2023年10月30日

ブログ数日、お休みのお知らせ

この周年前になると、なかなかあれもしなきゃ、
これもしなきゃとバタバタしていて、
なかなかブログを書く時間を
捻出することが出来ない。

ちょっと他のことに集中していると、
何かが抜けてしまい、前日、そして
当日になって、あっ!あれが、
ということも少なくない。

ブログを休んだところで、それは
まだ出て来そうなんだけど。

とりあえず、そういうエクスキューズを、
しながら、今週いっぱいブログは
お休みさせてください。
posted by みつあき at 15:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月29日

16周年、Bちゃんパワーに脱帽

ここ何年も周年のたびに、全体の
スタイリングから何から
何まで見てくれているのがBちゃんだ。

彼は、店オープン当時から、僕の友人
カップルに連れて来てもらった人。

ゲイバーなどほとんど行かず、
むしろ業界人が集う場所で
DJなどをやっている
プロのスタイリスト。

スタイリストと言っても、ヘアメイクも出来るし、
電気工事も出来るし、何から何まで
よく知っている。

5年前にやった"The Sound of Gaysic"という
「サウンド・オブ・ミュージック」のパロディの時も、
ラメ入りの尼僧の衣装や、ベランダに大きく
飾ったオーストリアの山々を描き
(これはまだ店内に貼ってある)、
ベランダに作ったカーテン生地も
当日、ミシン持参で作ってくれた。
また、映像の「ドレミの歌」を撮影する際にも
ロケ先の大公園を走り回って、
色々とダメ出しもしてくれた。

去年は去年で、「卍」のパロディの
映像作成の際のライティングから、
もちろん衣装、僕の拙い演技指導
(今、思い出してもゾッとする)まで
丁寧に見てくれた。

それにしても、Bちゃんに、これって
どうしよう、と尋ねると、ありとあらゆる
角度からアンサーが返ってくる。
仕事柄、多くのモノを扱っているようだけど、
その合間を縫って、多くの博物館や
クラブイベント、ファッションショウなど
片っ端から見て日々、勉強しているようで
その好奇心の塊には頭が下がる。


今回は、いつものような僕も含めた
スタッフのショウアップはそれほどないものの、
いつものエスムラルダのショウを入れながら、
Bridge特有の「The 縁日」。
お客さんたちと共に楽しめるような
連休になれば、そう思っています。

これまた、Bちゃんの凄まじいほどの
お手伝い、と言うかプロデュースで
作り上げられています。

さあ、あと5日。
お楽しみに。

アートボード 1@2x.png

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posted by みつあき at 16:03| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月28日

座高から、学校での号令のこと

先週だったか、40歳になったユウジが
「そう言えば、最近の若いコたちは
もう座高の高さを測らなくなったらしいけれど、
あれって、なんのためだったんでしょう」
と言っていた。

そう言えば、学校には座高計というモノが
あったことを今さら思い出す。
身長、体重は人間ドックやら
病院の検査でも測るけれど、
座高ってなんでだろうと。

色々調べてみると、
座高の測定は明治時代からあり
、足が短い人はいい兵士になるという考えから、
徴兵目的で始まったものである。
戦後も上半身と下半身のバランスから
健康状態を見るためであったり、
机や椅子を配備する時の参考にすることを
目的として続けられたが、
座高の測定結果が生かされることが
なかったため廃止された。」
なのだそうで、これには驚き。

結局、良い兵士にならせるため、なのかと。
さらに驚くのは、これは2014年まで
続いていたようだ。
と言うことは、これ、日本だけの
計測だったっていうことなのだろうか。
まだ廃止されて10年も経っていない。

その間、これなんのため?意味があるか?と
誰も言わなかったのだろうか。

僕には子供がいないので、「起立、礼、着席」
という号令や、朝礼の時に
「前え習え、気をつけ」などは
まだ健在しているんだろうか。

座高を測るのとはまた違うけれど、
こういう規則に寄って、
本人のオリジナリティが失われている、
なんて思うのは、僕だけだろうか。

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posted by みつあき at 18:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月26日

世間体を目にする日本人

昨日、海外出張から戻ってきたリョウジが
早速、店に立ち寄ってくれた。

出張先で、他の会社の日本人と、
外国人との席で思うことがあったと言う。

それは、意見の違いを外国人は喧々ガクガクと
言い合うのだけれど、やっぱり日本人は
空気を読み、全体的に静かだ。

リョウジが何か反対意見を言ったりすると、
こと日本人の人たちからは、
白い目で見られがちだったりするのだと。

確かに海外に行った時や、うちの店に
海外から来たお客さんは、日本のことは
大好き、と褒めながらも、日本人は
何を考えてるか、わからないとよく聞く。

いつもニコニコ(言い方に寄ってはニヤニヤ)
しながら、相手の言葉に頷いたりする、と。

良く言えば空気を読む民族、
特に、ゲイはいつも自分は人と違う、
そう思って暮らしているからなのか、
主張をしない傾向にあるのかとも思う。

こういう話を耳にすると、
僕自身の中にも多分にそういう部分が
あることを何だかなと思ってしまうのだ。

子供の頃から受けた日本人教育が
そうさせているのだろう。

そういう意味では、どんどん自分を出していく
リョウジは、あふ部分無鉄砲にも思いつつ、
立派だと感じる。

posted by みつあき at 18:38| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月25日

お勧め映画「キラーズ・オブ・フラワームーン」

ディカプリオとスコセッシ監督という
黄金コンビがまたまた傑作を生み出した。

「キラーズ・オブ・フラワームーン」がそれ。

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アメリカ先住民が、花が咲き乱れる
5月に出る満月を「フラワームーン」と
呼んだらしいけれど、その先住民
(この映画では、オーセージ族と
呼ばれる人々)が次々に殺される、
という事件の裏側を描いた一作。

1920年代、石油発掘で金がどんどん
舞い込んできたオクラホマ州に住む先住民たち。

それを快く思わなかった白人なんだけど、
複雑な経済社会で生きるためには、
白人の後見人がいなければ、
金を受け取ることが出来ない。

そういう背景を、スコセッシは
オープニングでモノクロのニュースフィルムを
見せるように描き出している。

ディカプリオはそういうオーセージ族の
女性と結婚し、いつかその受益権を
相続しようとする男アーネストの役だ。

つい先日、久しぶりにリバイバルで観た
「タイタニック」とはまったく違う、
50歳を目前に控えたディカプリオが渋い。

また、その叔父で、アーネストに
どんどん葉っぱをかける牧畜業者の役を、
これまたスコセッシ組のロバート・デ・ニーロが
相変わらずケレン味たっぷりに演じる。

そして、何と言っても、ディカプリオの妻となる
オーセージ族の女性を演じる
リリー・グラッドストーンが素晴らしい。

常に穏やかにアーネストを支え、愛し、
信じていこうとしながら、
恐れや怒りという心情を
抑えられた演技で見せていく。

そして、裕福な彼女の姉妹たちは
次々とあらゆる事故死を遂げていく、
という展開から、ドラマは
重く、悲壮感を帯びていく。

まったく知らなかった、というか
葬り去られたこのような歴史が
もう老練と言われるようになった
スコセッシによって、じっくりと
描き出されていく。

3時間半という上映時間に、
気が重くなる人も多いと思う。
でも、これはスクリーン、それも
IMAXでしっかりと観られることを
ぜひとも勧めたい。

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posted by みつあき at 20:03| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月23日

健康寿命は

ここのところ、谷村新司氏や
もんたよしのり氏など
まだ75歳にも満たない人の突然の死去を
耳にすると、自分はあとどれくらい
生きられるんだろうか、とふと思う。

昨今、僕と同世代のマスターや、
もっと若いお客さんが
不意の事故や病気で
亡くなることも決して少なくない。

先日、ここに書いたように
久しぶりに人間ドックで
身体の隅々まで調べてもった。

それほど大きな異常はなかったものの、
血圧が想像異常に高い、ということや、
目底に出血があったりで、
腎臓、心臓などのMRI、
白内障、緑内障の疑いを
調べることにもなった。

思えば、40代の中盤の頃、
肘の内側が痛く、病院に行くと
すんなり「加齢です」と言われて
ショックを受けた。

単純に筋肉トレーニングの負荷が
体を痛めているだけかと思っていたのだけれど。

この年齢になると、すべてのことが
加齢だから、と片付けるられるのも
どうかとも思う。

とにかく健康な身体は、健康な歯から
だということも知り、
ここ数年、歯医者には月に
一度通うことにしている。

とは言え、多くの芸能人は、おそらく
かなりあちこち調べていても、
それでも体調不良は突然やってくるのだ。

日本人男性の健康寿命は73歳だと言う。
それを思うと、本当にいかに
健康でいられるか、考えるところだ。

そんなに長生きはしたくない、
という人もよく耳にするけれど、
僕個人としては、元気で
できるだけの時間、
この仕事をやり続け、
行けていない場所に旅もし、
まだ見ぬ映画も観続けたい、そう思う。

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2023年10月22日

ストレスが解放される瞬間

昨日の深夜、初めての40代後半の男性が
ふらりとやって来てくれた。

よくよく尋ねてみると、他のお店を
探していて、間違って入ったようだった。

でも、彼は「まあ、これも何かの縁。
一杯だけ飲ませてください。
トイレも借りたいし」と。

彼は15年ほど、パートナーと
都内から電車で1時間半ほど
かかる場所で暮らしているらしい。

ここのところ、ちょっと仕事や
家のことなどでストレスが溜まり、
その相手が風呂に入っている間に、
一人でお酒が飲みたい、と
うちを出てきたようだった。

それだけ、長く関係が続いている
ということは幸せなことだといるけれど、
それでも、ちょっとしたことが
ストレスになる。

明日、朝起きると、怒られるだろうけれど、
そのパートナーは、パートナーで
いきなりアラブ諸国を周りたい、と
うちを飛び出ていったこともあるから
ある意味、お互い様だと。

そのあと、彼が来てくれてから、何故か、
かなり遅い時間にも関わらず、
ひと組、ふた組とお客さんが入り、
彼を中心に話が盛り上がっていった。

今まで、そのパートナーとしか
性的関係を持ったことがなかった、
ということも聞いて、一同驚く。

結局、朝方まで色々な話をしながら、
なんだかんだ言いながら、
パートナーとは別れられないということも
よくわかる。

本人は酔っ払いながらも、話を聞いてもらって
ストレスも吹っ飛んで良かったと、
大喜びでみんなとハグしながら
店をあとにして行った。

人と付き合っていようが、いまいが、
こういうシチュエーションはたまにあり、
店主としては、とても嬉しく思うものだ。

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2023年10月21日

意外な事実

たまにふらりと来てくれるキヨシ、36歳。

ここ1年付き合っていた人がいる、と
耳にはしていた。

ひと周り以上上で、仕事は忙しいけれど、
とにかく優しい人だと聞いていた。

あまりに忙しくて、会える時間は
少なかったけれど、週末、泊まりに
来てくれるのが月に一度くらいだったようだ。

そんな彼が先週、話がある、と
突然言われた。
何かと思ったら、実は既婚者だったと。

家族は地方都市にいて、自分は
東京に単身赴任だったけれど、
突然帰らなければならなくなった、と。

まさかこんな早くとは思えず、
最初マッチングアプリで会った時は
まさかこんな関係になるとは
思わなかったのだ、と言う。

キヨシはとてもショックを受けたけれど、
好き過ぎて、責める気持ちにはなれなかったらしい。

これからどうしたら良い?と聞くと
キヨシが良いなら、月に一度くらいは
東京に来てくれる、そう言うらしい。

嘘をつかれていた、と言うよりも、
彼は彼で辛かったんだろう
なんて思うのは、バカ過ぎますか?
キヨシはそう言った。

彼の言葉は辛かったけれど、
別れるのはもっと辛いのだと。

人が何と言おうと、決めるのは
キヨシとその相手しかないんだろう。

いつも、こういう話を聞くと、
本当に正しいことは、自信が
チョイスしていくことなのだ、そう思う。
posted by みつあき at 19:02| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月20日

ストレートがゲイになる瞬間

10年ほど前に来てくれていて、
ここ数ヶ月、ポツンポツンと
来てくれるようになったサクマ君と
昨日、ほぼ初めてくらいにゆっくり
話すことが出来た。

彼はそもそもまったくのストレートで
結婚もしていたのだそうだ。
ただ、奥さんとあまりうまく行かず、
20代後半で離婚。
それから、まあ一人でぼちぼちやれば
良いか、なんて思っていた。

ある日、お母さんの誕生日に家具を買いに行き、
そこの少し年上の店員の人に色々説明を受けた。

結構大きな家具だったので、家まで送ってもらう時に、
自分の電話番号を書いたら、その店員の彼から
詳細を尋ねる電話があった。

その時に、「もしよかったら、今度食事でも
しませんか」と言われた。

普通なら、少し気持ち悪い、とか
引いたりしそうなモノだが、サクマ君は
その人の人柄などから、ストンと受け入れたのだそうだ。

そして、その食事の際、出会った瞬間、
「僕もそうだけど、君もゲイだよね?」
そう尋ねられたと言う。

まったく、そんな気もなかったサクマ君
否定しながら、「でも、興味あるんだろ」
そんな彼の言葉にまんまと引っかかったと言う。

いや、引っかかった、というのは言い方が悪いけれど、
そこから彼とは3年近く付き合ったのだそうだ。

それがサクマ君のパンドラの箱を開けることになり、
今ではすっかりゲイの道に。

サクマ君いわく、その人とはもう会っていないけれど、
こっちの世界に入ることが出来たことは
とても感謝しているらしい。

ストレートからゲイへ、という話はものすごく
よく耳にするけれど、こういう入りかたは
初めて聞いたなあ。

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2023年10月19日

外国人、それぞれの反応

Googleで海外から新宿のゲイバー、と
入れると、うちの店はありがたいことに
かなり上位に出てくるらしい。

外国人が多いショットバーとは違い、
うちはチャージも付いてしまうし、
スタッフの中でも、英語が堪能なのは
ごく一部なのに、それでも日々、
多くの外国人が覗いてくれるのは
本当に有難い。

昨日もNYからのカップル、
そしてマケドニア(!!)からのカップルが
来てくれた。

彼らは共に初の日本旅行で、
来る前のイメージとはとても違ったと言う。

NYのジェイソンさんの印象は、
女性たちが非常におくゆかしく、
大人しい感じだと思ってたら、意外と
どこでも堂々としていたり、
大声ではしゃぐ女子学生などがいる。
なおかつ、ほとんどの女性がバッチリと
メイクをしているのも驚いたと言う。

ただ、ジェイソンさんの彼氏マークはさんは
そんな女性も含めて、やっぱりNYに比べて
自分が、自分が!という人は少なく、
全体的にシャイで静かな国民だと。

英語が話せる人は少ないけれど、
関わる人たちはみんなほぼ親切で
優しくて、NYではこんなことはないと。

ただ、みんなニコニコはしているけれど、
心から優しいの?それとも表面的?と
尋ねられて、少し答えに困った。

多くの外国人が言うように、
日本人のYes Noがわかりにくいのだと思う。

これは、戦後教育の前へ習え、という
ところから根付いているモノだろう。

人と違うということを異常に嫌う部分があり、
おそらくそれがゲイの中でも
カミングアウトする人が
諸外国に比べて極端に少ないことも
関係あるかも知れない。


ただ、マケドニアカップルが言うには、
街中でクラクションが鳴らないし、
大声で話す人の声もほとんど聞こえないことも
びっくりすると。

確かに諸外国の電車の車内でも、
街を歩いているても、携帯で
普通に喋っている人はとても多い。

また、彼らが不思議だと思うのは
他の国に比べて、WIFI環境が少ないこと、
そしてゴミ箱が街のどこに行っても
見当たらないということ。

僕の印象では、30年前のオウムの事件から
街からゴミ箱が消えた。

当時、サリンを入れた袋などをオウムの信者が
ゴミ箱に入れ、それを片付けようとした
駅員などが亡くなったことなどから
一掃された、と耳にした。

おそらく多くの人はゴミはポケットやカバンに
入れて、うちや職場に持ち帰って捨てる、と
言うと、ものすごく驚いていた。

しかし、NY、マケドニアの4人が口を揃えて
語っていたのは、とにかく日本は街のみならず、
どんなトイレに入っても、ものすごく綺麗、
そして温水洗浄便座(いわゆるウォシュレット)の完備。

日常生活で一番隠したくて、清潔ではない
行為をする場所であるだけに、
ここまで美しいのは感動的だ、
そう言っていたことは僕も強く同意した。

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2023年10月18日

ガザ問題から

ここ数週間、テレビを付けても、ネットを見ても、
イスラエルとガザのニュースが飛び交う。

ちょっと耐えきれなくなり、
珍しく時事問題を。。。

もう何百年も前からの宗教、
人種が違うことでの抗争。
そしてそこから生まれた領土問題。

そもそもアラブ人が住むパレスチナという土地
(独立国家ではなかった)に
ユダヤ人国家イスラエルが建国されたことから
大きな対立が生まれた。

それではイスラエルが徹底的に悪いのか。
長く迫害されてきたユダヤ人が
悲願の国を創り上げた。

ただ、その地で暮らしていたパレスチナ人が
故郷を追われたという事実。

イスラエル占領下で、難民として
パレスチナ人が暮らしているのがガザ地区。

そのガザ地区で生まれたイスラム原理主義国家を
起こそうとしたのが、世界がテロと言っている
ハマス、というワケだ。

それを許さないとするイスラエル国家が
ガザ地区を武力で押さえ込もうとしている。

ガザ地区で爆撃で亡くなった人の亡骸、
行き場を失った人たちのあまりに
悲しい表情を見ているだけで、心が重くなる。

ある意味、それはハマスから攻撃を受ける
イスラエルも同じだと思う。


もう11年前になるけれど、僕はテルアビブと
エルサレムを一人、旅した。

現在は右派政権となり、かなり極端な政策が
打ち出されているようだけど、当時は
LGBTの活動が派手だったし、
それこそ、それぞれの宗教が
お互いをリスペクトした地として
マドンナがツアーの幕開けに選んだ土地だった。


うちの店で話が出るちょっとした好き、嫌いの問題
(食べ物や文化的なちっぽけなことだけど)で
よく、何が正しくて、何が間違っているか、
という会話などになる。
しかし、世の中にどれほど正しいことと、間違っている、
と断言できることがあるのだろうか。

ただ、戦争などの発端はともかく、一番の誤りは
まったく罪もない民間人を傷つけることなのだ。

ウクライナも含めて、こういうことが続くたびに
鬱々となってしまう。

中立国と言われている(ほんまかいな)日本が
なんとか出来ることはないんだろうか。

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2023年10月14日

それぞれの休日の過ごしかた

昨夜一番に来てくれたリョウヘイ 46歳が
ちょっと遅い夏休みを使って、
南の島(国内)に一週間
行っていたようだ。

それほど繁華街もない島で
何をしていたのかと聞くと、
ほとんど海をぼんやり見たり、
ホテルでネットをしたり、
時には海で泳ぐ程度だったと言う。

なるほど。せっかくの長い休みなのに、
特にイベントや観光を入れることなく、
一人でずっといることは
寂しかったり、退屈しないかと
尋ねると、それはまったくないらしい。

リョウヘイは、平日はとかく
忙しく、バタバタと出張に行っても、
会議に出て、そのままとんぼ帰り。
営業職なので、お客さんと話をし、
会社に帰って事務手続きをし、
自宅に帰っても、仕事のまとめをする日々らしい。

なるほど、そういう生活をしていると
そういう時間が欲しくなるんだと理解した。

僕は日々、まったく違うタイプのゲイの人たちと
会話をしているから、休みの日くらいは
自分だけの時間がほしい、そう思うことは
リョウヘイ君とそれほど変わらないかも知れない。

ただ、旅行に行くと、リゾートで
ぼんやり、というのはなかなか想像できず、
おおかた街中で散策したり、
そこで人と知り合ったり、
美術館や博物館に行きまくる。
海外なら必ず舞台や映画館を覗いてみる。

そう思えば、どれほど動いていないと
気が済まないタイプなのかとも思う。

それぞれの休日の過ごしかた、
改めて面白いなあ、そう思った。

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2023年10月13日

時代の文化に追いついていけない

一昨日フランスからと、昨日、香港から
来てくれた友に3人組のゲイの若いコたち。
それぞれが20代で、香港人の一人を除けば
みんな憧れの日本に初めて来たと言う。

共にものすごい漫画やアニメファンらしく、
矢継ぎ早に漫画やアニメのタイトルや
キャラクターを話す。
もちろん、そこにはゲームの話題も乗かってくる。

「ドラゴンボール」や「エヴァンゲリオン」
「ポケモン」や「ワンピーズ」など、今や
50代以上でも読んだり観たりしているような
コミック系。
タイトルを知っていても、僕はほぼ観たことがない。
それは決してアニメが嫌いだとか
面白くないと思っているワケではない。

映画でオリジナルで作られたモノ
(ジブリ系や、新庄誠監督作、細田守監督作、
故 今敏監督など)は、さすがにかなり観ているけれど、
テレビやビデオ系のアニメ、昨今の漫画は
ほぼ知らないのだ。

これはもちろん世代もあるだろうけれど、
僕の場合、仕事以外、古い映画から新作映画を
追いかけるだけでもう時間がアップ、アップ。

そうそう。かろうじて、「鬼滅の刃」は
あそこまで映画がヒットした、と言うから
テレビ版を配信で観て、映画にやっと追いついた。

漫画も高校生くらいまで読んでいた
手塚治虫で止まったまま。
彼の漫画は、全集を持っているくらい
読み込んだけれど、
それ以降のモノはほぼわからない。

そう思えば、日本のテレビドラマもJ POPも
昨今のモノはほとんど何、それ?という感じだ。

そんな話を、横にいた40代のショウジ君に伝えると
「ゲイバーのママなんだから、もう少し
浅くでも良いから、若い人たちの趣味を
もう少し理解していかないと」と言われる。

確かに。

でもネット全盛の昨今、多くの人が
自分が好きなことに特化できる時代に
なったのだ、そう思って、
それぞれの時間の使い方で生きていくしか
ないのだろう。

歌謡曲も映画もテレビも
ほとんどの人が観た、聴いた、と
いう時代ではないのだから。

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2023年10月12日

人との出会いかた

最近来てくれる40代中盤の
ヨシノブ君は、売り専の経験はあるけれど、
男女ともに恋愛経験がない。

大体、30代の頃は仕事の忙しさもあって
まったく恋愛などする気持ちに
なれなかったらしい。

しかし、40を過ぎて、俄然、このままでは
ずっと一人かも知れないと焦りだした。

去年くらいからアプリで
出会いを求めたけれど、
なかなかうまくはいかない。

比較的最近では、なんと9時間、
チャットをし続けた相手もいたと言う。

食事をしながら、LINEも交換しながらの
9時間。
これは脈ありだなあと思ったけれど、
それだけ長くやり取りを
したのに、翌日からは
まったくやり取りがなくなった。

改めて連絡してみようかとも思ったけれど、
結局あれだけ話して、それでも
連絡がないということは、
興味がなかったのだと割り切ることにしたようだ。

アプリでは、写真はあっても、文字だけの
やり取りというのはなかなか空しいと言う。
だから、実際に、バーなどで会って話したほうが
きちんと繋がる感じがするのだと
最近は思うらしい。

しかし、そんな聞いた20代のカツキは
最近はアプリでも、顔を見ながら、
会話も出来ますよ、と言う。
僕はそれで付き合うようになったとの話。

確かに、交通費もかけることなく、
店で何かを注文することもなく、
顔を見ながらやり取り出来る、
ということは、さすがに僕も想像していなかった。

もちろん、それぞれが自宅にある
お酒を飲みながら話す、ということだって
出来るワケだ。

ただ、ヨシノブ君的には、
恋愛というだけではなく、
幅広く、複数の人の経験や意見を
聞きたい、という気持ちがあるのだそうだ。

それこそがゲイバーも含めた
飲み屋の命題かも知れない、
そんなふうに考えて、
うちの店の存続理由を
なんとなく納得する一夜となった。

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posted by みつあき at 17:49| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月11日

お客様たちの存在

周年のお知らせをLINEやメールで
わかっている範囲で送っている。

一応、それぞれちょっと挨拶文や
コメントを付けるため、メールでも
Bccとかに出来ないから、
結構大変な作業だったりする。

中には、コロナ禍全然
会っていない人もいれば、
それ以上会っていない人もいるし、
アドレスが変わっている人もいる。

基本的に、僕は周年と店内お花見の時くらいしか
営業メールをしないし、細かい名簿を
作ってチェックしているワケでもない。
だから、漏れも出てくるし、
名前が思い出せなくて(年寄りの証拠)、
そのままになってしまう人もいる。

そんな中で、丁寧に返信をしてくれる人も
それなりにいてくれて、
そこで驚くような事実を知ったりする。

とある人は、なんと海外に移住して、
同性婚した、という連絡があったり、
またある人は女性と結婚した、
と連絡があった。

仕事で地方に移った人もいれば、
逆に地方から東京に移った人もいる。

前に送ったモノが既読になっていない人など
どうしているのか心配だけれど、
僕はそれ以上、どうすることも出来ない。

とても親しい人や、パートナーや
友人を通して連絡取れる人は
周年のお知らせとかとは別に
なんとか確認取れたりもする。
それでも、ニックネームや
下の名前しか知らない人も多いのだ。

とは言え、飲み屋との関係なんて
そういうモノ(増してゲイバーだから)
と、仕方がないと思ったりもする。

逆に、店オープン時にかなり通ってくれた人や、
10年ほど顔を見ていない人が
ふらりとやって来てくれたりすると、
こういう仕事をやっていて、
本当に良かったとも思える。

そういう意味では、ゲイバーに
限らず、多くの水商売で通り過ぎていく人たちは
そうなんだろう。

ひょっとすると、最初に来ていただいた時に、
一期一会かもしれない、そう思っていることが、
一番正解なのかも知れない。

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2023年10月08日

J問題から改めて考えること

連日、報道をされているジャニーズ問題を
耳にして、思い出したことがあった。

ひょっとして、このブログにも
書いたことがあったかも知れないけれど、
改めて。

以前、よく店に来てくれていたタナカ君、40代、
彼は子供の頃のトラウマがあって、
ずっと恋愛が出来なかったのだと言う。


彼のお父さんは40人ほど使っている
会社の社長、タナカ君の自宅の脇に
社員寮があったのだそうだ。

タナカ君はそこに住む20代前半の
「お兄ちゃん」と慕う人がおり、
いつも優しく遊んでもらっていたのだと言う。

タナカ君が10歳を過ぎた頃、
お兄ちゃんの部屋には何人かの
社員の人もいたが、タナカ君は
よくその部屋に泊まり、
お兄ちゃんと添い寝していた。

そして、いつの頃からか、
みんなが寝静まってから
二人はそういう行為に及ぶようになった。

お兄ちゃんから抱きしめられて、
単純にタナカ君は、気持ち良かったのだと言う。

2年ほどそういう関係が続いた時に、
同室の社員が気付かれてしまった。あ
それが親にバラされ、警察沙汰となり、
その20代の青年は逮捕されたのだそうだった。

タナカ君は泣きじゃくりながら、両親に
「お兄ちゃんは悪くない。」と伝えたけれど、
まったく相手にされなかったのだそうだ。

タナカ家では、それ以降、誰も
その事件には触れなくなった。
しかし、彼はそれがずっとトラウマになり、
女性はもちろん、男性とも
セックスが出来なくなってしまった。

タナカ君のトラウマは、その20代男性に
やられた、ということではなく、
引き離された、ということだった。

しかし、その彼が10代のタナカ君に
手さえ出さなければ、
結果的に、トラウマに苦しむことは
なかったのだろう。

10代という若い時期、そういうことに
関心を持つことは仕方がない。

ジャニーズ問題も、
ジャニー氏に手を出されて
ゲイになった、もしくは自分が
ゲイだと自覚した人もおそらくいるだろう。

以前、このブログに、
10代の時に先生や、成人男性と
関係を持った、という人の話なども書いた。

「それをただの経験談として、面白おかしく
書くのはどうか」という指摘もあった。


僕自身も、今回のこの問題を改めて考え、
仮に若い人が性的なことを求めたとしても、
それはゲイであれ、ストレートであれ
決して、成人した人間が、そこに
手を出すことは許されないのだ。

今回の一件は、改めて考えさせられる。

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2023年10月07日

共に暮らす覚悟、暮らさない覚悟

毎週、週末になると来てくれるサトシ、カズキの
40代後半カップル。

彼らは付き合って17年だが、
ちょっとだけ年上のサトシにとって
カズキは初の相手だった。

逆にカズキはそれまでは
自由なゲイライフを送っていたらしい。

二人は17年前に関西のバーで知り合い、
ちょっとした遠距離恋愛も含めて、
共に東京に来ることになった。
それから一度も一緒に住んだことはないと言う。

昨日、彼らの隣に座った若い二人が
「何故、一緒に住まないんですか?」と聞く。

最初出会った頃は、ちょっとした違いに
喧嘩もよくして、これは別のほうが、と
思ったのと、今となっては
親友のようだったり、同僚のようだったり、
ある意味兄弟のようだったりして、
その関係性が楽しいのだそうだ。

そうそのちょっとした距離感が
彼らが長く続いている秘訣なのかも知れない。

とは言え、確かに必ず週末は共にいて、
天気さえ良ければ、色々な場所に
二人で行楽に行っているようだ。

その関係がもう何年も続いていると、
いざ、共に、という気持ちにはあまりならず、
互いに定年になった頃には、という話だ。

男女の結婚のように、子供を育てるワケでもなく、
共に暮らすことがどうか、という
選択が出来るのは、
同性同士の利点なのかも知れない。


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2023年10月06日

16周年イベントが決定しました

2007年、9月20日にオープンして、早、16年。
今回はひと月半ほど延びてしまいましたが、
11月の連休に「16周年」を行うことになりました。

アートボード 1@2x.png

例年、スタッフと、ドラッグ・クイーンのエスムラルダさんと
共に、お送りしている周年ですが、今回は
お客さんと共に、「THE 縁日」と題して
楽しんでいただこうという企画です。

エスムラルダのパフォーマンス・タイムも
いつものように、何時、と決まっているワケではなく、
場が温まった時に、神出鬼没的に始まります。

また、5日の日曜日は、いつもの六尺デーが
16周年バージョンとして、お目見えします。
これまた楽しいエロチックな縁日をお楽しみください。

ちなみに、連休前夜の11月2日は前夜祭。
飲み放題ではありませんが、
周年にいらっしゃれない方はこの日、
お待ちしております。

よろしくお願いします。

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2023年10月05日

島での生活

昨夜、初めて来てくれた
スッキリ爽やかな26歳のリョウ君。
彼は、仕事の関連で、3日前まで1年ほど
地方都市の2000人ほどの小さな島で
暮らしていたと言う。

70代が圧倒的に多いけれど、
都会暮らしに疲れた両親や、
子供のための環境を思って
移り住んだ30代や40代も
ちらほらいるらしい。

小さな島でも、
小中学校は2校ずつほどある。
それでも一校にいる人数は少なく、
小学校は2学年一緒に
授業を聞くようだ。

島の不便さは慣れてくるものの、
ちょっと波が強かったり、
台風が来たりすると、物資がどんどん
なくなっていくのだそうだ。

もちろん、そういう天気の時は
仕方がないけれど、驚くことに、
Amazonはそんな島でも、
翌日、それも会員には無料配達
してくれるのだそうだ。

そのからくりはいまだに謎だけど、
24年問題が横たわっているだけに、
今後の島の物流を考えると
心配だと言っていた。

リョウ君は、仕事関連や、農家の手伝いとかで
知り合いは増え、決して寂しくはない。
お酒は飲めないから、
島でも飲み屋に日参することはないけれど、
人々は優しいようだ。
とは言っても、ゲイとの出会いは
まったくない。

そういう意味では、
あまりにも悶々とした1年だったので、
ネットを駆使して、
うちの店に辿り着いてくれたらしい。

せっかく東京に戻ってきたから
少しは都会の生活を謳歌したいのだろう。

たまにこうして、他府県などで暮らしていたり
暮らしているお客さんの話を聞くのは
とても新鮮でもありるけれど、
つくづく大変だなあ、そう思う。

かと言って、ゲイがすべて
都会で暮らすほうが良いとも思わない。

うちに来てくれていた何組かのカップルは
ほぼゲイが住まない田舎で
十分充実した暮らしもしている人たちもいるし、
単身でも楽しい、という人もいるのだから。

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2023年10月04日

フォビアの心の中

先週久しぶりに来てくれたオサム君、
36歳、つい先日、アプリで同い年の
サラリーマンと会ったのだと言う。

ただ、そのアプリがゲイだけではなく、
どちらかと言うとストレートの出会い系で
結構メッセージでやり取りを
したあとだったようだ。

その相手がオサム君に興味を持ったのは、
オサム自身、あまり友人がいない、
恋愛をしたことがほぼない」と
書いたことだったようだった。

会って話してみると、
オサム君のことをゲイとは
思わなかったようだった。

そう。メッセージ上では
ゲイについて、
まったく語っていなかった。
オサム君の友人や恋愛も
ゲイについて、ということだったのに。

もちろん、会った相手はゲイだった。
彼自身は「男に興味あるけれど、
ゲイではない」と言っていたらしい。

加えて、彼は女性に対して、
非常に嫌悪感を持っていたようだ。

比較的オサム君は、
静かなカフェを提案したが、
開口一番「こんな女ばっかり来るところを
指定されるとは思わなかった」と言われたそうだ。

なおかつ、その場所でゲイ的な話を
すると、「こんな場所でそんな話を」と
とても嫌がった。

アプリで初めて会うのに、
ゲイ的な話をしないワケにはいかないのに、
オサム君はそう思ったらしい。

彼はオサム君がかつて会ったことが
ないような、ホモフォビア
(つまりゲイのゲイ嫌い)だった。

自分がゲイであることをすごく
後悔していること、本当はゲイではなくて
ストレートと付き合いたいこと。

オサム君がストレートかと思った、
と言われた。
ストレートと付き合うというのは
どういうことだろう。
バイの人かと聞くと、そうではないらしい。

女性が好きだけど、男性と性的なことを
したい、ということなんだろうか。
オサム君はよくわからなくなって、
また機会があれば、そう言うと、
別れた途端に、ブロックされていたらしい。

僕自身、また僕が過去に
付き合った人の中でも、
そこまででもないけれど、
ホモフォビックな傾向はあった。

それはやっぱりマジョリティ社会の
プレシャーからだったけれど、
僕はその後、大きく変化した。
(ここまでの変化には自分でも
驚いたけれど。笑)

でも、オサム君が出会ったような人は
意外とたくさんいるような気がする。
社会が変わっていかないと、
こういう人たちを生み続ける気がする。

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