
話題となったように、前代未聞の
「発表を誤る」というアクシデントに見舞われた。

フェイ・ダナウェイが「ラ・ラ・ランド!!」と
言った瞬間、店内はやっぱりねえ、
という雰囲気になったけれど、
それから「ララ」の3人のプロデューサーが
スピーチをしたあとで、本当の作品賞は
「ムーンライト」だったと発覚。
壇上に上がった「ララ」の関係者も、
会場で知った「ムーン」の
関係者も狐につままれた感じ。

ちょっと胸を打たれたのは、「ララ」の
プロデューサーが、「これは私から発表させてください」と
声高く叫んだことだったし、その後の主演女優賞のエマの
スピーチでも「ムーンライト」は獲るべき作品!と
強く言っていたことだった。

結果的に、去年無視をされたアフリカ系の人たちで
作られ、同性愛者を主人公に置いたこの低予算の
作品が作品賞をとったのは、正解だった。

もちろん「ラ・ラ・ランド」は長く歴史に残る
21世紀のミュージカルだけれど・・・・。

店でやったオスカー・ダービーは、
14部門を当てたアツオ君に。
2位はぐちお、3位はタダシに決定。

楽しい一夜だった。
長い時間、ネットも封印して結果知らずというのは
辛いけれど、来年もみんなで楽しみたい。
いらっしゃれなかった方は、来年こそ、どうぞ。


posted by みつあき at 17:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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