2009年08月10日

求め続ければ、いつの日か

今日の日記を書く前に、
昨日の日記(別れの理由)について、
ちょっとお断り。

基本的に、お店をやっているという意味で、
お客さんのことで、書いたり、
言ったりしてはならない、
という事柄の判断は、僕自身にある。

前にも書いたように、「こんな事、言ったら
書かれてしまうかも・・・」と、お客さん自身を
不安にさせてしまったりすることは、
やはり書くことではない、そう思う。

加えて、みんなが幸せに思えるようなことは
出来るだけ伝えたい、そう思う反面、
ネガティブな事に関しては、書く気も起こらない。

昨日の友人の別れ話に関して、
普通なら日記では触れないでおくところ。
しかし、帰り際に彼から「
僕が前向きに進む」ということが大前提に、
ブログに書いてほしい、という言葉を
もらったので、書かせてもらうことにした。


さてさて、2日前に、15年前に
付き合った元彼が店を
訪ねて来てくれた、という話を書いた。

昨夜は、僕が映画の学校に行っていた時の
同級生の女のコ、フジモト
(とは言え、もうこの歳だから、
今は女のコではありません!笑)が
旦那と来てくれた。

彼女と会うのも、8年ぶりくらいで、
店をオープンしたことを知り、
訪ねて来てくれたのだ。

彼女が来てくれて、開口一番「え〜!
想像していた2丁目のバーとは全然違う!!」

うちは、いわゆる観光バーじゃなく、
一般女性が来てくれても、何も楽しくはない。
基本的には、そんなゲイバーだと
わかって来てくれる分には断ることもない。
(とは言え、女性が来てくれるのは、
月に数名なんだけど・・・。
そりゃ、そうだ。笑)

フジモトは、当時脚本家をめざして頑張っていて、
とびきり明るい彼女のことを
僕は大好きだったけれど、
(もちろん、友人として・・・。)
幾つかの恋愛があっても、な
かなか踏み切ることが出来なかった。

10年ほど前に久しぶりに会った時も、
「私って、欠陥あるのかなあ・・・。」
なんて言っていて、そ
んな事ないよ、と言いながら、
僕もちょっぴり心配していた。

しかし、そんな僕の思いは
余計なお世話だったようだ。
数年後、同じ学校仲間の
同級生の薦めで交際が始まり、
去年、(50を前にして)ウエディング・ドレスを
着ることが出来たらしい。

残念ながら、僕は仕事で挙式に行くことは
出来なかったけれど、
久しぶりに会った彼女は若々しく、綺麗で
相変わらず、めちゃくちゃ明るかった。

幸せになった顔を見るのは、
同性愛者であれ、ストレートであれ、

本当に嬉しいものだ。

いつまでも幸せでいて欲しい。

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GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
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posted by みつあき at 05:19| Comment(0) | 友情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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