2024年09月30日

人生のターニングポイント

一昨日来てくれたカツトシは、
僕よりも3歳年下だが、
もう35年以上も前からの友人だ。

当時、まだ20代だったカツトシとは
とあるバーで知り合い、その頃、
彼は5年ほど10歳ほど上の人と
オシドリカップルだった。

農家を営む田舎で育ったと言う
カツトシだが、ハンサムなルックスと
垢抜けた雰囲気には僕自身もキュンと
したものだった。

当時、車を乗り回していた僕は
彼を伴って、深夜0時から始まった
井上陽水のコンサートや、
逗子までユーミンを観に行ったり、
六本木のクラブ(当時はディスコ)まで
繰り出したものだ。

その後、彼は前の彼と別れ、
新しいパートナーを見つけ、
二人で最近まで長く事業などをしていた。
ただ1年ほど前、その関係にも
終止符を打ってしまったようだ。

日本のみならず、海外でも華やかな生活をし、
セックスライフも楽しんできたカツトシ。
自分でもあの頃、よく
性病にもならずに遊んでいた、と笑う。

今でも、テニスにジムと
まったく元気だけれど、
老後の貯蓄もそこそこ溜まったので、
田舎に帰ってのんびりしようか、
そう呟いた。

僕自身は、両親も亡くなり、
帰る田舎もない、ということも
あるけれど、まったく東京から離れようと
思ったこともない。
この年齢になると、それこそ
人生の最終的な分岐点になるのかも知れない。

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2024年09月28日

イランの血を引いて

カミール君、24歳はイラン人のお父さんと
日本人のお母さんに間に生まれ、
イランに8年、アメリカに4年、あとは
日本で暮らしていたらしい。

彼のお父さんは、1990年代後半に、
日本に移民としてやって来て、
お母さんと出会い、結婚したそうだ。

確かにその時期、都内の至る所で
イランの人たちの姿を見た覚えがある。
カミール君は、そういった
彼らの中の一人の息子だった。

カミール君はゲイであり、アメリカで
知り合った日本人とのハーフの恋人と
日本でこの3年付き合っている。

イランで過ごしていた中学、高校時代、
教えられる内容はほとんど日本と変わらなかった。
ただ、そういう中で、コーランや
イスラムに関しての徹底的な授業と
その裏で行われている同性愛者や女性への
差別に関して、いたるところで耳にしていたらしい。

カミール君の父親が、なんとなく彼自身、
男性に興味を持っていると感じたのか
「イランでは、同性愛は死刑になる、キスや抱擁を
しただけで、何十回もの鞭打ちがある」
と、心配をして、絶対男に手を出すな、
何度もそう言われ続けたと言う。

しかし、子供の頃から男性にしか性的興味を
持てなかったカミール君は、
その後アメリカの大学に
入学し、同性愛が決して異常では
ないことを初めて知ったのだと言う。

それがほんの6年前のことだった。

カミール君は日本の同性愛についても
かなり勉強をしていて、日本のゲイは
昔「鶏姦」(けいかん)と言われていたこと
知っていましたか?と言う。

明治初期には、日本でも9年ほど
違法であったこともよく調べていた。
ただ、その当時は、肛門性交に関してのみ
厳しく罰せられたらしいけれど、
今のイランよりはずっとましだったと。

多くの外国人の人が店に来てくれるたびに
ゲイに対しての各国の違いを耳にするけれど、
改めてイランの現状をきちんと
当人から聞いたことは初めてだった。

世界の中で、同性同士が愛情を持ったり、
セックスをしたりすることは、まだまだ
オープンなことではないのだ、
改めて自分たちが持てる自由を強く感じた。

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2024年09月27日

This is my husband

有難いことに、うちの店にはあらゆる国から
週、5組から10組近くの外国人の
お客さんが来てくれる。

そして驚いたことに、おそらく
その半数か、それ以上がカップルだったりする。

そしてその中でも同性婚している人も
多かったりする。
先日、来てくれたサンフランシスコからの
カップル、そして同日、ルクセンブルクと
エストニアのカップルは、時間帯は違いながら、
それぞれに"This is my husband"と
紹介してくれた。

日本では、仮にストレートが
奥さんと飲みに行ったりしても、
見知らぬ人や、その店の人に
「これ、うちの奥さんです」なんて
なかなか紹介しないものだ。

いつの日か、日本でも同性婚が
通ったとしても、日本人気質として
「あ、彼、僕の旦那です」とは
やっぱり言わないような気がする。

それは、海外の風習からなのか、
それとも、色々な苦難を乗り越えて
結婚に漕ぎつけた、
というプライドなのか。

エストニアは今年の1月に制度が
決まったばかりなのだと言う。

5日前には、タイがアジアで台湾、
ネパールに次ぐ3番目の同性婚が
通った国として発表された。

日本で、いつか「これ、僕の旦那です」
と言う人たちが出てくるのだろうか。

夫婦別姓でさえ、決意できない国だし、
そもそも、ゲイ当事者が世界の中でも
同意していない人が多いとされる日本。

世界基準である必要もなく、
日本は日本でのやり方がある、
そんな声も大きい。

僕個人としては、少なくとも
(選択的夫婦別姓同様)したい人が
自由に出来る流れになれば良い、
そう思っている。

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2024年09月25日

夏の終わり 地方のジムで

よく来てくれているミツハル 50歳が
前回の連休で地方都市にある実家に
帰ったそうだ。

そこで自分が都内でも入っているジムに
行ってみた。

実家から電車を乗り継いで30分くらい
ある、ということで、今回が初めてだった。

休みの日の夕方とあって、そこまで
混んではいなかったけれど、
割腹が良く、自分より少し年上だろう
男性と目が合う。

ミツハルはどちらかと言うと締まった
筋肉質の歳下が好きなので、特にそれ以上
目で追うこともなく、トレーニングを
していた。

しかし、なんだかんだとそばに寄ると
その彼がちょっと覗き込むような顔を
して、ちらちらと見る。

なんか嫌だなあと思いながら、
その彼の目をしっかりと見て
拒否感を示そうとした時に
「やっぱり、そうだ。ミツハルだろ?」と
彼が言葉を発した。

最初、まったくわからなかったが、
なんと、小学校5年、6年と
同級生の一人だった。

40年近くぶりだったけれど、
カツヤという名前もよく覚えている。

「おお!お前、ここのジムに入ってるの?」
そう聞かれ、「いや、東京で暮らしていて、
今、里帰りなんだ」そう言うと、
「おお!そうか、そうか。
どおりでまったく見ないと思った。
って言っても、俺もこの腹だし、
嫁から逃げるために、月に二度くらいだけど」
と笑いながら
「よし、飲みに行こう!」と元気がいい。

誘われるままに、カツヤの常連の居酒屋に
彼の車で行く。帰りは代行を頼むから
大丈夫!と笑うカツヤは、よくよく見ると
子供の頃と変わっていなかった。

ただ、どう見ても東京にはいない
いい歳の髪の毛もうっすらと禿げた親父だ。

飲みながら「お前、嫁さんは?子供は?」と
「仕事は何してる」と矢継ぎ早に聞いてくる。

仕事のことはともかく、友人にも会社の
女性一人しかカミングアウトしたことない
ミツハルは「いや、独り身だよ」と誤魔化す。

「東京ならいい女、いっぱいいるだろう。
お前、モテそうだからなあ、
一生遊んで暮らす気か?」などと
ズケズケ入ってくるけれど、
彼は彼で数年前にガンを患い、
そのことでちょっと奥さんと
うまく行っていない、そう語った。

そう言う流れで、一瞬、ミツハルも
カミングアウトしようかとも思ったけれど、
もう何十年も会っていなくて、これからも
どれくらい会うかもわからないから
今回はやめておいた。

最近、男と別れたばかりだったということもあった。

ただ、次に新しい男でも出来たら、
こいつには話せるかも知れない。
ミツハルは初めてそう思ったそうだ。

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夏の終わり 地方のジムで

よく来てくれているミツハル 50歳が
前回の連休で地方都市にある実家に
帰ったそうだ。

そこで自分が都内でも入っているジムに
行ってみた。

実家から電車を乗り継いで30分くらい
ある、ということで、今回が初めてだった。

休みの日の夕方とあって、そこまで
混んではいなかったけれど、
割腹が良く、自分より少し年上だろう
男性と目が合う。

ミツハルはどちらかと言うと締まった
筋肉質の歳下が好きなので、特にそれ以上
目で追うこともなく、トレーニングを
していた。

しかし、なんだかんだとそばに寄ると
その彼がちょっと覗き込むような顔を
して、ちらちらと見る。

なんか嫌だなあと思いながら、
その彼の目をしっかりと見て
拒否感を示そうとした時に
「やっぱり、そうだ。ミツハルだろ?」と
彼が言葉を発した。

最初、まったくわからなかったが、
なんと、小学校5年、6年と
同級生の一人だった。

40年近くぶりだったけれど、
カツヤという名前もよく覚えている。

「おお!お前、ここのジムに入ってるの?」
そう聞かれ、「いや、東京で暮らしていて、
今、里帰りなんだ」そう言うと、
「おお!そうか、そうか。
どおりでまったく見ないと思った。
って言っても、俺もこの腹だし、
嫁から逃げるために、月に二度くらいだけど」
と笑いながら
「よし、飲みに行こう!」と元気がいい。

誘われるままに、カツヤの常連の居酒屋に
彼の車で行く。帰りは代行を頼むから
大丈夫!と笑うカツヤは、よくよく見ると
子供の頃と変わっていなかった。

ただ、どう見ても東京にはいない
いい歳の髪の毛もうっすらと禿げた親父だ。

飲みながら「お前、嫁さんは?子供は?」と
「仕事は何してる」と矢継ぎ早に聞いてくる。

仕事のことはともかく、友人にも会社の
女性一人しかカミングアウトしたことない
ミツハルは「いや、独り身だよ」と誤魔化す。

「東京ならいい女、いっぱいいるだろう。
お前、モテそうだからなあ、
一生遊んで暮らす気か?」などと
ズケズケ入ってくるけれど、
彼は彼で数年前にガンを患い、
そのことでちょっと奥さんと
うまく行っていない、そう語った。

そう言う流れで、一瞬、ミツハルも
カミングアウトしようかとも思ったけれど、
もう何十年も会っていなくて、これからも
どれくらい会うかもわからないから
今回はやめておいた。

最近、男と別れたばかりだったということもあった。

ただ、次に新しい男でも出来たら、
こいつには話せるかも知れない。
ミツハルは初めてそう思ったそうだ。

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2024年09月23日

誕生日の夜

一昨夜から昨夜にかけて、
僕の誕生日、ということで
スタッフやお客さんに有り難く
祝っていただいた。

うちの店は、僕やスタッフの誕生日を
お客さんに大々的に宣伝をして、
バースデーイベントはやらない、
ずっとそうだった。

とは言え、スタッフも日にちが近ければ
内輪でおめでとうを伝えたり、
ささやかなお祝いはしたりする。

バースデーに限らず、
スタッフなり、お客さんなりの中で
常に僕が年齢的に一番上、ということになり、
ついつい気恥ずかしくなってしまったりもする。

若い頃の誕生日には、次の年代になると
どうありたいか、どう成長し、変化するか
そんなことを考えたりしていた。

最近はついつい来たりくるゴールを
考えずにいられなくなる。

とは言え、まあ、出来ることを、出来る限り
やることしかないのだ。

みんなの優しい笑顔に包まれて、
改めて腹をくくった67歳だった。

お祝いしてくださった方々、
ありがとうございました。
posted by みつあき at 18:54| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月22日

ゲイのセックスってなんだろう

今日はちょいとエロに関しての話。
興味ない人はブッチしてください。



38歳のササオ君が先日、マッチングアプリで
出会った人と、お茶を飲んだらしい。

「俺、どうですか?」と相手が聞くので
「写真で見たと変わらず良いと思います」と
ササオ君。

「俺も君のことめちゃくちゃタイプです」
相手もそう言ってくれたらしい。

で、お互いの趣味や、仕事についての
話をしようとすると「ってか、アプリでは
書いてないかったけど、タチ?
それともウケ?」と聞いてきた。
よくある質問だ。

「あ、僕、基本的にケツはやらないんです。」
そう言うと「え?セックスはしないってこと?
バニラ???」と言われて
「いや、それ以外はするんですけれど、
掘ったり、掘られたりはちょっと」

ササオ君がそう言うと
「あ、バニラなんだね。話にならない。
帰ります。」とカフェを出て行ってしまった。

ササオ君の経験上、こういうことは
よくあるし、それで今さら落胆したり、
落ち込んだりしないけれど、
そもそも、そういうことを
きちんとアプリ上で書かないことが
問題があるのだろうかと悩む。

でも、ササオ君の場合、それ自体が
それほど問題でないから
わざわざ書いていない。


店にいた数人は「そりゃ、バニラならバニラ
って書いたほうがいいよ。時間も無駄になるし」
と言っていた。


以前にも何度かここで書いただろうけれど、
80年代から90年代にかけて、僕らの
若い頃は、まずタチウケを尋ねることは
なかった。

まずアナルセックスをする、という人が
今ほどはいなかったような気もするし、
当時、ウケたい人も「女性的」だと
思われることを嫌がって
言わなかった人がいたのも確かだ。

とにかく、ルックスやフィーリングが合って、
それでベッドインをしてから、お互いに
特に掘る、掘られるということなく、
攻め合ったり、感じたり、ということだけで
満足をしていた時代だった。

そんな話をすると「じゃ、
中でイカなかったのですか?」とか
「ひょっとして最終的には
手コキなのですか?」などと言われる。

まあ、それでも色々なパターンがあり、
楽しむことは出来た。

ササオ君のような人もいまだに
少ないながらにいるのかも知れない。
気持ちの良さはそれぞれなので、
何かに合わせることもなく、
追求する部分は追求しながらも
自分なりの満足感を得られれば良い
僕はそう思う。

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2024年09月21日

お勧め配信ドラマ「フェロー・トラベラーズ」

ゲイとしてカミングアウトしている
ハンサム俳優、マット・ボマー。

彼は、天才詐欺師として主演を演じた
「ホワイト・カラー」で有名になった。

「マジック・マイク」シリーズで
男性ストリッパー、その後「ノーマル・ハート」や
日本では舞台「真夜中のパーティ」として
有名な「ボーイズ・イン・ザ・バンド」では
ゲイとしての自身を、しっかりと見せてくれている。

因みに、「ボーイズ・イン・ザ・バンド」
僕はNYの舞台版で本人を拝ませてもらった。
しょっぱなから鍛えられた体を見せる
ボマーは凄かった。
凄かったけれど、今回、ここで紹介する
「フェロー・トラベラーズ」はさらに凄い。

IMG_9558.jpegIMG_9557.jpeg

8話完結のドラマの中で、
1950年代から80年代までの
ゲイの歴史の中で生きた男を演じる。

若くして、第二次世界大戦の退役軍人で
国務省職員のホークが彼の役。

華々しい政界の裏で、あらゆる男たちと
セックスを愉しんでいるホークが
ある日、敬虔なクリスチャンのティムと
出会う、ということからドラマは始まる。

共和党員のマッカーシーの赤狩りで
ゲイも迫害され、逮捕者まで出る中、
クローゼットで結婚までしてしまうホークと
同性愛は罪だと苦しむティム。

ここで出てくる悪徳弁護士ロイ・コーンは
「エンジェルス・イン・アメリカ」などでも
有名なクローゼット・ゲイであることも
興味深い。

ベトナム戦争が起こり、反戦運動の中で
黒人の記者とダンサーのゲイなども含め、
世の中がエイズ時代になり、強く
ゲイバッシングへと変化する。

ドラマは、主演の二人がそれぞれどういう
人生を歩み、どのような変化を遂げるか、
というところが描かれる。

ただ、このドラマはかつて観たことのないような
男同士の性描写がふんだんに盛り込まれていて
正直、ここまで見せてやりきって、大丈夫か?と
思うほど。

いずれにしても、見どころたくさん。

Amazon Prime Pramaunt +か、
wowowでどうぞ。

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posted by みつあき at 19:14| Comment(0) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月20日

Bridge 17周年

我が店、Bridgeは本日、2024年9月20日で
ちょうど、17周年を迎え、18年目へと
突入します。

当時、二十歳そこそこだった人たちは
もう40歳を迎えようとし、
50歳直前でオープンした僕自身、
もう70歳を目前に控えるなど
夢にも思っていませんでした。

これはひとえに長く来てくださっていたお客様、
そして総勢80人以上にもなるスタッフの
賜物だと思っています。

ここ5年は、コロナに寄って
随分、店の流れも変わっていきました。

この間に、すっかり離れてしまったお客さんもいれば、
ずっと来続けていただく方もいる。
そしてここ1年2年で毎週のように来ていただく人、
加えて、Googleなどで知った海外からの
お客さんたちも増えた。


少し先になりますが、17周年のパーティは
従来続けたモノよりも、シンプルに
(ただ、エスムラルダのショウはいつもながら
健在です!)、厳かに行います。

お友達など連れ立って、お越しいただけるよう
スタッフ一同、お待ちしています。

flyer_240906.jpg


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posted by みつあき at 13:47| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月18日

愛しのモンゴル

学生時代や仕事で海外滞在も
長かったオサム 31歳はこの夏、
初めてモンゴルに行ったらしい。

オサムは首都ウランバートルに2日、
そこから車で行ったのが、いわゆる
多くの人が草原や馬を思う
内モンゴルの小さな街。

そこは旅行会社が勧めてくれた
ポストファミリーがいるところで
大家族が、大きなゲル(テントの
ようなモノ)の中で生活している。

ガイドの運転手の人は、そこまで
送ってくれると、すぐにウランバートルに帰る。
オサムは電波もなく、言葉も通じない
そこで3日間、暮らさなければならなかった。

10平米ほどの広めの仕切りもない部屋に、
15人くらいの家族が住んでいて、
そこにオサムは通された。

この家族構成も、誰が祖父母で誰が父母、
そして兄弟なのか夫婦なのか、
言葉が通じないので皆目わからない。

英語のワンツースリーもハローも通じず、
とにかく手振り身振りで伝えなければならない。

作ってくれる食事も、ほとんど
食べたことがないような羊の肉を
使ったモノが多かったようだ。
トイレは、屋外に昔の和式トイレの
ようなモノで、冬なら出ていくのが寒いだろう。

虫や家畜もたくさんいて、東京から行くと
決して清潔とも言えない生活。

ただ、満点の星空や、どこまでも続く高原、
そして家族の笑顔やもてなし。
オサムは行って良かったと言う。

ウランバートルでオサム行ったというゲイバーは
実はうちのお客さんだった人が営業している。
楽しかったけれど、オサムいわく、
モンゴルはゲイよりも、ストレートの
人たちのほうがカッコ良かったと。
(あくまでもオサムの私見)


うちの店にも、そのゲイバーオーナーも
含めて、モンゴルからのお客さんや
古い友人も何人か来てくれている。

僕も一度は、と思いながら
まだ行けていない。
そんなこと言っていると、なかなか
行けない国も増えるので、行かねば国の
チェックリストに入れておこう。

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2024年09月16日

SNS時代のWARNING

昨日の深夜、来てくれたサチオ君が
「マスターって、本名を全面的に
オープンにしていますね。
このSNS時代に大丈夫ですか?」と
尋ねられた。

思えば、店を出す前にやっていたmixiなどでは
僕もハンドルネームを使っていたりしもした。

その頃は、家族や友人たちには
すでにカミングアウトもしていた。
ただ、当時の職場には特にオープンには
していなかった。

だから、ハンドルネームか、と言われると
そうでもなく、mixiの場合、おそらく
本名で投稿している人はいなかった
そう思っていたからだ。
(いたのかな、一部には。。。わからん。笑)

確かに、僕がゲイであることが公になる、
ということよりも、今やストレートであれ、
何が起こるか、わからない世の中だ。

だから、サチオ君が心配するように、
本名のフルネームを提示することは
あまり薦められることではないんだろう。


店を始めて17年(あと4日で18年目に!)
その間に、僕自身は本名だということも含めて
嫌な思いをしたことはまったくなかった。

特に親しくもない映画関連の
仕事関係の人に、突然
「ゲイバー、やられているんですね」と
言われて、驚いたことはある。
おそらく、僕の名前を検索したんだろう。

ただ、僕自身、自分の名前に検索をかけたり、
5ちゃんねる的な(今でも健在なんだろうか。
それすらわからない)匿名掲示板など
一切見ない、と決めている。

僕はまったく著名人でも有名人でもないから
そこまでもないだろうけれど、
知られた名前を挙げて、叩かれる事実は
ニュース等でよく目にする。

言われもないバッシングを目にして、
傷ついたり、
メンタルを病んでしまったり、
果ては自分の命を落とす人もいることは
僕だってよくわかっている。

僕があと20歳ほど若ければ、
そういうことも気になって
目を皿のようにして見たり、
何かあったら教えてくれ、などと
知人、友人に頼んだりしたのかも知れない。

しかし、今、この年齢になって、
それをわざわざ目にし、ショックを受け、
落ち込んだところで(おそらく僕だって
そうなるはずだ)、そこからは何も生まれない
そう思ってる。

もちろん、実名や、相手がわかる人から
注意を受けたり、意見を言われたりすると、
出来る限り、きちんと耳を傾け、
反省すべきは反省し、謝罪もする。
何かを追求されても、逃げも隠れもしない。

ただ、やみくもにワケのわからない
黒い雲のようなモノに巻き込まれ、
あと何年生きられるか、
わからない人生を決して無駄にはしたくない。
そんなふうに思う日々だ。

でも心配してくれたサチオ君の気持ちは
とても嬉しかった。

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2024年09月15日

マッチョなトレーナーの真実

ヤマトは筋トレをずっと続けているけれど、
もう8年ほど前に、2年ほどパーソナルに
付いてもらったことがあった。

自分より5歳くらい若く、凄くマッチョな
男臭いトレーナー。
ただ、普段の会話や有りようからも
90%、ストレートだと思っていた。

ヤマトがパーソナルを辞めて、
少し経った頃に、自宅のPCで
ゲイのエロビデオを探している時に、
なんと彼の出演ビデオを見つけたと言う。

ただし、よくあるように、彼は女性と
セックスをし、カメラはその彼の身体を
舐めるように見せる、というモノだった。

驚きとショックの中で、どうしても
見てしまう自分の男の性(さが)に
ちょっと自己嫌悪にもなった。

その数ヶ月後、そのトレーナーの
男との絡み(それも受け状態)を目にした。
ひょっとして、ゲイに目覚めたのかも、
もう会うこともないだろう彼に
少しだけ期待をしたりもしたようだ。

ただ、そんなことから何年も経ったある日、
新宿で、彼が彼女らしき人と手繋ぎデータを
しているのを目にしたらしい。

おそらく、あのビデオは単なる軽い
気持ちで受けたアルバイトだったんだろう。

ヤマトは、安堵のような、無念のような
複雑な思いにかられたと言う。



posted by みつあき at 17:28| Comment(0) | エロティック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月14日

地方都市での出会い

年上好きなエイジロウ40歳は、
つい先日マッチングアプリで、地方都市の
55歳の人に会いに行ったらしい。

やり取りは1年ほど前からあり、
それほどマメに連連をしていた
ワケではないけれど、
たまたまその地方に仕事があり、
エイジロウは週末にかけて
休みを取ったらしい。

その相手は地方の新幹線の駅まで
車で迎えに来てくれて、
とりあえずお茶でも、ということになった。

実際、写真よりも良い男で、
口数も少なかったが
車の運転も丁寧で。
エイジロウはついついキュンと
してしまったようだ。

ただ、彼はずっと田舎暮らしのため、
付き合った経験もなく、
ゲイの友人もまったくいないと言う。

アプリを始めたのは、ここ2年ほどで
それで会ったのは3人ほどだと言う。
さすがにエイジロウも
それ以上は、詳しく聞けなかったらしい。

趣味は釣りと写真を撮ることだと言う。

エイジロウは、釣りはまったくしたくことがなく、
いつか連れて行ってほしいと言うと、
「いや、釣りはひとりでするものなので」
と言われたと言う。

「じゃ、今度写真を撮ってもらえますか」と
言うと、「人の写真は撮らない」
そう言われたようだ。

こりゃ、ダメだと思っていると
「飯、作るので、今日、うちに泊まっていくか」
と言われる。翌日が日曜日だったし、
万が一の時に、と泊まれる準備はしていた。

食事は魚や煮物、漬物や味噌汁など
ほぼオシャレとはほど遠いけれど、
すべてが美味しかったようだ。

それほど期待しなかった夜の営み(笑)も、
バニラだったけれど、その人らしい
優しさに包まれた行為だったと言う。

東京に戻ってきてから、何度か連絡を
したものの、この1年と変わらず、
相変わらず淡々とした返信だ。

距離もあるし、付き合える訳ではない、
そうわかっていながらも、
エイジロウは悶々とした日々を
送っているらしい。
posted by みつあき at 19:16| Comment(0) | 出会い系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月13日

仕事での服装

技術系の仕事をしているトシヒコだが、
最近転職したばかり。
基本的にデザインから完成品のモデルを
作るまで、を何人かのグループで
やっている、というのは前職も同じだ。

ただ、前職はポロシャツやTシャツ、
デニムやハーパンなどでも良かったが、
今回の職場は、まるで営業の人間のごとく、
襟付き長袖シャツにスラックスらしい。

仲間と話し合ってアイデアを練ったりするのに
何故、この格好なのか、てんでわからない。

加えて、基本的に髪の毛、髭などは
特にお咎めはなかったけれど、
先日、いきなりお客さんが覗きに
来るので、髭を剃ってくださいと
言われたらしい。

仕事で上から言われることに
反発したり、文句を言うタイプではないけれど、
こういうことってパワハラの
ひとつなんだろうかと。

僕は過去の仕事でも、かなりラフな
格好しかしてこなかった。
そのせいか、こういう事が
パワハラに当たるかはわからないけれど、
個人的に身だしなみの
ルールから外れなければ良いとは思う。

とは言え、そこにこだわってしまい、
あとあと嫌な思いをするのも
やはり厳しいのかも知れない。
サラリーマンは大変だ。
posted by みつあき at 18:13| Comment(0) | 職場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月12日

団体派?それとも個人派?

時には半年に一度、来られる時は
月に1、2度来てくれるスポーツマンの
シュウゾウが昨夜もふらりと来てくれた。

シュウゾウは、高校時代、バレーボール、
大学時代、ラグビーをやっていて、
2丁目に来てから、それぞれの
ゲイチームに所属した。

そこではそれぞれに色々なことがあった。
シュウゾウいわく、これはたまたまで、
何のスポーツが、とか競技が、
ということじゃない、そう前置きをしてから
話し出してくれた。

とにかくバレーチームの時には、
時間に遅れてくる人も結構いて、
人の好き嫌いを言う人も多く、
とにかく統制が取れなくて、
辟易することが多かったのだと言う。

ラグビーチームは、ほぼそんなことは
なかったけれど、逆に負けん気が強い
という人が多かったらしい。
結局、俺についてこい、と言うような
ふた組に分かれて分裂。

シュウゾウは、結果的にどちらからも
手を引くことになった、と。

いずれにしても、団体競技というのが
僕自身、苦手で、人の失敗もそうだし、
自分の失敗で迷惑をかけたりして
落ち込む、ということが若い頃は
目に見えていた。

だから、一対一の剣道や、
黙々と一人でやる水泳や、マラソンを
選んでやっていたのだと思う。

ただ、オリンピックなどを観ていると、
そういう個人的な感情を超えたチームワーク、
負けた時の悔しさや、勝ち得た時の
喜びを分かち合う、というカタルシス。
これは何とも言えないモノだと
いうことも理解できるし、
若い頃、本当に憧れてもいた。

今の仕事は、その双方があったりするから
なんとか自分のバランスを取ろうと
試みているのかも知れない。

若い頃に、どんな競技や趣味を選ぶか、
それはそれぞれの人生の方向性を
決めたりするのだろうと
今になって思う。

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posted by みつあき at 18:01| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月11日

性依存の悩み

初めて来てくれたアツノブ君は26歳。
彼は、二十歳の頃から
マッチングアプリを使いはじめ、
過去、多くの人たちと会った。

会った、と言うよりも、やった、
と言うほうが近かったです、
アツノブ君はそう言う。

そもそも、恋人を探そう、そう思って
始めたアプリだけれど、
会う人、会う人がセックスを求めてくる。

最初の頃は、自分の好きなタイプ
というのがよくわからなかったし、
ある意味、相手が良ければ
ほいほいと付いて行った。

しかし、学生時代、そんな生活を続け、
いざ仕事を始めると、時間がないから、
なかなかそういうワケにも行かない。

ふと気がつくと、恋愛をしたい、
という気持ちなど、どこかに行ってしまい、
ただ、ただ、日々、悶々とするようになった。

その頃から、仕事でも必要ということで
自宅にパソコンを書い、そこでありとあらゆる
ビデオを観ることを覚える。

SNSも含めて、WEBの世界は、実際
会っていた人たちよりもずっと
魅力的だった。

外見や年齢ということだけではなく、
その性的嗜好、というのが深く、
またアツノブ君のフェチをどんどん
追求させ、掘り下げていくようになった。

そして見つけたのが、ビデオチャットだった。
自分が好きなフェチ同志で、
お互いに配信しながらエッチなことを
語り、見せ合う。

どこの誰かも知らない、たまに相手は
顔を見せてくれるが、そうでなくても良い。

彼は仕事から帰ると、弁当を
食べながら、そういう相手を探し、
2時間も3時間も(下手すると
はっと気がつけば、朝方まで)
ウェブから離れられなくなってしまったらしい。

週末などになると、1日中
ずっとパソコンに貼り付き、
何度もマスターベションを繰り返す。

実際人と会ったりするよりも
病気の可能性も低いし、これはこれで良い。
そう思っていたけれど、仕事に行っても、
何をしていても、性的なことから
頭が離れなくなったのだそうだ。
そんな生活が3年ほど続いた。

さすがに彼はこれはまずいと思い、
ネットで調べ、性依存から脱却する
プログラムを受けるように
クリニックに通うようになったらしい。

そこでわかったのは、
とにかく、自分の部屋から出ること、
それも性的なことではなく、
もう少し幅広い趣味を持つこと、
そしてきちんと人と接すること、
それが必要であると気がついた。

うちの店をこのブログで知り、
来てくれたのも、そういうプログラムの
一環だったのだと言う。
ともあれ、好きな人でも、友人でも
良いので、人との関係を作っていくことが
大切なのかも知れない。

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2024年09月09日

肌の色への偏見

アミール君27歳は、お父さんが日本人、
お母さんがインド系というハーフだ。

彼は日本生まれ日本育ちなので
子供の頃から基本的には日本語しか
話せない。

いきなり英語で話しかけられたり、
食事に行くと英語のメニューが
出てきたりするのは
もう慣れたものだと言う。

子供の頃のように、外見で差別されたり、
いじめられたりすることはもうない。

ただ、外国人が多い観光地などに行った時に、
慣習が違う彼らの行動があるせいなのか
周りにいる日本人の言葉が胸に応える。

日本語がわからないだろうと思いながら
アミール君を見て、半笑いしながら
「外国人って、いやあねえ」
という声が聞こえてくることがあるそうだ。


もちろん、長く日本で普通に暮らしているので
自分自身が違う外見だ、ということを
忘れてしまったりすることもあるとも言う。

最も強く感じたのは、彼が通っていた中学に
ヨーロッパからの女子が入学してきた時に
すごい違和感を感じた。
それは自分自身に人が感じていることだ
ということが、あとになって
やっと理解出来たりしたと言う。

それはゲイシーン(たとえば、ハッテン場、
たとえばゲイバー)でも顕著だと言う。

彼はそれほど多くゲイバーには
行かないらしいけれど、
外国人お断りのお店は、
日本語大丈夫です、と言っても
入れてくれないこともある、
これは他の外国人からも聞いたことがある。

インバウンドが増えたせいで
そういう店も少なくはなっているだろうけれど、
ただでさえ区差別されていた
僕らだからこそ、広い気持ちで
受け入れたいものだ、僕はそう思う。

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2024年09月07日

あしたのペニスはアルデンテ

今日はエロエロな話ではないけれど、
表題にあるように、ちょっと
性的な話になるので、苦手な人は
スルーしてください。

********************


昨日、僕が敬愛するゲイの大先輩の
タクフミさんと久しぶりにゆっくり話せた。

タカフミさんは75歳だが、70代になってから
なかなか勃起できなくなったと言う。

過去、あらゆる経験で興奮していた
愛しのペニスがいうことを利かない。
60代ではバイアグラを使い、
なんとかなったけれど、
ここ何年も、薬を飲んだところで
どうにもならない。

おまけに射精すら出来なくなったと。
それは結構ショックで、その悲しみとも言えない
がっくり感からどうやって
立ちあがろうかと思った時期もあったと言う。

タクフミさんは特に同世代、または同世代以上の
人を好むことはなかったけれど、
いわゆる年配者が好きな
「老け専」の人たちと会って、
色々話を聞いてみたらしい。

そこで、耳にしたのは
まったく勃起をしないフニャッとした
ペニスを口にふくむ時の快感が
老け専の人にはよくある、と。

フル勃起でギンギンになっているよりも
なんとも言えない多幸感に包まれるのだと。

そして色々なところを触ったり
撫でたりしながら、口にふくんだり、
ふくまれたりしていると、
少しだけ変化する。

それを彼らは「アルデンテ」と言って
そのアルデンテの喜びは
この年齢にならないとわからないのだ、と。

僕も近々やってくるそういう時間。
まったく気にならないと言うと
嘘になるので、「アルデンテの喜び」を
持てるよう、心の片隅に置いておこう。

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2024年09月06日

今さらながら"THIS IS US"

今から7年前にNHKで
「THIS IS US 36歳、これから」
というドラマが始まり、第一シーズンを
観ていたが、そのあと録画し忘れたりで、
結局2年前に6シーズンが終わり、
この初夏から長い一気見をし、
今、まさに終わろうとしている。

これが本当に良く出来た長い家族の
ドラマで改めて、紹介したいと思った。

第一回目のオープニング、
マッチョな男ジャック
(マイロ・ヴィンティミリア、
ホントにエロい!!!)が
36歳になる日で、妻のレベッカから
バースデイを祝ってもらうために、
恒例のように半裸で
待っているシーンから始まる。

IMG_9453.jpeg

しかし、妊娠している彼女は産気付き、
すぐに病院に運ばれ、男2人女1人の三つ子を
産み落とす。

しかし、この三つ子のうちの一人が
すぐに息絶えてしまう。

悲しみにくれる二人だが、たまたま同時に
消防署前から病院に運ばれた
黒人の赤子を、養子にして
3人を育てることにする。

シーンが変わると、
成長した3人がやはり36歳を迎えており、
(それは2016年現在、という設定)
白人男性のケヴィンはテレビの売れっ子俳優、
女性のケイトはダイエットに忙しい大柄なOL、
もらわれた黒人のランダルは
2人の娘に恵まれた既婚者であり、
仕事も成功している。

ドラマは彼らが産まれた頃のシークエンスから、
5、6歳の幼少期、10歳くらいの反抗期、
そして17,8歳の成長期も含めて、
現在と過去を行ったり来たりして
家族の深い関係を見せていく。

そこにはそれぞれのパートナーや、
ジャック、レベッカの両親、兄弟、
増しては、後半、子供たち3人の
これまた子供が成長する2040年代の
未来まで話が飛んでいく。

常に年代を行き来しながら、
あらゆる謎解きをしながら、
見せていくつづれ織りのような
ドラマの中で、何度泣かされ、
僕は自分の家族、または人生に
馳せることが出来た。

少し長いドラマだけれど、興味あればぜひ。

Amazon Prime Videoで観ることが出来ます。

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2024年09月05日

新札について

こういう商売をしていると、キャッシュレスが
多くなったとは言え、発行されてすぐに新札が
舞い込んでくる。

僕自身、7月早々には、千円札、五千円札、
一万円札とそれぞれに見ることができた。

ただ、いまだにお客さんが「え!まだ見たことない!」
と言うくらいだから、世の中、どれほど
お金を使わなくなったのか、と思う。

ただし、日本は新札が出来ても、
基本的には半永久的に旧札は使える。
しかし、家の中などに留めていない限り、
旧札はいつの間にかなくなっている。
それがとても不思議。

なんだかんだ言って、多くは日銀に戻り、
処分されるのだそうだから、これも凄い。


思えば、うちのスウェーデンに住んでいる兄が
ずいぶん前に日本に戻ってきたことがあった。
その際、僕に日本円に両替してくれ、
と言ったことがある。

おそらく値が上がるから、
時期が来たら、日本の銀行で
両替すれば、FXのように使ってくれ、と。
ただ、万が一下がれば、きちんと
それは保証するよ、という話だった。

それから、ちょっと円が高くなり、
僕は銀行に両替に行った。
そうすると、なんとスウェーデン・クローネ札は
すべて新札に変わっていて、
日本の銀行員いわく、両替は出来ないと。

すぐに兄に連絡をし、彼が言うように
お札は送り返した。
あちらでは新札に変わって、半年か
1年以内に両替をしないと無効になるとの話で
当時、ギリギリで肝を冷やした。


それを思えば、僕がコロンビアに
行った時に、治安を考え、
財布を持って歩くのをやめた。

自分のスニーカーの中に、
あちらのお金(日本円で五千円くらい)を
入れて、動いていた。

その夜、はっと気がつけば
元々ボロボロだったあちらの紙幣は
真っ二つに切れていたのだ。

翌日、あちらの銀行に持って行くと
切れたモノはもう使えないと。。。。
日本なら、切れてもすべてあればOKだし、
なくなっても3分の2残っていれば
大丈夫なのに。

そもそも、国の新紙幣は、偽札対策だと
言うけれど、世の中、今後
7割くらいがキャッシュレスに
なったりしたら、一体どうなるんだろうか。

まあ、僕の年齢になると
いらない心配だけど(笑)

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