友人でもあるお客さんの事を書いた。
何らかの都合でまったく来なくなってしまうお客さんは
いるだろうし、うちも彼以外にも何人かいる。
しかし、そんな人は他のお客さんや友人たちと繋がっていたり、
どこかで元気であると確信していると
それはそれで安心だったりする。
また、他に楽しめるお店が出来たのか、
それとも2丁目で飲むことには飽きてしまったのか、など
勝手な想像をしていることが多い。
店を始める前から個人的にも食事をしたり、
店のみんなと旅行や海などにも行ったりした仲間だっただけでなく、
周りの誰とも連絡を断っているということがわかったからだ。
もちろん、携帯電話も鳴らしても、メールを書いても
出ないだけではなく、もう繋がれていなかった。
何か事件に巻き込まれたのでは、
一番恐れたのは、鬱にでもなって自殺などと
縁起でもない事まで想像してしまっていた。
入って来たのは、まぎれもなくミチヒコだった。
この1年半、本当に色々あったらしいが、
僕が変に想像したこととはかけ離れた事だったらしく、
少なくとも、以前とまったく変わらななかった。
いや、想像以上にとても元気な状態であり、
みんなが心配していたことも喜んでくれていた。
クローズ時間までいてくれて、
最後に「これからも時間が許す限り、どんどん来るので
見捨てないでね〜」と言うミチヒコは可愛かった。
(50近くになって可愛いというのも何だけど。笑)
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また一緒に飲みたいって言っておいて下さい!
そうなんだ、ついに来てくれたんだ。
みんなと会いたいって言ってたよ!!!