昨夜、ニューヨークから30歳の
ジム君が来てくれた。
僕がミュージカル好きで、カウンター裏に
置かれているブロードウェイの
パンフレットなどを目にし、
「マスターはミュージカル
パンフレットなどを目にし、
「マスターはミュージカル
好きなんですか」と尋ねられた。
コロナ前は年に2度は行っていたと
僕が話すと「実はブロードウェイに出ています」と。
なんと彼は数々のオーディションを受けて
「ハミルトン」のアンサンブルキャストで
1年間、ブロードウェイのステージを踏んだのだとか。
僕が8年前に渡米した時に、
チケットを取るのに物凄く苦労した
大ヒット作だ。
確かにイケメンだし、若いのに
どこかオーラがあり
舞台衣装を着た写真を見させてもらうと、
舞台衣装を着た写真を見させてもらうと、
颯爽とした20代の輝きがそこにあった。
彼は大学時代、エンジニアの勉強をし、
資格も取って、何年か企業で働いたらしい。
ただ、子供の頃から歌やダンスが好きだったから
こちらの道を目指したのだとか。
「ハミルトン」以外のオーディションもかなり
受けているけれど、いつもハードルが
物凄く高いことは言うまでもないようだ。
舞台に出たところで、アンサンブルは
みんな昼間アルバイトをしたりしながら
かなり過酷な日々を過ごしていると言う。
今はオフ・ブロードウェイに出たりしながら
また大きな作品のオーディションに
通っているそうだ。
主役の座を射止めたところで、
そのあと、他の役がどれくらい回ってくるか、
まったくわからない、と言うのは
彼に聞くまでもなく、よく耳にしている。
食べられなくなったら、またエンジニアの
世界に戻ると思うけれど、それまでは
夢の舞台に立ち続けたいと言う。
ネグローニを飲みながら、
ジム君はキラキラと目を輝かせた。
いつの日か、またニューヨークで
彼が出る舞台を観ることが出来るだろうか。
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