2024年01月26日

パートナーの家族の葬儀に

アキトシとショウジカップルが
数ヶ月ぶりに来てくれた。

二人は、8年一緒に住んでいる。

この正月明け、アキトシのお父さんが
急に亡くなったと言う。

84歳で、体調は悪くしていたものの、
直前に会った時はまったくそういう様子も
なかったらしい。

二人とも親、兄弟にはカミングアウトしていて、
それぞれの家族と一緒に会ったことも
何度もある。

そんなワケで、東京から4時間かけ、
ショウジは仕事の休みをもらい、
アキトシの実家に行くことにした。

ただ、アキトシの親族は誰も何も知らない。
ちょっと家族間で面倒なこともあり、
通夜の直前に、ショウジのことは
古い友人ということで、とお母さんや
お兄さんと決めたと言う。

ただ、ショウジは通夜の日も含めて、
葬儀も出るし、うちに泊まることになる。

母方のおばさんが「あの人、誰」と
細かく聞いてくるが、
お兄さんがそのあたりは
ものすごくうまく取り計らってくれて
アキトシは、とても感謝したと言う。

お父さんはそれなりの往生なので、
親族のそれぞれは酒を酌み交わし、
淡々と通夜で昔の話などしている。

ただ、ショウジは、アキトシの
お父さんがどういう気持ちで二人を
受け入れてくれたか、その時の様子などを
思い出し、一人、号泣して
しまいそうになったようだ。

泣けば、泣くほど、親族だちから
なんでこの人が?と
思われてしまうのは、と
二人は焦ったらしい。

しかし、このことがさらに二人を
強く結びつけたようで、
それはそれで良かった、と笑っていた。

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posted by みつあき at 16:59| Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする