2023年12月31日

2023年 最後の日

Bridgeも17年目に突入し、
僕自身もまさかの前期高齢者となって
2023年も暮れゆく。

総括と言っても、今さら年末だから、
ということではないけれど、
今年も、とても良いことと、
ちょっと残念なこともあった。

そのそれぞれが、未来が光輝くための、
おそらく必然であろう、と思うようにしている。

良いことは、例年にも言えるけれど、
新しいお客さんが何人も来ていただけたこと。

もちろん、決して離れることなく、
飽きずに顔を見せて支えてくださっている
昔からのお客さんたちへも
当然のように、有り難く思っている。

残念なことは、先日も書いたように
体調を壊したりすることは、
お客さんや友人が何人かいらっしゃったこと、
そして中にはお亡くなりになった方も
いることだ。

とは言え、人間、一度の人生。
いつかは誰にも訪れることである。

わかっていながらも、それをついつい忘れ、
まだ先がある、と、今のことしか考えず、
その1日を無為に過ごしてしまうこともある。

僕など、もう先が見えている年齢にも
関わらず、だ。

色々な人たちとの関わりの中で、
死んだ母が言い続けたように、
感謝と反省を忘れずに、
健康でポジティブに、地に足をつけて
2024年を迎えたい、そう思う大晦日だ。

今年も本当にありがとうございました。

あ。昨日のブログでてこずった
プロジェクター、完璧で
本日の大晦日営業、
いつものように、紅白、お蕎麦、
カウントダウン、スパークリングで乾杯まで
お付き合いくださいね。

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2023年12月30日

新プロジェクター事件

昨日は今年の仕事を就業した人、
そして実家に今日から帰る人、
旅行に出かける前の人、
そして海外、地方から来た人など
久々にずっと回転しながらの
満席がおかげさまで続いた。

さてさて、オープンの4時間ほど前から
新しいプロジェクターを買ったので
それを以前から見せに置いてある
DVD、Blu-rayデッキに
繋いで映してみる、という
設定、映写、調整という作業をしていた。

おじいちゃんんなので、
これが、なかなかうまく行かない。
そもそも、トリセツを読んだりするのが
嫌いな僕だが、本体とリモコンを
リンクさせたり、プロジェクターの光を
スクリーンに映すまでは
なんとか出来るものの、
HDMIケーブルをプロジャクターと
デッキに挿しても、これが映らない。

その前に以前使用していたケーブルが
以前と仕様が異なることがわかり、
新たなる太くて長い(笑)
HDMIケーブルを書い直すと、これうぃ
繋げたところで、映像が出てこない。

パソコン経由だとか、色々試してみるのだが
パソコン経由でも、Eシェアやら
色々なアプリを取り込んでも
なかなか反映できないのだ。

結果、プロジェクターの会社に電話をしても
すぐに反応されず、何時間も待って
繋がったと思ったら、
技術者ではなく、間接的にあまり
よくわからない人が、「テクニカルの人いわく
『デッキとプロジャクターの相性のようです。』
と言われる「相性が合うデッキというのは
どこのどういうデッキですか?」と問うと、
「それはわかりかねます。
無理なら返品してください」と即答される。

結局、今日も自宅にあるデッキや
チューナーなどを持って来て
試してみて、それでも無理なら
明日、店が始まる前に、
新しいプロジェクターを持って
電気屋を走り回ることになるのか。
いやはや。

今回も無事に店で紅白を見ることが出来るか、
もうしばしお待ちを。

早めに店に来たら、変えたばかりの
トイレの電球が切れている。
ふう。

いかにも年末らしいブログとなった。
本日もお待ちしております。
明日の大晦日営業の詳細は、明日、また。

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2023年12月29日

携帯は月に1ギガ!

クリスマスが過ぎると、お客さんたちが
「さあ、仕事、終わった〜!
これから休みだ〜」と
ある意味、晴れやかな顔で
来てもらったりして、
そこでああ、年末だなあ、そう思う。

昨夜はそういうお客さんたちが
次々と店を訪れてくれた。

もうすでに酔っ払ってる人、
地方から来た人、
これからとことん飲むぞ!っていう人。

30代頭から来てくれている
好青年のジュンジが、もう40代も
中盤になっていることを知り、愕然。
自分も歳もとるわなあ、と。

さてさて、そんなジュンジは
店でまず携帯を見ることはない。

「自分は基本的に、
携帯で連絡することもなく、
仕事やプライベートも何かあると
自宅、もしくは会社のPCで調べたり、
メールを送ったりします」と言う。

店に来たら、お店の人や、
お客さんと話す、それが自分のやり方、
そう言う。

そもそも、来てくれはじめた頃は、
ちょっと人見知りのような、
自分のことを語らないという雰囲気だったが
(今、思うと、それは僕の偏見かも知れない)
今では笑顔で隣の人などと
よく話している。

電車でも、携帯は開かず、
モノを考えたり、本を読んだり。
だから、彼が使うのは、携帯の月の
使用料は1ギガ未満。

暮れにそんな話を聞いて、
ああ、こういう人がいてくれると
ホッとするなあ、そう思いながら
自分のことを考えてみる。

彼よりもふた回り近い僕も、
携帯やPC(僕の場合は、電車の中でも
PCを開けてしまう!)がないと
落ち着かなかったりする。

もっとゆとりをもった
おっさんにならなきゃ。
そう思う日々だ。

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2023年12月28日

間違えられて届いたLINE

昨夜来てくれたマサトの話。

長く親しくしていた友人と、
2年ほど前から疎遠になってしまったと言う。

マサトがちょっとした冗談を言って、
それをその友人がどうしても
許してくれなかった、ということだったらしい。

何度か謝罪のLINEを送ったけれど、
「申し訳ないけれど、自分としては
あり得ない。もう連絡はしないでくれ」
という返事だったようだ。

かなり落ち込んだけれど、自分の過失だと
思い、今後は他の人に気をつけるしかない、
そう思っていた。

その後、新年の挨拶や、誕生日など
送ったけれど、既読にもならなくて、
おそらく、ブロックでもされたのだ、
マサトはそう思っていたらしい。

しかし、この年末になって、
彼から「元気でやってますか。
俺は元気です。来年も良い年でありますように」
そう簡単なLINEが来たと言う。

驚いて、すぐに近況を送ったが、
その彼からの返信では、
他の人に送るはずが
誤って送られたモノだったことだったようだ。

ただ、自分も大人げなかった、
改めて今後とも、よろしく、ということが
書いてあったらしい。

間違えられたということは
なんとも驚きだけれど、
それよりもLINEをブロックされていた
ワケでもなく、こうして返信が来たことは
ものすごく嬉しかったようだ。

これから会えるか、どうかは
わからないけれど、気持ちを
落ち着けてくれた相手に
感謝するばかりだと言っていた。

クリスマスは過ぎたけれど、
これまた良い話だった。

ことなかれ主義ではないけれど、
許し許される世の中になれば、
戦いなど起きないのに、そう思う。

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2023年12月27日

自分への誓い

近しい友人がここのところ、二人ほど
大病を患った。

2日前に、一人の友人を見舞いに行った。

彼が今年、どれくらいの仕事量を
こなしていたか。
それは本人からもよく聞いていた。

病気がわかってからだったせいか、
どんどんと仕事に挑戦していく、
その精神力には、驚愕するモノがあり、
心からリスペクト出来ることだった。

彼が凄いのは、それをバネに
病気もどんどん克服していくのではないか、
そう思わせる強さを感じたのだった。

彼と話しながら、自分が20年ちょっと前に
顔で入院して、その際、どうだったのか、
ほとんどのことを覚えていないことに
今さら、何故だろうと考えた。

それは忘れようとしているのか、
それともただの物覚えの悪さなのか。

とにかく、集中治療室に入り、
白日夢のようなモノを延々と
観続けて、疲れ切ったことくらいしか
覚えていないのだ。

その時に考えたのは、自分が好きなように
生きていこう、無理せず、妥協せず、
やりたいことだけをやろう、
そう思ったのだった。

しかし、やりたいことが、走り過ぎて、
逆にきちんとお客さんに愛される店へと
努力しているのだろうか。
もっと、もっと出来ることはないだろうか。

彼の仕事を見ながら、ふと改めて
自分の生きる糧となる仕事場を
輝ける場所へとしていかなければ、
そう思った次第。

彼を励ますつもりが、逆に
励まされて、変な見舞いになってしまった。

ともあれ、今年もあと数日。
来年はさらに素敵な年になるように、
頑張ります。
よろしくお願いしますね。

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2023年12月25日

嬉しかったクリスマス・プレゼントは

昨日のクリスマス・イヴ。

それぞれのクリスマスの話などしていて、
マサヒコちゃんが隣に座っていた
ショウヘイ君に「過去、もらった
プレゼントで何が一番
嬉しかった?」と聞いていた。

ショウヘイ君は、最初に付き合った人と
出会ったのが15年ほど前の9月くらいで、
そのクリスマス・イヴに、彼の部屋の鍵を
渡されたことが最も嬉しかった、と。

ちょうどふた月半で、部屋の鍵。
この微妙なタイミングが
ショウヘイ君には心が震えたのだ、と。

おお!それは素敵、とみんなが納得。


言い出しっぺのマサヒコちゃんは、
「そんなことで盛り上がってしまって、
俺は言い出しにくくなっちゃったけれど」
と前置きをし出した。

何?何???とみんなで尋ねると
大好きな人に「何が一番欲しい?」と聞かれて、
「亀甲縛りをされたい」と応えたらしい。

マサヒコちゃんは、特にSM好きでは
ないらしいけれど、
写真などでその手のモノを観ながら、
いつもこういうふうに縛られたい、
そう思い続けていたそうだ。

んで、どうした?と尋ねると、
その大好きな人は、色々探し当てて、
とある「縛り師」に連絡をし、
しっかりと縛り方を教えてもらってから、
マサヒコちゃんを縛ってくれたのだと言う。

それも、その彼とプレゼントの件を話して、
ほぼ2週間という短い間に。。。

まさかこれほどまでに完璧に縛ってもらえて
加えて、プロが言うように、それほど痛みを
感じることもなかったことに、
マサヒコちゃんは痛く感動したとのこと。

衣類や小物やコスメ、中には時計、というような
人が多い中、(もちろん、それらも素晴らしいけれど)
このふたつは確かにワンダフル!と
思えるようなプレゼントだった。

僕の過去の中で、何が一番かって考えたけれど、
いただいたどのプレゼントも
まったく上下なく、すべてが愛おしく感じていた、
とでも言っておこうか(笑)

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2023年12月24日

自分だけのクリスマス・デコレーション

タシロ君は、子供の頃から
クリスマスが大好きで
家中、クリスマスのデコレーションを
自分でせっせと作り続けている。

中学校の時には、それを写真で
発表し、彼の生まれ育った地区で
その写真が注目されたのだそうだ。

そもそも、幼少時期に、お父さんの仕事の
都合で、北欧で暮らしたことが根本だったようだ。

高校に上がってからは、モミの木を
注文し、オーナメントはすべて手作り。
電球のひとつ、ひとつにも細かい細工を
していくらしい。

ツリーが出来上がるに、約3時間。
壁やライティング、そして
その間接照明から浮かび上がる
小物や人形も、タシロ君の手作りのようだ。

それは30歳を過ぎた今でも続いており、
その行き過ぎた行為で、
以前の男にふられたこともあると言う。

もちろん、過去付き合った人に
送ったプレゼントも手作りが多かったようだ。

仕事がいくら忙しくても、11月は
この飾り付けのことで、頭がいっぱい。
一度だって、同じ飾り付けをしたこともないらしく、
写真を見させてもらったけれど、
そのひとつ、ひとつが
奇抜でありながらも、魅力的だ。

人にはどうしても、こだわらずにいられないモノがある。
誰になんと言われようと、
突き詰めていける、それは本当に素敵だと思う。

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2023年12月23日

同じ高校の先輩、後輩

昨夜は海外出張帰りのヒロキが
帰国早々、飲みに来てくれた。

以前、ヒロキはそこそこ有名な高校に
通っていたことを耳にしていた。

そう言えば、ヒロキが行っていただろう
同じ高校の先輩が最近、店に
来てくれるようになったんだよ、
という話をしていた。

そんな話をしていた瞬間に、
その当人、アツオ君が
店にやってきてくれた。

おおお!このタイミング、と
3歳違う二人は、先輩や後輩の話、
校内の話、という話題で盛り上がる。

アツオ君よりも3歳年下だけれど、
高校時代はストレートだったヒロキ。

本人いわく、当時、
ゲイ的な嗅覚がないようだったが、
アツオ君はおそらく、あの先生はゲイだと思う、
などというような話題にはびっくりしていた。

こういうことは、店では
たまに見かける。

思えば、僕はこの仕事をして、ほぼ
世の中にはカミングアウトしているようなモノだけど、
小学校から大学、専門学校にかけても
一人も同級生や同じ学校で
ゲイ、ということを耳にしたことはない。

だから、ある意味、ゲイ同士で
そんな話で盛り上がれるのは良いなあ、
そう思った。




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2023年12月22日

東京で見かける芸能人

僕が東京に出てきた大昔、
新宿駅の地下道で、当時
ものすごく売れていたアイドル歌手の
野口五郎氏とすれ違ったことがあった。

また住んでいた高円寺で
森本レオ氏が彼女(奥さん?)と
歩いていたり、と
まだまだ若かった僕は芸能人を
身近で目にして、大興奮したものだ。

僕は大阪で生まれ育ったものの、
高校は島根県のど田舎だったから
それは仕方がない。

その際に思ったのは、
東京に住む人たちは、芸能人を
見ても、特に騒いだりしないのだなあと
関心したものだ。

しかし、それから何十年も経ち、
映画業界にいたこともあり、
それで騒ぐことはむしろ
恥ずかしい、と思うようになる。

店にも何人かの著名な人も含む
芸能関係の人がいらっしゃることもある。
そういう時こそ、いかに
他のお客さんとまったく同じように
関わることこそ、大切なのだと思う。

ただ、僕のライフスタイルの中で
最も著名人を見かけるのは
トレーニング・ジムだ。
僕が行く時間帯が、比較的
人が少ないということもあるかも知れない。

それこそ、今、売れている
マッチョで有名な俳優やお笑いの人たちが
Tシャツやタンクトップでいると、
当然ながら騒ぎはしないものの、
自分の中の押さえ込まれた
ミーハー心に少し火が付く。

まあ、単純に芸能人でなくとも、
カッコいい人たちは、本当に
目の保養になるんだけれど(笑)

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2023年12月21日

出会いは電車、そして掲示板

初めて来てくれたヤマト君、29歳は
つい先日、お付き合いが
始まったのだと話してくれた。

出会い系アプリで?と尋ねると、いやいや
通勤電車で遠目からいつも良いなあ、と
思って見ていた人と、数ヶ月前、
隣り合わせになり、手が触れ、
ふいに握られたのだと言う。

ゲイが集まる車両というのはあるけれど、
よく聞いてみると、
まったくそういう場所ではないと。

握られたけれど、その時には自分は
もう電車から降りなければならなくて、
その直後に、すぐにアプリを起動したけれど、
まったく出てこない。

ただ、その日の夜、友人から
ネットの人を探す「掲示板」に
これってお前のことじゃない?と
LINEが来たのだそうだ。

ヤマト君が乗っている路線で、
彼が降りる駅のこと、そして
身長や、メガネをかけていることなど。

読んだら、おそらくあの彼。
すぐに連絡をとったら、
やっぱりそうだったらしい。

それから何度か食事をして、
そういう関係になり、
つい先週、付き合ってくれ、と言われたと話す。

まあ、ゲイの世界ではある程度、
耳にする話かもしれないけれど、
ヤマト君の嬉しそうな話しぶりが
非常に愛らしいかった。

それにしても、昔と違って
出会い方も色々と確実に広がっている。
これは男女も同性同士もそうだろう。
面倒も増えたけれど、
その部分だけは良い世の中になった、そう思う。

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2023年12月18日

オペラ歌手なのにここまでマッチョ!?

昨日、友人に勧められて、
メトロポリタン・オペラの
「デッドマン・ウォーキング」を
映画館に観に行った。

脚本がゲイの脚本家のテレンス・マクナリー
(『蜘蛛女のキス』や『マスター・クラス』)
ということもあったし、
何よりもショーン・ペン主演で
映画化されたほうも大好きだった。
(この映画の主題歌が『フィラデルフィア』も
歌った我らがブルース・スプリングスティーン!)

そもそも、この話は、とあるカップルを襲い、
レイプ、そして殺害した、という罪に問われ、
死刑を宣告された男マシューと、
彼と接見し、特赦を得よう試みる
一人のシスター、ヘレンの実話。

このリアルで、辛い話がオペラ?
と思いきや、僕が無知だっただけで、
ここ25年で最も成功した現代オペラなのだそう。

演出を担当するのが、ブロードウェイでも
「ウエスト・サイド物語」や
「エンジェルス・イン・アメリカ」
「橋からの眺め」など
ものすごい量の作品を作っている
オランダ人の名匠、イヴォ・ヴァン・ホーヴェ。
僕も東京やNYで何本も
観させてもらっている。

彼が舞台にカメラマンを何人も動かし、
その映像を舞台背景に映すという
演出は今回も同様。

時には邪魔にも思えるその方式だけど、
この舞台は、事件のシーンを
再現フィルムとしてしょっぱなに
持ってくるなど、成功していると思う。

ヘレンを演じるジョイス・ディドナートは
歌唱のみならず演技も本当に
素晴らしいけれど、マシュー演じる
ライアン・マキニーの
存在感がとにかくすごい。

ボディビルダーかと思わせるほどの
肉体は、オペラ歌手とは
とても想像できないほど。
マッチョを好むゲイにはエロいはず笑。

images.jpeg

二部では、腕立て伏せをしながら
(それも50回近く)
歌い上げる、というシーンも。

ジェイク・ヘギー作曲の楽曲やアリアが、
クラシカルなメロディアスではないけれど、
それを遥かに超える演出、演技には
下心だけで観に来た人にとっても(あ、俺か)
胸を掴まれると思う。

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2023年12月17日

忘れられないプレゼント

カネモト君、38歳と、昨日クリスマスの
話をしていたら、あ、ちょっと
見てもらえます?とバッグから
小さな手袋を出した。
とても手には嵌められないような
大きさだ。

彼いわく「これ、絶対に手放せない
モノなんです。」と。

カネモト君は、生まれたてで
消防署の前に捨てられていた子で、
何日か消防署で預かったあと、
幼少期から高校まで孤児院で
育ったのだそうだ。

その孤児院の院長先生は、
ありとあらゆる場面でも
非常にテキパキと問題に立ち向かう人。

それだけでなく、どの孤児に対しても、
平等に接していたと言う。

一度だけ、カネモト君は!同じ孤児の男の子を
好きになった、と院長に話したことが
あったらしい、

その際、院長は、きっとそれは
カネモト君の初恋なんだ、その気持ちを
大事に、忘れないように生きなさい、
そう言ってくれたと話す。

そして、クリスマスの時は必ず、
一人、一人に、院長の奥さんが
編んだ帽子、マフラー、手袋など、
歳を重ねていっても、かわるがわる
プレゼントしてもらえたのだ、と。

高校を出て、カネモト君は、地方都市の
公務員試験を受け、消防の道に進んだ。

人のために役立つこと、
そして何日かわからないけれど、
自分を救い、育ててくれた
消防士の人々に気持ちを返すためだったと言う。

そして、このクリスマス時期になると、
いつもバッグの奥底にある
小さな手袋を見て、
院長先生の優しさ、誠実さを
思い出すのだそうだ。

クリスマス時期に相応しい素敵な話だった。

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2023年12月16日

新人スタッフ ヤスのこと

昨日は、182cm、38歳という
新人のヤスの初のお手伝いの日となった。

過去、うちの店に入ってくれるスタッフは
おそらく60人を超える人たちなんだけど、
その中で、僕よりも身長が高かったのは
数えるほど。

僕が177cmと、そこそこの
高身長だということもあるし、
特にお願いする時に、身長に
こだわったことではないけれど、
なんだか不思議な気はする。

そんな中、夏に入ってくれたダイスケ以来、
4ヶ月ぶりの新人となる。

そもそも、ヤスは10年ほど前に数回、
店に来てくれたらしいが、
ふた月ほど前に久しぶりに、友人と来店。

そのあと3度ほど来てくれた時に、
店のスタッフと住まいが近いということで
意気投合した。

その流れで、ゲイバーのスタッフを
やってみたい、という話になり、
今回の入店となった。

過去、長く通ってくれていたお客さんに
声をかけることが多かったけれど、
今回は、まだ僕が彼のことを
よくわかっていない状態だった。

数週間前に、二人でゆっくり話してみようと
お茶をしたのだが、仕事のこと、家族のこと、
ほぼ隠すこともなく、
「聞きたいことはなんでも聞いてください」と
正直な人だなあと感心。

弟も含めて、家族とは仲が良くて、
良い環境で育ったのだなと感じるけれど、
実は高校の夏休みに、友人連中と
ひと月だけ、歌舞伎町のホストクラブで
アルバイトをしたことがあった、と。

もちろん、飲酒が出来ない年齢だったので
そこは飲まなかったらしいけれど、
朝まで働いたことがあったらしい。

その日、スーツ姿で家にこっそり帰ろうとすると
仕事に行く母親とすれ違ったと言う。
その翌日、家族会議でこってり絞られたとか。

まあ、話せば笑える話が色々と出てくる。

ともあれ、ヤスをよろしくお願いします。


posted by みつあき at 18:34| Comment(0) | スタッフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月15日

サンタクロースっていくつまで信じていたか

あと、10日でクリスマス。

昨夜、そんなクリスマスの話題で
「サンタクロースはいくつまで信じていたか」
という話になった。

そもそも、クリスチャンでもないソウスケは
「クリスマス・プレゼントもなかったし、
そういう話もなかった」と言う。

また、プレゼントをもらっていたそれぞれは、
小学校2、3年まで、という人が多かった。

僕の場合も、おそらくそれくらいの
年齢だったと思う。

小学校に上がるか、上がらない頃、
サンタへの手紙に「ピーターパンの絵本」
(ここでもまたディズニー!笑)を頼んで、
今日こそ、サンタを見る!と
ベッドの中でずっと起きていた。

しかし深夜にふと、枕元を見ると、
もう置かれていた、ということがあった。
おそらく知らず知らずのうちに寝入っていて、
そこで両親が置いてくれていたのだと。

さて、子供たちに囲まれているミツムラ君が
ある子供から聞いた、なかなか素敵な話を
聞かせてくれた。

と言うのは、クラスの仲間たちが
みんな「サンタはいない。
プレゼントは買ってきているんだ」
そんな話をしていた。

しかし。
その子の親御さんが、子供に欲しいプレゼントを
書かせて、子供の前でその手紙を見ないように、
封筒に入れ、封をして、
英語でサンタの住所を書き、
二人でポストに入れたのだ、と。

ところが、彼が書いたプレゼントが、当日、
自宅に届いたので、絶対サンタはいるんだ、
そう他の子供たちに言ったらしい。

あとで両親に聞いたら、その英語の手紙の
宛先は両親の会社の自分の名前だったと。

そんな話を耳にすると、いつものことながら
子供に恵まれたかったなあ、なんて
思うのは、ゲイの中で僕くらいなんだろうか。

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2023年12月14日

20年越しのカミングアウト

ここ2月ほど通ってくれている
ウチダ君、45歳は日本に在住する
ひと周り上の外国人の彼氏と
20年一緒に同棲している。

今住んでいるのは、そのパートナーが
購入した分譲マンション。

若い頃はまったく、そのようなことは
考えてはいなかったけれど、
万が一、彼氏の身に何かあると、
ウチダ君は部屋を出なければならない。
相手が日本人で、なおかつウチダ君が
年上であれば、養子縁組という形も取れるけれど。

パートナーのご両親は亡くなっているが、
兄弟は存在している。
ただし、同性婚はおろか、結構LGBTQに対しては
厳しい国なので、とても彼の親族には
話すことはできないのだそうだ。


そういう中、何を思ったか、ウチダ君は
先週、ふと実家に電話をして、
70を過ぎたばかりのお母さんに
カミングアウトをしたと言う。

お母さんは、昔からなんとなく
気がついていたようで、
驚き、たじろうこともなく、
すんなりと受け入れてくれたのだそうだ。

その流れで、今度の正月、パートナーを
実家に連れていくのはどうか、と伝えた。
お母さんいわく、ウチダ君のお父さんは、
おそらく受け入れられないから
連れて帰らないほうが賢明だ、という答え。

確かに、頑固で保守的、かつ最近、
ちょっと病気を患ったりしたらしく、
そういうお父さんに告げるのは
辛いところだろう。

僕、個人としては、ひとまず
パートナーとして、と言うよりも
世話になっている大切な友人である、
と紹介するのは、とも思うけれど、
人の家庭のことだ。そのあたりは難しい。

いずれにしても、ウチダ君のお母さんが
受け入れたことだけでも、良かった、そう思う。

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2023年12月13日

久しぶりのDisney Land

昨日はなんと20年以上ぶりくらいに
ディズニーランドに行った。

これは、うちに周年を毎年手伝ってくれ、
プロデュースしてくれているBちゃんが
ランドの事情に非常に詳しく、
周年が落ち着いたら一緒に、
という話になった。

彼の仕事柄、アトラクション内の
アートや、動きなども細かく
説明してくれる、という話で
これは、行かねば、という気持ちになった。

元々、このブログでも何度か書いているように、
僕は幼少期に両親からディズニーアニメに
連れて行ってもらい、絵本も山ほどあった。

そういう意味では、僕自身もこの年齢で
そこそこディズニー自体には詳しいのだ。

ただ、Bちゃんは度を超えている。

まあ、僕の年齢で行く人は、
ほとんど子供、いや孫など連れて
行っている人がほとんどだろう。

と言うか、曜日や天候の関係(昨日は
朝晩のみ雨天)もあったのか、
圧倒的に若者たちと外国人。

おそらく何万人と来ている来客者の
高齢者トップ100くらいには入るのかも(笑)

それにしても久しぶりに行って驚いたのは、
今のディズニーランドは
すべてスマホで用が足りる。

待ち時間も、ファストパスも、
プラス料金を支払うアトラクションも
すべてスマホで選択し、決済をする。

スマホ不得意な人や持たない人は
コンビニや、旅行代理店などでも
チケットは買えるらしいけれど、
なかなか面倒なようだ。

今回は慣れているBちゃんに
すっかりおんぶにだっこで
お任せ。

今回は絶叫系ではなく、ファンタジーランド
中心に、その美術やライドの動き、照明が
いかに素晴らしいかを観察することに。

「ピノキオ」「ピーターパン」「白雪姫」
ナイトメア仕様の「ホーンテッド・マンション」
「ジャングル・クルーズ」
「魅惑のチキルーム」
「カントリーベア」
「マジカル・ワンダーランド」というショウ
「イッツ・ア・スモールワールド」
(これは何度観ても心が震える。)

そして、最後にまだ少し時間がある、と
並んだ「美女と野獣」(これは唯一
観たことがないアトラクシュン)。
順番が来てライドに座った瞬間に、
館内すべての電気が点灯し、
驚くなかれ、システム故障で中止と(笑)

結構、その手の関係には運が付いている
はずなんだけど、そういうこともあるかと
Bちゃんと、そそくさと駅反対側の
イクスピアリに食事へと向かった。

それにしても。
ランドのそれぞれのアトラクションのアートが、
多くの遊園地よりも群を抜いていると思うのが
今流行りのプロジェクションマッピングや
3Dなどの映像だけに頼るワケではないところだ。

アニマトロニクス(いわゆるロボットだけれど、
見事に人間のように細かな動きを表現する)や、
水や炎を効果的に使っているところ、
古くは人間がやっていたモノを
さらに進化させているところは本当に驚愕する。

これはシステム故障にはなるわなあ、と。
いつの日か、まだ観ぬフロリダの
ディズニー・ワールドに是非とも
行きたいものだ。

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2023年12月11日

新・劇団ぺんぺん「憧れのカスミ草」

年末になると、
このゲイの劇団芝居を観なければ、
歳が越せなくなってしまう、
この気分は、僕が店をやる前から
もう何年も続いている。

もう40年以上も営業されている
ゲイバー「ペンペン草」のお客さんや
勇士が集って創り上げているのがそれ。

30年で一旦幕が閉じ、1年休んでから
また始まって3回目の公演、
「憧れのカスミ草」の最終公演を昨夜観てきた。

うちのスタッフであるハチや、
そのパートナーでもある旧スタッフの
シンジ、そして古くからの友人ユウジが
出ていることも、楽しみだった。

S__19128663.jpgS__19128665.jpg

今までこの素人ゲイ劇団(失礼)の芝居に
何度も爆笑させられた年末だったが、
長年観た中で、今回ほど堪能出来たことは
なかった。

過去、"TAKE 5"というタイトルで
何度か描かれていたゲイバーが
今回も舞台となっている。

ここで繰り広げられる昭和の
ゲイバーの中での会話は、
ほとんど中身がないトークだ。

誰それと誰それがどうした、とか
誰それが何かに引っかかったとか。

この、ある意味、どうでも良いトークが
まるで歌舞伎の様式美かのごとく、
リフレインされていく。

そう、この舞台の演出家のヒロシさん
(べんべん草のマスター)は、
役者が何度も同じセリフを投げ、
聞き返す、という繰り返しの
手法をよく使っている。

この小津映画のような、
もしくは山田太一的なやり取りが
時にはこれが退屈にも思えるけれど、
今回はそれがむしろ魅力的だ。

そして今までは、これ、どこが着地点?
あの話の結末やオチは?と
気になったりする部分もあったりもした。

しかし、今回は、すべてが腑に落ちる、
いや、それ以前に、そんなことは
どうでもよくなっちゃうのだ。

加えて、脚本の練りかた、
それぞれのシチュエーションの運びかた、
そして役者の間のとりかたなどが
ある種、プロ顔負けだったりする。

それほど、それぞれキャストの
ぶっ飛んだセリフが
これでもかとリズミカルにも
観客を虜にしていってくれる。

そう。ゲイの観客が望んでいることを
演者がきちんとそのまま返していく。
その合意する感覚が素晴らしいのだ。

これは、ストレートの人たちも含め、
もっと広く多くの観客に是非とも観てほしい。

たった3日間しか上演出来ず、
僕がその千秋楽しか行けず、
終わってからしか、紹介できないのが
とっても残念だ。

70を超えたひろしさんと、キャスト、
スタッフには、賞賛を送りつつ、
自分の店のありかた、生きかたを
考えさせられる一夜となった。

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2023年12月10日

プロジェクターの最後

店を始めて丸16年。
コロナ前までは、土曜日と言えば、
ショットの立ち飲みというシステムで、
店の奥のスクリーンに
ミュージック・クリップを流していた。

コロナ禍、立ち飲みはなくなったけれど、
この季節になると、フィギュア、
サッカーやラグビー、
野球のワールドカップや
オリンピック、ほか、アカデミー賞や
グラミー賞、そして大晦日には
紅白歌合戦も、プロジェクターを
通して、楽しんできた。

当時は、あまり小型のプロジェクターが
なく、それなりに高額だった上、
天井から吊るせるモノも少なかった。

当時、店の設計してくれた人に、
プロジェクターを入れるための
アクリル板の箱を作ってもらった。

コロナになってから、
オリンピックやラグビーを観ている途中に
「電池の交換時期です」という
メッセージが出るようになった。

電池を買おうと、色々調べてみると、
そのプロジェクターはすでに廃盤で
そこに使われる電池も販売されていない。

そういうワケで騙し騙し使っていた
プロジェクターが先日、ブツンと切れた。

年末の紅白に間に合うために、
あの小さなアクリルケースに合う
プロジェクターを探している途中。

どうなることやらだ。

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2023年12月09日

同級生のその後

昨夜、来てくれた高校時代の同級生、
という40代の二人、キミオ君とトダ君。

二人は当時はお互いがゲイだなんて
まったくわからなかったけれど、
10年以上経って、マッチングアプリで
お互いがそうであることを確認した、とのこと。

こういう話は店では結構耳にして
もうそれほど驚かなくなった自分が怖い(笑)


さて、そのキミオ君、トダ君と会う前は
違う中学校だったらしい。
そのクラスに、それこそ昨今問題と
なっている「旧J」という事務所に
所属するコがいたのだそうだ。

当時から非常にかっこいい、と言うか
可愛いルックスだったらしい。
親御さんの意向で事務所に入らされたようで
いじめということではないけれど、
結構、周りから揶揄されていたそうだ。

ところが、彼はその後、
非常にビッグなグループの
一人となり、ここまでの大物になるとは
キミオ君も、その周りの友人たちも
まったく思っていなかったと言う。

もちろん、今さら「俺だよ」などと
連絡を取る気もないらしいけれど、
逆に、事務所が大騒ぎになってから、
少なくともキミオ君は
今後のことは心配しているらしい。

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2023年12月08日

初恋は友人の弟

昨夜、常連でもあり、仲が良い友人の
タツアキが来てくれて色々話していると、
遅い時間、久々に顔を見せてくれたのが、
これまた古い友人のタカオだった。

タカオは、タツアキの4歳上なんだが、
なんと二人は同じ県で同じ街の出身者。
それは僕もずっと前から知っていた。

なおかつ、二人の話を色々聞いていると、
タツアキは、タカオの弟と同じクラスで
高校時代、ずっとその弟に
憧れていたのだそうだ。

もちろん、タカオの弟は兄のことも、
タツアキのこともゲイだとは知らないし、
そこで友人として繋がっているとも
思っていない。

ただ、タカオの家はレストランを代々
経営していて、そこでタカオの弟の呼びかけで
同窓会をやったこともあった。
もう何十年も前らしいけれど。

卒業して何年も経って、
タツアキは改めてタカオの弟に
ドキドキしていたのだと言う。

また、給仕をしてくれた
タカオのお母さんには
タツアキはずいぶん良い印象を持っていたと言う。
そのお母さんもタカオに寄れば、
まだ80を超えて、お元気だということだ。

ゲイバーの出会いや会話で
そんな話が生まれる、という偶然を
何度も見ながら、そのたびに
店をやって良かった、そう思う日々だ。

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