2023年10月19日

外国人、それぞれの反応

Googleで海外から新宿のゲイバー、と
入れると、うちの店はありがたいことに
かなり上位に出てくるらしい。

外国人が多いショットバーとは違い、
うちはチャージも付いてしまうし、
スタッフの中でも、英語が堪能なのは
ごく一部なのに、それでも日々、
多くの外国人が覗いてくれるのは
本当に有難い。

昨日もNYからのカップル、
そしてマケドニア(!!)からのカップルが
来てくれた。

彼らは共に初の日本旅行で、
来る前のイメージとはとても違ったと言う。

NYのジェイソンさんの印象は、
女性たちが非常におくゆかしく、
大人しい感じだと思ってたら、意外と
どこでも堂々としていたり、
大声ではしゃぐ女子学生などがいる。
なおかつ、ほとんどの女性がバッチリと
メイクをしているのも驚いたと言う。

ただ、ジェイソンさんの彼氏マークはさんは
そんな女性も含めて、やっぱりNYに比べて
自分が、自分が!という人は少なく、
全体的にシャイで静かな国民だと。

英語が話せる人は少ないけれど、
関わる人たちはみんなほぼ親切で
優しくて、NYではこんなことはないと。

ただ、みんなニコニコはしているけれど、
心から優しいの?それとも表面的?と
尋ねられて、少し答えに困った。

多くの外国人が言うように、
日本人のYes Noがわかりにくいのだと思う。

これは、戦後教育の前へ習え、という
ところから根付いているモノだろう。

人と違うということを異常に嫌う部分があり、
おそらくそれがゲイの中でも
カミングアウトする人が
諸外国に比べて極端に少ないことも
関係あるかも知れない。


ただ、マケドニアカップルが言うには、
街中でクラクションが鳴らないし、
大声で話す人の声もほとんど聞こえないことも
びっくりすると。

確かに諸外国の電車の車内でも、
街を歩いているても、携帯で
普通に喋っている人はとても多い。

また、彼らが不思議だと思うのは
他の国に比べて、WIFI環境が少ないこと、
そしてゴミ箱が街のどこに行っても
見当たらないということ。

僕の印象では、30年前のオウムの事件から
街からゴミ箱が消えた。

当時、サリンを入れた袋などをオウムの信者が
ゴミ箱に入れ、それを片付けようとした
駅員などが亡くなったことなどから
一掃された、と耳にした。

おそらく多くの人はゴミはポケットやカバンに
入れて、うちや職場に持ち帰って捨てる、と
言うと、ものすごく驚いていた。

しかし、NY、マケドニアの4人が口を揃えて
語っていたのは、とにかく日本は街のみならず、
どんなトイレに入っても、ものすごく綺麗、
そして温水洗浄便座(いわゆるウォシュレット)の完備。

日常生活で一番隠したくて、清潔ではない
行為をする場所であるだけに、
ここまで美しいのは感動的だ、
そう言っていたことは僕も強く同意した。

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posted by みつあき at 13:40| Comment(0) | 海外からの訪問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする