2024年06月27日

2024年 旅行日記 その8

イタリアからポルトガルに入って、
もう5日が過ぎようとしている。

今はリスボンからポルトへのバスの移動中。


今回は、イタリアとポルトガルで
少し覗いたゲイ・シーンについて。


ローマでお世話になった
アンドレアさんカップルがやっている
B&Bがあるピニェート街。

市内中心からは30分ほどかかる
下町だけど、ゲイや文化人が集う
場所だと言う。

小さな劇場があったり、
明るいうちから遅くまで
ワイワイ飲んでいるバーがたくさんあった。

とは言え、ゲイバーらしきモノはない。
アンドレアさんいわく、ここ10年ほどは
ストレートの中に同性愛者が一人、二人
いることは、ごくごく普通で、特にゲイバー、
というくくりがなくなっているのだと。

あと、カトリックの影響が強いせいか、
クローゼットの人たちもまだまだ強く、
ローマにはゲイバーの数も少ない。

たまたま僕が来ていたこの6月は
プライド月間ということで、
ローマのコロッセオ近くにある
ゲイバーには多くの人たちが集っていた。

このあたりにローマのゲイバーが
集まっているのだ。


しかし、驚いたのは、リスボンだった。

僕が到着したのは、木曜日だったが、
夜の0時を過ぎても(と言うか、午後10時、
11時よりも、深夜になればなるほど)
ものすごい人だかり。
週末になると、歩くことさえ出来ないほどだ。

そこにはストレート男女も入り混じり、
僕も含めた観光客も多いため、
どれほどゲイがいるのかわからないけれど、
驚くほど、エネルギーに満ち溢れていた。

行ってみれば、数年前の渋谷の
ハロウィーンのような感じだ。

思えば、その土曜日というのが
プライド・ウィークだったらしく、
リスボンの海のように広い
テージョ川沿いの大広場に
数万人という人たちが集まり
盛り上がっていた。

それこそ、東京のブライド・ウィークを
何倍にもした感じ(少なくとも広さに限って言えば)
だった。

このリスボンで世話になったジャンさんは
彼はうちの古いお客さんだ。
フランス人で日本も大好きな彼は、
リスボンに別宅を持っていて、
リスボンに来た時は
是非、うちに、と誘ってくれたのだった。

そして彼の住まいのそばは、
やっぱりゲイが多く集まる場所だったのだ。

ジャンさんは、リスボンに来て17年。
ちょうど、うちの店がオープンした頃だったらしいが、
本当にゲイに関しては驚くほど変わったと言う。


リスボン最後になった日曜日の夜も、
人出は変わらず、盛り上がる街の中で
ジャンさんが、「もう少しゆっくり出来る
ゲイバーに行こう」そう言って連れていってくれたのが
「106」というゲイバーだった。

確かに、そこはそれほど大きくない店内を
イギリスから34年前にやってきた、という
マスターが一人でやっている店だった。

お客さんは4、5人だったが、とても
フレンドリーでなんとも落ち着く。
いや、ここは週末でもそれほど混み合わないから
楽に飲める、と言っていた。

ジャンさんには、ゲイシーンのみならず、
本当にお世話になり、
リスボン市内を日々、細かく案内してくれた。

観光名所ばかりではなく、まるで日本では
見ないような隠れ家的なレストランや
バー、また映画マニアが集うような
素晴らしい施設などにも連れて行ってくれた。


さて、そんな日々を過ごしたあと
(と言っても、ゲイ以外のことについて
ほぼ書いていないけれど、そこはインスタグラムで 笑)
Mitsuaki_kis

バスでこれを書き、ポルトに到着して
2時間ほどぶらぶらしたけれど、
なんと手を繋いで歩くゲイカップルが多いこと。

リスボンでも見なかったこの光景に
ここ、ポルトってゲイ・タウン?と
思うほどだった。

まあ、それほどポルトガルは寛容なのかも知れない。


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posted by みつあき at 16:20| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする