2024年09月21日

お勧め配信ドラマ「フェロー・トラベラーズ」

ゲイとしてカミングアウトしている
ハンサム俳優、マット・ボマー。

彼は、天才詐欺師として主演を演じた
「ホワイト・カラー」で有名になった。

「マジック・マイク」シリーズで
男性ストリッパー、その後「ノーマル・ハート」や
日本では舞台「真夜中のパーティ」として
有名な「ボーイズ・イン・ザ・バンド」では
ゲイとしての自身を、しっかりと見せてくれている。

因みに、「ボーイズ・イン・ザ・バンド」
僕はNYの舞台版で本人を拝ませてもらった。
しょっぱなから鍛えられた体を見せる
ボマーは凄かった。
凄かったけれど、今回、ここで紹介する
「フェロー・トラベラーズ」はさらに凄い。

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8話完結のドラマの中で、
1950年代から80年代までの
ゲイの歴史の中で生きた男を演じる。

若くして、第二次世界大戦の退役軍人で
国務省職員のホークが彼の役。

華々しい政界の裏で、あらゆる男たちと
セックスを愉しんでいるホークが
ある日、敬虔なクリスチャンのティムと
出会う、ということからドラマは始まる。

共和党員のマッカーシーの赤狩りで
ゲイも迫害され、逮捕者まで出る中、
クローゼットで結婚までしてしまうホークと
同性愛は罪だと苦しむティム。

ここで出てくる悪徳弁護士ロイ・コーンは
「エンジェルス・イン・アメリカ」などでも
有名なクローゼット・ゲイであることも
興味深い。

ベトナム戦争が起こり、反戦運動の中で
黒人の記者とダンサーのゲイなども含め、
世の中がエイズ時代になり、強く
ゲイバッシングへと変化する。

ドラマは、主演の二人がそれぞれどういう
人生を歩み、どのような変化を遂げるか、
というところが描かれる。

ただ、このドラマはかつて観たことのないような
男同士の性描写がふんだんに盛り込まれていて
正直、ここまで見せてやりきって、大丈夫か?と
思うほど。

いずれにしても、見どころたくさん。

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posted by みつあき at 19:14| Comment(0) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする