2024年05月13日

病院で

このブログでは、僕の私生活や
パートナーとのことについては、
気恥ずかしさもあって、あまり書いていない。

ただ、今回は思うところがあったので、
ちょっと私的なことだけど、
書かせてもらうことにした。

実は3年前にも一度あったのだが、
先週、パートナーが深夜、下血を
してしまい、救急で大学病院に行き、
入院をすることになってしまった。

こんなふうに書くと、
心配される方も多いと思うので
先に結果を伝えると、前回同様、
「大腸憩室出血」だった。

そして細かい検査の結果、止血して
落ち着いたら、おそらく問題ないだろう、 
というお医者さんの話だった。
今週には他院し、すぐに仕事も出来るだろう
ということだ。

さてさて、前回もそうだったが、
救急で行く際、救急隊の方も、
病院の看護師、そして担当医からも
二人の関係を聞かれる。

共に暮らしているパートナーである、
と伝えると、担当医から「それであれば、
何かあった際に、貴方に病状を
伝えると、親族には伝わるのですね」
と聞かれ、了解すると、それからは
何事もスムーズに流れていく。

翌日、荷物を持って見舞いに行っても、
フロントで彼の名前を言うと
「あ、パートナーの方ですね」と言われる。

こういうことを目の当たりにすると、
日本も変わったんだなあと思う。

ただ、同病院の看護師をやっていたと言う
お客さんに聞くと、どう見ても
パートナーだろうと思うゲイカップルでも
大体「友人」だと伝えるケースも多く、
パートナーと言っているのは
耳にしたことがないそうだ。

うちの場合は、双方の関係や
共に住んでいることも親族がわかっているので
問題はないけれど、多くの場合は
家族などにカミングアウトしている人も
少ないだろう。
そう思えば、僕たちは
かなり特殊な例なのかも知れない。
増して、この年齢のカップルだと。

いずれにしても、そういうことから
改めて色々学ぶことも多いし、
病院サイドも改めて
気付くこともあるだろうとも思う。

年齢的に、これからまた、
色々あるだろうけれど、
どの医療機関でも、こういう形で
すんなりと進めば、有り難いのだけれど。

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posted by みつあき at 18:11| Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする