2023年09月10日

人生での挫折感

一昨日、お客さんたちの間で
自分の人生に於いて、挫折を
感じることがどれだけあったか、
という話になった。

ヨウジ君は、大学受験が通らなかった時、
ムネヒコは、希望した会社に入ることが
出来なかった時、
モトユキさんは、大恋愛に失敗した時、
まだ30になっていないセイヤは
日々、挫折感ばかり感じていると言う。

色々な人の話を聞くと、挫折を
感じている人たちの多くは
高い目標をかかげ、そこにトライ
している人たちがほとんどだ。

逆に言うと、そのゴールが遠ければ
遠いほど、頑張りも効く。

その目標値を挫折することもなく、
どんどんクリアしていく、という人など
ほとんどいないだろう。

よくよく考えてみると、僕はそこまで
高望みをしたことがしたことが
なかったような気もする。

昔から夢がなかったと言えば嘘になる。
もちろんそれらをクリアをしたワケじゃない。

ただ、自分の身の丈にあったチョイスしか
していなかったような気もする。

そう思うと、なんだかこの長い人生、
もうちょっと努力をおこたらず、
挫折感に苛まれたほうが
もっと成長できた気もする。

挫折感ではなく、劣等感や苦しみは
もちろん多くあり、それが自分がゲイである、
ということだった。
それをクリアすることが目標だった
ワケではなかったけれど、
その苦しみから逃れることはできた。

そんなことを考えた時に、
はっと思い立ったことがあった。

僕の唯一の挫折感は
子供を持てなかった、ということだった。

ゲイであることを受け入れた瞬間に、
ほぼ自分の子供を持つことを放棄した。

そんなことを挫折感と言うのか、と
逆に驚かれるのかも知れない。

ずっとこのブログに書き続けたように、
僕の人生の中で、自身の子供を
持てないことが、ほぼ永遠に
悔いが残っていることなんだろう、そう思う。

困ったものだ。やれやれ。

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F
posted by みつあき at 15:20| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする