2024年12月30日

アンドリューのこと そして2024年最後に

来年の2月から入ってくれる
新しいスタッフのアンドリューが
一昨日、試験的なことも含めて
ひと晩、手伝ってくれた。

アンドリューは、中国の内モンゴルから
10年近く前に日本に来日。
うちの店には、当時のお客さんに、
連れてきてもらったことから
たまにふらりとやって来てくれていた。

思えば、うちのスタッフで
チャイニーズは、レオン以来となる。

それにしても偶然とは恐ろしいモノで
アンドリューが海外旅行に行った時に、
イスタンブールでばったり会ったのが
今、スタッフのヨウだった。

アンドリューからうちの店の存在を聞き、
それからヨウもうちの店に
来てくれるようになったのだが、
二人が再会したのは
つい最近、ヨウが入店した時だった。
なんと8年ぶりくらいらしい。

またそんなヨウが、学生時代、広島の
ゲイバーでばったり会ったのが
今年から店を手伝ってくれているノブだ。

それぞれが店に来てくれるようになり、
そのそれぞれが手伝ってくれる、
なんとも不思議な縁だ、そう思うし、
有り難くも嬉しい。


さてさて、今年も色々なことがあったけれど
明日の大晦日で店は終わります。

例年、僕とタクヤとで大晦日営業をしていましたが、
明日は僕はお休みをいただき、
タクヤとリョウタロウが紅白、
そしてカウントダウン営業してくれます。

ブログも今年はこれが最後になります。

年末になり、色々と面倒なことを書きましたが、
また来年、2025年もなんとか頑張っていきたい、
そう思っています。

皆様にとって2025年も良い年でありますように。

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2024年12月28日

再会

ケンジは僕よりも少しだけ下だが、
30代をよく共に過ごした友人だった。

ただ、25年ほど前に、僕の何気ない言葉が
彼を強く不愉快にさせ、そこから
長い間、絶縁状態になっていた。

何度かここにも書いたけれど、
僕自身、そういうつもりではないのに、
人を苛立たせるだけでなく、
もう許せない、という気持ちに
させてしまうことが何度かあった。

理由がわかることも、わからないことも、
同様なことを繰り返してしまうことに、
落ち込むことも多かった。

それから、15年ほどの間、
ケンジと街やジムなどでばったり顔を
合わせることもあったけれど、
挨拶も会釈をすることもなかった。

しかし、今年の初夏に、なんとケンジが
共通の友人に連れられて店を訪れてくれた。

おそらく一生、会うこともないだろう、
そう思っていただけに、僕も驚きは隠せず、
とても喜ばしく思った。

それから何度か、店に来てくれ、
改めてメールのやり取りも始まった。

そして、暮れも押し迫った昨日、
彼と25年ぶりくらいに、ゆっくりと
食事をすることが出来た。

亀裂が入ってしまった当時のことは
彼からも触れないし、僕も触れない。

当時、何度かメールで謝罪を
したことを理解してくれたのか、
それとも大きな気持ちの変化が
あったのかも知れない。
いずれにしても、大きな気持ちで
許してくれたことは有り難かった。

この25年間の状況を語りながら、
まったく25年前とほぼ変わらない、
そう思わせるくらいの充実した時間を
過ごせたことに感謝したい。

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2024年12月26日

ブログについて

昨日はかなり僕のプライベートのことを
長々と書き綴ってしまって失礼しました。

さあ、また気を取り直して
日々の店でのこと、また
自分自身が感じることなどを
綴っていかなければ、と。


改めて思うのは、こうして毎日、
自分の日記のようにブログを書いて
17年(おそらく正確には2009年
5月くらいからだから、15年)。

拙いながらも日々のことを
反芻しながら書き留めていく、
ということは、自分にとって
良かった、そう思っている。

このブログでは基本的には
あまりネガティブなことや、
お客さんや、その人たちが関わる人が
傷つくようなことだけは
書かないようにしているつもりだ。

書くとしても、少し湾曲したり
本人だとわからないように
書いたりはしている。

ただ、それでも自分が話したことが
書かれたということで
ショックを受けたり、
まさかあのことを、と思われる人も
いらっしゃるかも知れない。

だとしたら、本当に申し訳ないけれど、
店をやり、このブログを書くことで
僕が伝えたいことがあった。


ゲイであることを恥じ、隠してきた
自分の若い頃のように、いまだに
自分は人と違う、ということで
悩む人が少なからずいるだろう。

そんな人たちが、このブログで
人はすべて違う、違っても良い、
ということを知ってもらえれば、
そう思っている。

すべてを受け入れたような気持ちに
なっていた僕でさえ、店をやってから、
想像できないような世界があることを
多々知った。
ゲイ、というだけでなく、そこには
驚くような出来事がある。
驚きながらも、そこにはささやかな幸せや
歓びも溢れていたりする。


昨日書いたような理由で、
僕がいつかボケてしまった時に
これを再び読んで、どれくらい
思い出すかはわからない。

今まではほぼ読み返すこともなかったけれど、
改めて自分の文章を書き直すと共に、
どれほどのことを覚えていて、
忘れているかチェックしようかと
考えたりしているところだ。

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2024年12月25日

おそらく今までで一番長くなってしまうブログです

街は賑やかだったり、
穏やかだったりするクリスマス。
こんな日にどうかと思うけれど、
ちょっとだけ長い私的なブログを。


*********************


僕がガン宣告を受け、手術をして
あれから四半世紀経つことになる。

ちょうど厄年を迎えた時に、
大捻挫をして、松葉杖をつきながら
電話でガンの告知を受けたことも
今となっては、ちょっと懐かしく思ったりもする。


それから20年以上経過していく間、
毎年、人間ドックでは、
身体の隅々まで診てもらい、
ほぼ内臓も問題なく、
自分が言うのもなんだが
健康にはずっと自信があった。

店を風邪をひいて休んだのも、17年間、
今年が初めて、と自慢げに話したものだ。


ただ、ここ数年、
お客さんと話している時や、
うちで家人と、あるいは友人との間でも
いつもならすぐに出てくる
言葉が出ない、ということが
少し気になるようになっていた。

映画監督や俳優の名前の度忘れというのなら
若い頃からちょくちょくあった。
また、携帯や財布を忘れたりということも
たまにあったりもした。

しかし、ごくごく日常的に使う言葉や、
こうして文章を書く際に、
ごくごくつまらない言葉も
「あれ、なんだっけ」と調べることも増えた。
加えて、ジムでロッカーの鍵をつけっぱなしにしたり、
タオルや携帯をジム内に置き忘れることも
多くなった。


そういう現象が気になり出して、
昨年の人間ドックで脳のMRIを撮ってもらった。

左柱中頭蓋窩という部分に「くも膜のう胞」
という液体の入った袋が見られたけれど、
それについては、特に健康には
問題はないと言われた。


そういう折に、アルツハイマーの新薬の治験を
募集していることを知り、今年の夏、
東大病院まで、受けに行くことにした。

万が一のことがあった際に、少しでも
早く治療が出来れば、そんな考えからだった。

しかし、血液検査の結果、
アルツハイマーになりやすいアミロイドが
僕の脳内に検出された、ということがわかった。

そして、僕の遺伝子を調べると、
両親それぞれから
イプシロン4というアルツ発症リスクが
通常の人よりも可能性が12倍高い、
ということも、おまけに付いてきた。

これにはちょっと参った。
DNAについては、どう逆立ちしたところで
変えることは出来ない。


その後、うちの近所にある脳神経外科にかかり、
そこでは細かくはわからないため、
紹介状を書いてもらい、
アルツハイマーで著名な医師がいる、
と聞いた大きな病院で
診断を受けることになった。


僕の脳内のアミロイドが
どれほど溜まっているのか。
それは、それなりに高額なPET検査を
しなければわからないらしい。

最近、ニュースでも告知されている
レカネマブとい認知症に効く薬がある。

それはちょっとした朗報ではあったものの、
医師に寄れば、僕のように
イプシロン4−4という遺伝子を
持っている人間には、
それは勧められないと言う。

かなり脳出血の可能性が高いというのだ。

日本では辛うじて服用するケースもあるけれど、
イギリスなどでは全面禁止で、
これはやめたほうが良い、そう言われた。
それが、ふた月ほど前の診察だった。


数ヶ月後に、何か変化が起こるのか、
それともそれが少しずつの年数に渡って
頭を蝕んでいくのか、
一瞬、恐怖と不安がよぎったりもする。

一生懸命観る映画や読んだ本も
どんどん忘れていくのだろうか。


思えば、コロナ前、うちの店のカフェに
来てくれていた僕よりも2歳ほど上のお客さんが
「言葉が出てこない」と言っていて、
その数ヶ月後、僕の名前や店の名前が
わからなくなっていたことがある。

その後、もうお店にいらっしゃらなくなり、
とても心配をしていた、そんな矢先だった。


ただ、救いは、僕の場合、20代からほぼずっと
ジムに通い、運動を続けたこと、
また、店で日々、色々なお客さんと
会話をしていること。
これはアルツハイマーの発症を
遅らせる可能性も高いようだ。
ただ、朝晩、逆転の生活はそれなりに問題だ
という話も添えられた。


こんな話を公に書いてしまうと、
多くのお客さんや知り合いに心配をかけるし、
何かと気にされるのも
正直どうなんだろうかと思った。


しかし、逆に仕事をやっていて、
何かおかしいと気付かれた時に
ひと声かけていただければ
少しだけ対処できることもあるかも知れない。

また、何かさらに情報を知る人がいれば
教えていただくことも出来るかも知れない。

そういう思いで、今回、お伝えすることにした。


自分で言うのもなんだけれど、
多くの人がそう思っているように、
基本的には楽天的でポジティブなほうだと思う。

67という年齢が、こういう診断を受けることが
決して早いワケじゃないだろう。

改めて、残された人生をどう自分らしく
生きていけるか、それを問われる
診断だったんだろう。

そう思って、日々、謙虚に、楽しく
力強く頑張っていきたい、そう思う。

ともあれ、これからも、よろしくお願いします。

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2024年12月23日

40年来の・・・

今からもう12年ほど前に
こういうブログを書いていた。

http://bar-bridge.seesaa.net/article/275152197.html?1734930256

あれから、サトシは、僕の旧友たちと
一緒にテニスをした帰りなど
みんなで寄ってくれたり、
たまに連絡をくれたりした。

そして珍しく、一昨日、昨日と
続けて2日間やってきてくれた。
それも昨日は17年続いている
彼と一緒だった。

二人で昨日は大掃除だったそうで
実に仲良さそうで、とても
ホッとした。

当時の僕らは、お互いにまだ
2丁目に来たこともなく、
一緒に二人で酒を飲んだ、というのも
30を超えてからだった。

あの頃から40年近く経過したことを
思うと、懐かしくも、それだけ
付き合いが続いているのも嬉しく思う。

最近は酒を飲まない日がないことを
サトシはちょっと反省しているようだし、
僕も自分の健康を考えたりする日々だ。

いずれにしても、店を出す前からの
交友関係も、少しずつ少なくなるだけに
ずっと大切にしていきたい。

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2024年12月22日

臭いの深さ

ヨシノブ 38歳は、以前
ナショナル・ジオ・グラフィック
のある番組で、「3日間着た
Tシャツをジップロックに袋詰めにする。
その臭いを嗅がせて、気にいった臭いの相手
(この場合は男女だったらしい)と
マッチングしてデートする」
という番組を観たことがあるらしい。

そこで、気にいった臭いの相手が
ほぼ人としても愛せる、という
パーセンテージが非常に高く、
ヨシノブは、これこそ、自分が
求めているものだ、そう思ったのだそうだ。

ヨシノブは幼少期から、とにかく
体臭というモノに強く惹かれるらしい。

職場でも、プライベートでも近くにいて
「あ、この臭い、好きだ」と思う人とは
かなり関係がうまく行く。

恋愛やセックスも同じで、
バーなどで横に座ったり、
すれ違ったりする際に
気になるのは相手の臭い。

それは一般的に言う汗の臭いや、
ワキガ、また加齢臭、生乾き
というような強い臭いなどではなく、
いわゆるその人が持つ独特な
体臭に惹かれるのだそうだ。

だから、ほとんど顔や体付きのような
外見で選択する、ということはなく、
だからこそ、いわゆる携帯の
マッチングアプリなどは無理らしい。

それが本人は、決して「臭いフェチ」などと
軽い言葉では言ってほしくないらしく(笑)
彼にとっての「臭い」というモノは
かなり崇高なモノだということだ。

僕としては、始めて耳にしたが、
意外とヨシノブのような人も
多いのかも知れない。

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2024年12月21日

知らない世界の裏側

昨夜来てくれたヨウイチ君は
10年ほど前に、パプアニューギニアに
少し住んでいたことがあったようだ。

あちらのゲイ事情はどんな感じ?と
軽く聞いたところ、
基本的には違法なのだそうだ。

ただ、町のあちらこちらで、ごくごく
普通に男同士の目と目が合い、
性行為につながることが多かったと言う。

ヨウイチ君の最初の体験は、
洗濯機がなく、路上にある水道で
Tシャツを洗っていたら、
「暑いね。ガールフレンドがいるの?」
という問いかけをする20代の青年がいたらしい。

「いない」と言うと
「じゃ、ボーイフレンドは?」
と聞かれ、「いないよ」と言うと
「じゃ、僕をボーイフレンドにして」と
言い寄られたことが始まりだったらしい。

その他、何人もの男たちから
多くの誘いを受け、彼が旅行した他の国とは
まったく違う世界に驚いたようだ。

興味深いと思って調べてみると、
あちらの山岳地方にあるサンビアで
7歳になる男児は、
「男らしく強くなるために」と
成人男性の精液を大量に飲ませられるらしい。
これは、かなり有名な話のようだ。

だから男同士のオーラルセックスは
当たり前で結婚してからも、
そういう関係は続いていて、
それを誰かに嫌悪されることも少ないと言う。

そのせいなのか、非常に穏やかで
笑顔に満ち溢れた民族なのだそうだ。
ゲイ的なファンタジーとして
なんだか唸らされた。

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2024年12月20日

自分の中のバランス

昨夜古い友人のトモアキに連れられて
来てくれたスグル君は
ゴーゴーボーイをたまにやりながら
小説を書いている26歳だそうだ。

幼少時、水泳をやっている年上の人を
見て、ドキドキしていた頃から
ずっとかっこ良い身体に
憧れていた。

とは言え、どちらかと言うと、陰キャラで
ずっと家にこもって文章を書いていたのが
地方都市にいた中学、高校時代。

その頃の写真を見させてもらってけれど、
ボサボサの髪の毛にメガネをかけて、
全体的にもかなり細いイメージだ。

それから色々な賞に応募して、
二十歳の頃に、小説の賞をもらえて、
本格的に作家を目指しているのだと言う。

と同時に、2丁目に出てくるようになり、
とあるお店のマスターに、
モテたいのなら、きちんと
身体を作って、頑張れと言われた。

賞をもらったと同時に始めた
筋トレは、スグル君を見違えるように
変化させたようだ。

確かにここ3年、あらゆる人から
声をかけられ、ゴーゴーまで誘われた。

楽しくしているつもりだけど、
それでもどこか自分自身の
引きこもりで物静かな面が
「それでいいのか」と自分を引っ張る。

確かに、ゲイの世界に入ってから
すっかり文章力も落ちたような気もすると言う。

どちらもバランス良くありたい、
そう思う、まだまだ若い26歳だった。

素敵な30代、40代になりますように。

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2024年12月19日

30代、40代からのリクエストは

一昨日31歳になったソウタ、
そして昨日40歳になったフウマ、
それぞれがバースデイということで
二人の聴きたい音楽、というのを
昨夜はどんどんかけることにした。

面白かったのが、この二人、
年上が好きなせいなのか、
かなり古い曲を知っている。

特にソウタは、ちあきなおみの大ファン、
彼女の曲を次々とかけたあと、
いしだあゆみやら、佐良直美、
伊東ゆかり、など、僕が子供の頃の
60年代歌謡を聴きたがる。

これは彼のお母さんの好みだったそうだ。

さて、フウマと言えば、
松田聖子が大好きなのだそうだ。
ただ、多くのゲイのファンのように
コンサートを観に行くこともなく、
リアルタイムはもちろんあまり知らず、
二十歳を過ぎた頃に、初めて
「渚のバルコニー」を聴き、
その後、「Pinapple」という
アルバムに度ハマりしたようだ。

このアルバムは僕自身も、
20代前半の時にカセットに入れ持ち歩き、
海に向かう電車の中でウォークマンで
聴いていた思い出がある。

その後、フウマが好きな渡辺真知子を流し、
フウマの彼氏のリクエストで竹内まりあを
流したら、隣にいたロンドンから
来てくれた若い二人が大盛り上がりだ。

そう、ここ数年、海外のZ世代を中心に
日本の70年代、80年代のシティポッピが
大流行なのだ。
そう言えば、今年行ったポルトガルでも
よく流れていた。

ネット時代になって、音楽シーンも
大きく変わっている。

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2024年12月18日

規律と自由

オランダから来てくれた
アルベルト君32歳は初の日本。

とにかく街の綺麗さ、人の優しさ、
穏やかさ、そして
ありとあらゆることが守られている
治安の良さに大感動。

半年前にオランダ人のパートナーが
出来たばかりだけれど、
本気で数年後には日本に住みたい、
そう思っていると話してくれた。

アルベルト君の近くに座っていた
ハットリ君、27歳は親御さんの事情で
カナダからの帰国子女。

小学校高学年まであちらに住んでいたけれど、
こちらの学校に転校して驚いた。
教室では「起立、礼、着席」から
運動場では「前へならえ、気をつけ、休め」
という号令があることだった。

まるでこの時代に何故、小学生が
軍隊のようなことをしているのか、と。

逆にあちらの小学校では、
簡単な政治の話をしながら、
生徒それぞれに、何が正しいと思うか
とことん考えさせられる。

だから中学校くらいになると、
自ずと自分の政治的意見を持つらしい。

そしてデモに参加する理由で
学校を休むことも出来るらしく、
彼の同級生はゲイが参加する
プライドパレードで休校した、
と連絡が来たらしい。

規律がどこに必要で、
自由はどこまで許されるのだろう。
色々と考えさせられる会話だった。

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2024年12月16日

米軍ホテルの思い出

昨夜はアメリカ人のかなり身体の大きな
マッチョな若者が来てくれた。

よくよく聞いてみると、
国内の米軍基地に滞在する
空軍兵のジョン君ということだった。

彼は兵役に入る時にも
ゲイだとカミングアウトしてから
入隊したらしく、軍内でも
多くの人が知っていると言う。

大っぴらには差別のようなモノは
ないけれど、おそらく裏では
何らかのことを言われていると思うようだ。
でも本国には恋人もいるし、
自分は気にしないのだ、
そう言っていた。


米軍で思い出したのが、
僕は学生時代、当時赤坂にあった
米軍施設のホテルでアルバイトを
していたことだった。

そこで3年近く働いていたのだが、
当時、軍の施設に入るパスを
持っていたため、あらゆる施設に
入ることが出来た。

横須賀に停泊しているミッドウェイで
ポインター・シスターズを
観たこともあったし、
ホテル内の映画館で、当時は
1年後に公開された「スター・ウォーズ」や
「サタデー・ナイト・フィーバー」を
ひと足先に観ることも出来た。

ボーイとして、ルームサーヴィスを
届けた時に、それこそ黒人のマッチョが
全裸で出てきたこともあり、
まだゲイ的なことを
受け入れていなかった僕は
かなりドギマギした。

思えば、それから8年付き合った
彼女とも、ここのアルバイトで
知り合ったのだった。

あの場所で、もう少し英語を勉強していたら
今頃、字幕なしで映画を楽しんだり、
ヒット曲をソラで聴いたり出来たのに、と
ちょっと残念な気持ちになる。

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2024年12月15日

1+1は何になる?

よく来てくれるナカニシちゃんが
「イケメンでしょ」と行って
坊主頭のマッチョな30代を
連れて飲みに来てくれた。

前の店で隣に座った気に入ったので、
ということだった。

来るやいなやナカニシちゃんは
そのイケメン君に「1+1は?」と
尋ねた。

首を傾げた彼は「2ですよね」と
言ったら、ナカニシちゃんは
「ふ〜む、普通だな。
僕は、1+1は赤!っていう人は
完璧だと思うんだけど、残念!」
と勝手なことを言って笑った。

1+1に関しては、数学の学者が
どう証明するか、という小難しい話を
よく耳にしたりする。
加えて、二進法だと10になる、だとか。

僕なんかはとんち問題かと
思ったりするタイプ。
漢数字の一と+に一を縦に書いて
「王、つまりキング」とか
「単純に1を並べて11かな」と
答えてしまうだろう。

その「赤」という答を出したのは、
どんな人だった?僕がそう聞くと、
「突然何をしでかすか、わからないけれど
めちゃくちゃ面白い奴!」らしい。

突拍子もない答えをする人、
それが魅力的、というナカニシちゃんの
話もわからないことはないけれど、
どこまで頭抜けているのか、
そういう人と付き合ってこなかった僕は
ある意味、興味津々だった。

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2024年12月14日

ゲイアプリ上ではノンケ

モトヒコ 37歳は、ふた月に一度くらい
地方都市に出張があるようだ。

その際の楽しみは、マッチングアプリで
東京では会えない色々な人との出会いだ。

モトヒコ自身、付き合う相手を
探しているワケではなく、
行った先で一緒に食事や
飲みに行くのも楽しい。

さもあらば、エッチな関係
(いわゆるヤリモクと言われる
やること前提の関係)
になることもよくあるらしい。

とは言え、病気も怖いし、
かなり慎重派。

彼は時にはそれ前提でアプリの中で
「男性とガッツリとした
エッチはしたことがないので、
口でやってくれる程度で」というふうに
ハウリング(今すぐ会おうという機能)
を使うらしい。

そもそも、モトヒコは、
ブリーディングという
自分のお気に入りのタイプを
公表していないのだそうだ。

そんなこともあってか、
見ている人たちは、モトヒコを
ストレートかと思って、
驚くほどの人たちから
アクセスがあるらしい。

あまり奨励できるもんじゃないけれど、
安全に、でもエッチを楽しみたい、
というゲイにとっては、
こういうタイプも結構いるのかも知れない。

時代は変化に、おじさんは
付いていけないのだ(泣笑)

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2024年12月13日

ジムでの会話

一昨日だったか、ずっとジムで
たまに顔を見ると挨拶をしていた
同世代の人から声をかけられた。

「よく会うけれど、大体、
この時間ですね」
「あ、そうなんですよ。
この時間は空いてるしいいですね」
ってなラフな会話だ。

そもそも、僕が使おうと思っていた
ウェイトを彼が使っていて、
譲ってくれたことがきっかけだった。
もおう何ヶ月も前だった。

ジムに来ている人だと、こちら(つまり
ゲイ)の人か、ストレートの人か、
結構わかりにくい。

それなりに年配の人でも外見に
気を遣っているノンケの人も多いからだ。

そして、彼は色々な人と笑顔で
話したりしているから、
おそらくストレートだろう、という僕の見解。

その人は「僕はトムって言うのですが、
そちらは?」と聞いてきて
僕は正直に自分の苗字を答えながら
「外国籍の方ですか?」と尋ねると
「いや、海外で暮らしたことがあって、
その時のニックネームです」と。

ふ〜む。してやられた感じだ(笑)

それはそれで怪しいとも思うけれど、
それ以上、変につっこめないし、
それがわかったところで、
どうということではない。

思えば、今のジムなどはあまり
声をかけあったり、話したりはしないけれど、
昔行っていたボディビルジムなんかは
ほぼみんなが色々と会話していた。

そこではほぼトレーニングについてだったり
したけれど、時代は時代だっただけに
「オカマの人とか注意してくださいよ」
みたいなとんでもない会話もあった。

極力、会話などしない、と言うのも
良いだろうけれど、声をかけられて
無視することもないだろうし、
まあ、同世代であれば面倒もなさそう、
と思う気持ちもある。

少なくとも、タイプど真ん中、というような
人ではなかったから、楽は楽なのだけれど。

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2024年12月12日

人生最後の日の年齢は

先週、中山美穂さんが亡くなったことは
大きなニュースとなった。

うちの店でも彼女と同世代から
10歳くらい下の人まで
(つまりうちの店では中心の年代)は
かなりショックを受けていた。

30歳以下の人は、
曲は聴いているけれど
本人を知らないという人も多い。
逆に、僕より上の年代は、
知っている人はそれなりに
知っているけれど、ヒット曲全部は
知らないという声が聞かれた。

54歳での死去、というのは
人生100年と言われる今、
とても若いと思われる。

なおかつ、アイドル時代に
脚光を浴びた彼女だけに
まだまだ若いというイメージも
強いのだと思う。

それを思うと、石原裕次郎、
美空ひばりの両氏が亡くなったのが
52歳だなんて
とても信じられない。

あの時代の人たちは、
老けていたと言うよりも
どれほど大人っぽかったのかと思う。

そう思うと、僕などの年齢で
死んだとて、まったく若くはないのだなあ。

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2024年12月09日

小さいのが好き!

土曜日に来てくれたアキオちゃんは
アソコが極力小さい人が好きなのだそうだ。

基本的に僕自身、あまり大きさや
形にこだわらないほうだけれど、
多くの人(特にウケ体質の人)は、
大きいほうが良いと耳にする。

そもそもゲイの人たちは
身体もアソコも大きい、ということが
男らしさの象徴、そう考える傾向が
強いのかも知れない。

さてさて、アキオちゃんはと言うと
その小さいのを口に含んであげる、
というのが至福の喜びらしい。

それは仮性包茎であろうが、
剥けていようが、
あまり関係ないのだそうだ。

2丁目にあるイベントでは
よく「巨根ナイト」など、デカさを
強調するモノが目に付く。

ところが、アキオちゃんに
聞くところによると
「ウルトラ粗ッ!」という小さな
ペニスを愛でる、というイベントが行われ、
これまたなかなか盛況なのだそうだ。

大きくなって、10cm以下!という人には
500円割引らしく(それを測るのがすごい!)
逆に「巨根認定」を持っている人
(この「認定書」というのも笑える)は
通常料金よりも1000円高いらしい。

と言うことは、全員、見せなければ
ならないっていうことだろうか。
不思議。

いずれにしても、本当に好みというのは
さまざまだなあというのが
いつもながらの感想だ。

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2024年12月07日

虫の研究

初めて来てくれたサダオカ君40歳は
地方にある小さな町で育ったようだ。

そこは野山に囲まれていて
とにかく子供の頃から、
走り回ったいたのだそうだ。

サダオカ君は小さな頃にお母さんが
亡くなり、父子家庭で育った。

お父さんは土木作業員で、
幼少期は毎日仕事場に連れて行って
もらっていたのだそうだ。
そういうことが出来る社会
というのは、地方独特かも知れない。

お父さんの周りの人たちにも
可愛がられ、そういう人たちに
惹かれながらも、
もっと惹かれていたのが
昆虫だったのだと言う。

あらゆる虫を持ち帰っては
自分で色々な食材を与え
育てることに、父親は
微笑んで見ていてくれたのだそうだ。

そんな頃、サダオカ君はテレビで
「さかな君」を知り、僕は
「むし君」になるのだ、
小学校でそう断言していたらしい。

それから、彼のニックネームは
「むし君」となった。

その後、彼は理学研究の理学部まで入り、
虫の世界に没頭する。

何人かの男性と出会ったりもするけれど、
多くの人たちは、そんなサダオカ君に
愛想を尽かして去っていったらしい。

しかし、2年前に同世代のある人と出会い、
彼はそんなサダオカ君をリスペクトしてくれ、
非常に良い関係になっているのだと言う。

虫の話はわからないけれど、
こうしてとことん自分の世界に
邁進している「むし君」こと、
サダオカ君は魅力的だなあ、
そう思った。

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2024年12月06日

旧友との食事

大体、このブログは、営業の翌日、
起きてから伝票を整理して、
昨日、誰とどんな話をしたかなあと
思い出してメモしておく。

それから、外出先で用を済ませ、
店に行く前に地下鉄の中、
もしくは店に着いて食事をしながら
アップしている。

しかし、ここ2日は、両日とも直前に
アップしようとすると
何故か消えてしまう。
(これは今回に限らず、結構ある)
結局、書き直す前にお客さんが来てしまう
という流れで、アップ出来なかった。

過去、そういうことがあり、何度か
途中、保存をする、としていたりも
するのだけれど、たまに忘れた時に限って
こういうことになってしまうのだ。
やれやれ、、、



さてさて、3日前の火曜日は
僕が仕事が休みで、
35年来の旧友マサルと
久しぶりにゆっくりと食事をした。

彼は僕よりも一歳上で、お互い若い頃、
とあるバーで隣り合わせになり、
気が合い、そこから仲良くなった。

そこにまた何人か加わり、
みんなで僕の車で海や温泉に行ったり、
週末にはクラブ(当時のディスコ)や、
2丁目のバーを梯子したりした。

くだらないことで腹を抱えて爆笑したり、
映画や音楽のことで、喧喧諤諤と
議論を交わしたりもした。

お互いに30代後半になり、パートナーが
出来たりで、前ほど会わなくなった。

その後、僕が店を出してから、たまに
覗いてくれたりするけれど、
お酒を作ったり、他の接客も含めると
なかなか以前のように
きちんと話すことも出来ないものだ。

そして、この火曜日。
18時に待ち合わせして、23時くらいまで
家族のこと、体調のこと、
政治や経済のことなどを
これでもかと話した。

若い頃と話す内容はずいぶん違ったけれど、
やっぱり同世代を生きたゲイの友人、
こういう時間は本当に大切だ、
そう思った。

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2024年12月02日

未成年者へのファンタジー

先々週の「報道特集」という番組で、
幼少の男児に10回以上も手を出した
という62歳の彼が、実名、顔出しで
証言をするドキュメンタリーだった。

この人は、中学生の頃に、子供たちが
裸で遊んでいる映画を観てから、
ワクワクする気持ちになったのだと言う。

それから、寝ている男のコの
性器を触ったり、マスターベーションを
教えてあげようというようなことを
繰り返したようだ。

そんな自分に嫌気がさして、
自殺をしようと考えたりもするけれど、
ただその前にもう一度、と
さらに酷い状態へと続く。

その後、ヤケになり、ロープ、
カッターナイフ、ガムテープを準備して、
とある少年をトイレに誘った。

ただ、その子が嫌がって逃げたことから
自分は人を殺しかねない、そう怖くなり、
交番に行き、自主したということだった。

4年の実刑を受け、彼はその後、
反省とこのようなことを繰り返さないために
生活の中であらゆる工夫をし、
同様の加害者へも呼びかけている。

昔、一人のお客さんに同様の悩みを
店で、打ち明けられたこともあった。
ある意味、同じ性的マイノリティに
分類される僕だが、たまたま
成人男性に対してしか
性的興味を持たないだけの違いなのだ。

それはある意味、幸運でもあったし、
彼らに対しては、非常に不憫に思った。

未成年に手を出してしまうことは
絶対あってはいけないけれど、
自分が持つ性癖のファンタジーを
抑えて暮らす、ということは
どれほど辛いんだろう。
そんな思いで番組を見終わった。

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2024年12月01日

キャンピングカーに乗って

昨日、久しぶりに来てくれたシゲル 
35歳はコロナ中に出会った
同年代のボーイフレンドと
二人でキャンピングカーを
買ったのだそうだ。

車の運転が好きで、なおかつ旅行好き。
二人はこれで日本中を旅して回る。

シゲルはコロナ禍で仕事が全面、
テレワークになったから、ということと
彼氏は、そもそも自営で、どこでも
出来る仕事だそうだ。

そんなワケで、週に一度は
二人で遠出をする。

地方都市も含めて、あらゆる場所に
RVパークという車中泊が出来る
パーキングエリアがあり、
かなり快適だと言う。

何よりもキャンピングカーを
買おうと言い出したボーイフレンドは
野外でエッシすることが
好きなのだと言う。

誰もいない星降るような草原で
二人だけで楽しむことは
何とも言えない贅沢らしい。

もちろん、キャンピングカーの中でも
ありとあらゆるセックス・グッズもあり、
なんとブランコまで用意してあるとのこと。

どちらかと言うと、料理好きの
シゲルは車の中で色々な
料理を作るのだけが
夢だったけれど、
今ではすっかり屋外のエッチ好き。

ボーイフレンドの策略に
まんまと引っかかったのだそうだ。

いずれにしても、幸せそうな話を
聞かせてくれた。

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