2023年07月19日

旅日記 イスタンブール編

ロンドンからトルコ、イスラエル。
旅の後半で、イスタンブール、カッパドキアを
1週間くらいの予定で組んでいた。

初のイスタンブール。
空港からのシャトルバスで着いたのは、
中央のタクシム広場。
僕が宿泊するB&Bはいわゆる新市街。

広場も街も、ものすごい人、人、人。
あとで気がついたのだが、この木曜日から
僕がカッパドキアに移動する
日曜日まで宗教的なこともあって、
祭日と週末が続くのだそうだ。

ってなワケで、どこに行っても
人だらけだったのはそういう意味だった。

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それにしても、新市街。
ものすごく坂道が多く、急な階段で
40段もあるようなところもあちこちに。
これにはかなり参った。
最初にスーツケースとリュックを
下げて上がる時が最も辛かったけれど、
食事に行く時、街に出る時、
ここを昇り降りしなければならないのだ。

もちろん、その点、上にあがると
海から見える素晴らしい景色も、
家々やアパートの屋根も見事だった。

多い、と言えば、猫、そして犬が
道々に、坂という坂にどこにでもいた。
思えば、トルコ映画の「猫が教えてくれたこと」
というのは、野良猫と多くの人々の
ふれあいを描いたもので、
まさにそういう光景があちこちに見られた。

人々は彼らに餌を与え、ワクチンも打つ。
そういう意味では痩せ過ぎず、
太り過ぎず、かなり健康的な犬猫が多かった。

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さて、部屋を貸してくれたニハトさんは
ホテルマンでほぼ部屋には居なかったけれど、
ここもキッチンもリビングも
使い放題で居心地は良かった。

すぐそばにゲイクラブがあり、夜になると
かなり音楽が聴こえてきたけれど、
さすがに昼間動き過ぎて、
まったく行くことが出来なかったのも
残念だった。

最初に街に出た時にケバブ屋で仲良くなったのが
イラン人の若いカップル。
彼らは初めて海外に出たらしく、
トルコの自由さに感動していた。
とにかく、ありとあらゆることで
常に締め付けられているイランは辛いと。

カップルの女性は非常に可愛らしかったが、
常にヒジャブで顔を隠さなければならず、
なおかつ派手で明るい服装も禁じられている。

もちろん、日本でも報道された去年の秋の
若い女性が死亡して、次々に女性が
亡くなったことなどを思い出させられた。

その翌朝、朝食を食べに行ったレストランで
知り合ったのが、3年前にローマから
「人生のリスタート」と、イスタンブールに
来たイタリア人女性、エレナさん。

ちょっと会話をしたことから、彼女が
元バレエダンサーをしていたことや、
非常に映画に詳しかったり、それぞれの
文化について、お互いに完璧なネイティブな
英語ではないことが、盛り上がった。

結果的に、彼女とは僕がカッパドキアから
戻ってきた日の夕方、素敵なレストランで
4時間も食事をすることになった。

こういう出会いは、旅ならでは、だなあ、
そう思う。

加えて、カッパドキアでもルーマニアから
来た女性二人と仲良くなったけれど、
何故、ここまで女性だらけ?と
不思議な気持ちにもなったけれど。

もちろん、アヤ・ソフィア、ブルー・モスクなど
大聖堂、そして船でボスポラス海峡を渡るなど
素晴らしいイスタンブールの旅は
一度では書ききれないほどだった。

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posted by みつあき at 17:10| Comment(0) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする