2025年04月23日

ビジネスの終焉

ミズタニ君、40歳はとある会社で
営業をやっている。
仕事柄、主に相手は女性らしい。

ここ半年ほど、彼は30歳くらいの女性に
仕事上の提案をし、何度か彼女の
自宅近くの喫茶店で色々話をすることになった。

その女性は、平日はバリバリと仕事している
かなり美しい人で、話し方もとても
理路整然として、理髪そうだったと言う。

ところが、つい先日、打ち合わせに行くと
「こんなこと言うのは、ホントに
失礼なのですが、ミズタニさんは
独身ですか?」と聞かれたそうだ。

「ええ、まあ、なかなかモテなくて」
と笑って冗談っぽく答えたら
「私と付き合ってもらえまうせんか?」
そう言われたらしい。

こんな人なら結婚前提の彼氏はいると
思っていただけに、ミズタニ君は
ちょっと面食らったそうだ。

「いや。ちょっと仕事上の関係なので
お付き合いはちょっと」とか最初は
誤魔化したらしいが、
「私じゃ、物足らないでしょうか」と
めちゃくちゃ積極的だったと言う。

困ったあげく、「すみません。
僕、同性愛者なんです。」と伝えた。

彼女は少し固まって、それから
「そうですか。であれば、お友達の一人として
加えていただけませんか」
と言われたのだと言う。

ミズタニ君は、特に女性嫌いとかでは
ないし、学生時代、女性とも関係はあったが、
面倒なのは嫌なので、その申し出も
丁寧に断ったと言う。

そうすると「すみません。それでは
今までのお話(仕事の話という意味)、
なかったことにしていただけないでしょうか」

再三、通ってこれか、と
公私混同もいい加減にしてくれ、と
叫びそうになったらしいけれど、
まあ、変に面倒になるのも、と思い、
受け入れたのだそうだ。

本当に人生、色々だ。

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posted by みつあき at 18:35| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする