2012年06月20日

旅行記 バルセロナの思い出

前回のサン・セバスティアンに続いて、訪れたのはバルセロナだった。

何しろ、初めてのスペイン。というワケで、行くのなら

マドリッドじゃなく、バルセロナだろう、と。

大体、僕の旅行というのは、基本的に観劇かライブが中心で

(もちろん今回もそうだったのだが)、

そういう意味では、バルセロナはただただ

友人(と言っても、友人の友人であるお客さん)を会うのと、

あとは完璧に観光オンリーという日程。


4泊という中で、サグラダ・ファミリア聖堂、グエル公園から始まり、

カサ・バトリョ、カサ・ミラ、グエル邸などガウディ建築を

隅々まで楽しみ(いちいちため息が出るほど、魅力的だった)、

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ピカソ、ダリ美術館を周り、

カタルーニャ音楽堂からカテドラル、ランブラス通りをぶらつき、

トラ・アグバルや、カンプ・ノウ・スタジアムまで行ったものの、

残念ながらサッカー観ることは出来なかった。

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まあ、そんな観光の日々の中で、

2日目の夜にホテルに迎えに来てくれたKamiraとJanjo。

彼らはうちの店の常連のショウマが

2年ほど前に連れて来てくれたのだ。


Kamiraはフランス系の黒人で、Jaonjoは生粋のスパニッシュ。

あちらの人たちはまず8時から10時くらいまでお酒を楽しみ、

そのあと11時前後に夕食を穫るという話。

で、まずは彼らの行き付けという"People Lounge"というバーに。

店は平日だと言うのに、4,50人の男たちでごった返していた。

ピアノを弾いていたかと思うと、ジャズバラードが流れたり、と

かなりアダルトな雰囲気。

結局、バルセロナは盛り上がるクラブ(っていう歳でもないしね)に

行くこともなく、ここ一軒だったけれど、それはそれで大満足。

それにしても、スペインの人たちは非常に優しかった。

彼ら二人が紹介してくれる人たちは

みんなが素晴らしい笑顔で接してくれる。


優しいと言えば、あちらで道を聞いても

本当にみんなが丁寧に教えてくれるのだが、

ほとんど英語が通じず、それでも動ずることなく

スペイン語でまくしたてるのが、日本人とはまったく違う。


閑話休題。

彼らはその後、海の近くのフィッシュ・レストランに連れて言ってくれた。

魚介類はそれぞれにフライにしたり、炒めたりしていたけれど、

本当に美味しかった。


この翌日は、彼らカップルにもうひと組のカップルが加わり、

二人の住む家で、ごちそうをしてくれた。

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笑いが耐えない食卓。

日本好きな彼らは色々な日本の土産を見せてくれたのだけれど、

驚いたのは、日本のゲイ漫画が、スペイン語に翻訳されていたこと。

そして、あちらの人たちが口を揃えて
「知っている日本語は『Bukkake!!』」
と叫んでいるのには笑った。

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とにかく、今回の旅行で、一番充実して楽しかったのは、
ライブでも舞台でもなく、この2日間であったことは間違いない。
旅でも、何でも、人と触れ合うという事が
何よりも喜ばしいことだと思えた旅行だった。

posted by みつあき at 04:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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