2023年06月30日

旅日記 番外編 愛しのブルース・スプリングスティーン その1

今回の旅は、そもそもイスタンブールと
リスボンにゆっくり、と考えていた。

リズボンに行くのなら、今、ヨーロッパを
ツアー中のスプリングスティーンの
ライブがないかと調べた。

そうすると、なんとドイツのデュッセルドルフで
彼がライブをすることがわかった。

そこで僕の旅の予定は急遽、ドイツを
入れることに変更。

また、このあとのブログで書くけれど、
友人でもあり、お客さんでもあるタロウちゃんが
ドイツ行くのなら、ロンドンで
素晴らしい舞台があるよ、と言われ、
結局、リスボンはお預けになってしまう。


さてさて、ブルースについては、
僕が彼のライブに行くたびにこのブログにも
今まで何度か書いてきた。


僕が19歳の時に東京に出て、初めて
高円寺のロック喫茶(今や死語)で
彼の"Born to Run"を聴き
雷に打たれたような衝撃を受けた。

そのあと、彼のまだ3枚しか出ていなかった
レコードを買い、擦り切れるほど聴き、
すっかり虜となってしまった。

それが、何十年も経ち、まさか彼がオバマや
バイデン大統領の就任式のトップで
歌いあげたり、多くのアーティストから
これほどまでにリスペクトされる
存在になるとは想像もしなかった。

そう、彼は歌詞の中で、家族や兄弟、友人、
そしてパートナーへの愛情や、
貧困の問題、あらゆるマイノリティへの差別、
戦争の脅威、平和への願いなどを
力強く歌い上げてきたのだ。

僕自身、彼のライブを日本の3度の来日で6回、
その後、NY、ニュージャージー、シドニー、
ブリスベン、ロンドン、サンセバスチャン、
ベルリンなどで通算、
20回以上観ていることになる。

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(これは僕が撮影した今回のライブの写真!
我ながら素敵に撮れた!)

彼のライブに行くたびに、各国から
来た人々と話をすると、多くのファンが
どのくらい観ているかと尋ねると
僕も含めて、どれほどオタクなんだと思う。

facebookの日本のファンのページを見ると、
ここでも、ありとあらゆる場所で
観ている人たちがいて
僕なんかまったくチョロいものだとわかる。 

いずれにしても、最初に聴いてから、
40年以上。
僕も歳をとり、彼も歳をとった。
今年74歳の彼だから
昔ほどシャウトも出来ないだろうし、
駆け回ることもないだろう。
これが最後かも知れない。そう思ったのだ。  

その2に続く(まだ続くのかよ 笑) 

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2023年06月24日

旅日記 デュッセルドルフ編

2日目の午後、デュッセルドルフに到着し、
当日は特に美味しくもない店で食事をして、
早めに休むことにした。

思えば、フランクフルトは少し肌寒く、
デュッセルドルフは蒸し暑かった。
これは土地柄ではなく、気候のせいかも知れない。


さて、デュッセルドルフの2日目は
朝から街を散策。
まだオープンはしていなかったけれど、
なかなかシンプルながらに素敵な街並みに
ショッピングモールや、
新しく出来たモダンな建築物が
あちらこちらに見える。

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ライン川沿いに歩くと、
そこには何百年も前から見える景色があった。
いかにもヨーロッパ、いかにもドイツ。

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カフェでのチーズ、ベーコンのサンドイッチも
これは格別。値段はちゃんと覚えていない。
たぶん高かったんだろうけれど笑

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そこから、いくつか美術館を回ろうと
電車に乗ることにした。

ドイツの電車は
(前のベルリンの時も書いたような気がするけれど)
改札がなく、ホームでチケットを買って乗る。
スイスも同じらしいとお客さんが言っていた。

ただ、ホームに電車が到着していて出る時など、
そのまま走り乗って、チケットなしだったりする。

ただ、車内に改札のため、係員が
意外と頻繁に来る、と言うのだ。

数年前に来た時に聞いたのは、
改札時、罰金を支払っても、
毎回チケットを買っても、月で言えば、
同じ値段くらいになるから、買う人、
買わない人、半々だったらしい。

しかし、現在は、チケットを持っていないと
わかったら、数十倍どころか、
すごい金額を要求されるらしいということだ。

ちなみに、僕の滞在中、デュッセルドルフでは
車内で改札されるのを一度も見なかった。


さてさて、結局、夕方から始まるコンサートに
できる限り早めに行きたかったので、
美術館はひとつ。
NRWフォーラムというミュージアムに行く。

ミュージアムの前には
レインボーフラッグが掲げられていた。
これはいつもLGBTを歓迎し、
受け入れているとうサインなのだろう。

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展示場は荷物を持って入れず、
リュックを預けようとすると、
ロッカーは1ユーロ。
受付で5ユーロ札と交換してもらえるかと
尋ねると、ないので、預かるわ、と
受付で預かってくれた。

あと館内のレストランで、ソーセージと
ポテトのランチを頼んだのだが、
持っている水を見て、
「あ、飲み物で大丈夫ですね?
他にドリンク頼まれませんよね」と
これまた素敵な対応だった。

ここの展示は、ほぼ前衛的なモノが
多かったけれど、なかなか面白い作品、
好きなモノもいくつか見つかった。

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そして、先週終わってしまったような
この企画、観たかった!!

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このあと、一度ホテルに戻り、
いよいよ、この旅行のクライマックス
(3日目にして)の、ブルース・スプリングスティーン
のライブに向かうことになる。

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2023年06月22日

旅日記 フランクフルト編

すっかりご無沙汰しております。

店はスタッフが交代で入ってくれ、
毎日、連絡をくれていて
何とか頑張ってくれているようで有難い。

久しぶりの海外旅行で、おじいちゃん
大丈夫かなと心配しつつのひとり旅。

ここに書いたけれど、チケットの誤発送
(自分が悪い)や、B&Bの日程間違いなど
渡独の前は右往左往したけれど、
すべて解決し、ドイツに入って、
特に問題なく、3日目の朝を迎えている。

コンサートを観るために、
デュッセンドルフに来たのだが、
日本から直行便がないため、
フランクフルトへの便になる。

それも貯めたマイレージだったんだが、
その変動にはびっくり。以前、NY往復
ビジネスで乗れたくらいのマイレージで
フランクフルトやっと。
それもサーチャージがプラス10万近く。

やってられないなあと思いながらも、
この先、自分自身の年齢や、世界情勢もあり、
もう行きたい時に行く。
(スタッフには迷惑かけるけれど)
そう決めたのだ。
そのために、お金は頑張って貯める。
(貯まるかなあ)


さてさて、フランクフルト。
本当は空港に一泊しようかと思ったけれど、
荷物もあるし、時間もあったので、
渋々フランクフルトのホテルの一泊。

ここがなかなか素敵で
(とは言っても、空港から30分ほど
離れた場所で、田園風景が広がる田舎!
と思いきや、ホテルの近くには
ネッスルの本社や、任天堂の
ヨーロッパ支店などが
あったから、それなりの場所なんだろう。
みんな車で移動しているワケだ。

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着いたその日は、ホテル近くの
広いガーデン付きのレストランで
しっかりお肉をいただくが、
ビールと共に、これは美味しかった。

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ほぼ寝るだけの一夜だったが、
翌朝、そばのカフェで食べた
サンドイッチも美味。
こちらは本当にパンが美味しい。

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さて2日目はデュッセルドルフに飛ぶ。
比較的ゆっくりな時間なので、楽ちん。
これまた初めてのデュッセルドルフだ。

フランクフルトでも感じたが、
円安のせいと、こちらも物価高だったからか、
とにかく何もかも値段が高く感じる。

ユーロかける155円。
(本当は両替で取られているから
もう少し高いんだろう)

軽く食事をするだけで、20ユーロ、
外でビールを買っても3ユーロ、 
水だって2ユーロ以上。


ちょっと良いレストラン
ほんのちょっとだけ)でも、
50ユーロは軽くする。

もう、決めたのは、とにかくいちいち頭の中で
円に換算しないこと。
上にも書いたけれど、頑張って
自分の数少ない(笑?)好きなことに
認知症とかになるまで、使えるようにしようと。

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2023年06月18日

改めて旅の前に そしてカツのこと

告知している通り、明日、19日から、
デュッセルドルフ、ベルリン、ロンドン、
イスタンブール、カッパドキアの旅に出ます。

僕の休み中、それぞれのスタッフが店を
守ってくれるので、よろしくお願いします。

そうそう。
スタッフと言えば、8月いっぱいまで、
以前、Bridgeカフェをやってくれていた
カツが手伝ってくれることになった。

8月いっぱいまで、と言うのは、
彼は仕事を辞め、新たな仕事を持ち、
台湾に数ヶ月いる、と決めたからのようだ。

彼は今までの仕事の前に、2年ほど
イギリス留学をしていて、その気力に
頭が下がるばかり。

僕はせいぜい旅行で、こ
こにも何度か書いたように
一度も海外で暮らしたことがない。
いつも、ただの旅人でしかないのだ。

そんなカツは僕がいない間、木曜日
毎週入ってくれる。

ちなみに、日曜日と火曜日はいつも
入店してくれているタクヤが
しっかり入ってくれる。

月曜日はトクジ(旧スタッフで
また舞い戻ってきました。)
がしっかりと入店。

そして水曜日は、ちょいと心配ながらも
多くのお客さんに愛されキャラ、トモが毎週。

週末のスタッフは、スタッフ表を
見てもらえれば。


ちなみに、このブログも旅行中は
休むことも多いと思いますが、
時間があれば、書きますね。

色々と迷惑をおかけしますが、
くれぐれもよろしくお願いします。

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2023年06月17日

同性婚について

昨日、国会では「LGBT理解増進法案」という
こんな法案ならなくても良い、と
思える法案が、与党多数の賛成で
通ってしまった。


そんな昨日、深夜、店にいたお客さんたちに
スタッフのトシが「もし、同性婚が
できるようになったら、したいですか?」
とそれぞれに聞いた。

基本的には、法律で同性婚が決まるかどうかは、
やりたい人がやれば良い、
逆に何故、当事者で反対する人がいるのか
わからない、というみんなは同じ意見だった。

ただ、自身はどうかと聞かれると
今はシングルの44歳のリョウタは
「自分は親が生きている限り、
それはやりたくないと思う。
年老いた彼らを巻き込みたくはない」
そう言っていた。

最近、付き合いだしたソウスケ40歳は
「う〜ん、まだ考えられない。
彼と長くうまく行ったら、
そう思うこともあるかも知れない」と
これもリアルな意見だ。

25年ほど付き合っているヨウスケ、50歳は
「自分はすぐにでもしたい。
でもパートナーと、そういう話を
したことがないのでわからない。」
そう言った。

15年ほど付き合っているトキオ 41歳は、
「自分は経済的にも別に充実しているし、
お互いの家族の問題もあるし、
同性婚を真剣に考えたことはない」のだそうだ。

昨日、この時間にはいなかった
若い20代の意見はどうだろうか。

そういう若い人の中では
ロマンチックな気持ちで一緒になりたい、
もしくは、海外と同じように
それは当然の権利、絶対したい、
という人も少なからず、
多く出てきているのかも知れない。

ただ、この何人かの話を聞いても、
この2023年現在、日本人ゲイの中で
同性婚すぐにでもしたい、と思っている人は
意外に少ないのだろう。

ただ、今さらながらだけれど、
個人的には望む数の問題ではなく、
性別に関係なく、共に歩んでいる者同士が、
異性愛者と同等の権利を主張するのは、
すこぶる当然の事だと思うのだけれど。

posted by みつあき at 19:07| Comment(0) | LGBT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月16日

上海から

昨夜は平日の木曜日だったし、
雨も降っていたので、いるお客さんに
会計をして、そろそろクローズ準備を、
と思っていた23時15分。

久しぶりの中国人のチョウ君が、
旅行で来てくれた友人たち
5人なんですけど、大丈夫ですか?と
尋ねてくれた。

普通なら、断るけれど、
上海からの旅行での5人、
下世話になってしまうけれど、
それなら、地下鉄で帰らずとも
タクシー代は出るな、と
いいですよ、と入ってもらった。

チョウ君も含めて、みんな、
日本の文化やアニメやドラマが
大好きらしく、
僕も半年前にここに書いた
Netflixの「初恋 First Love」で
みんな泣いたの、大好きだの大騒ぎ。

中国ではYouTubeが観られず、
外国の動画もなかなか観られたりしない、
ということで、僕がiPadで
「初恋〜」の予告編(若い頃のバージョンと
歳をとったバージョン)の2本を流す。
宇多田ヒカルの歌と共に、みんなが
シャンパンで乾杯しながら歌う。

そのあと聴きたいと言われたのが
「北国の春」!?
あちらでは今の若い人も知っている
大好きな曲だと言う。

もう11年、東京に住むチョウ君は
本国に住んでいた時は日本も含めた
西側諸国が羨ましいと思ったけれど、
それぞれに良い部分も、ダメな部分もある、
そう感じたようだ。

もちろん共産党政権は恐ろしい、
と思うとも言う。

ただ、もっと身近な部分で、中国人は
Yes Noをはっきり言うけれど、
多くの日本人は言わないのが不思議だと言う。
気を使い合い過ぎて、
それをみんな美徳だと思っているから
たまに気持ち悪いなあ、とも思うらしい。

あと、日本人の友人と約束する時に、
突然、今日、どう?とか今、何してる?
など電話すると驚かれる。
そして、まず、今、とか今日とかは
断られるようだ。

確かに、僕も僕の周りもきっとそうだと思う。

いつも思うけれど、何が正しいか、間違いか、
というのはなかなか難しい。
もちろん、自分の意見をまったく封印されること、
自由を多く奪われる、そんな共産政権には
僕自身も反対だ。

でも、チョウ君いわく、将来、どちらに住むか
選べと言われると、考え込むほど、
どちらも色々ありながらも、
悩むくらい大好きだったりする、そう言う。
なるほど。

いずれにしても、みんな深夜まで
楽しんでもらえて良かった。

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2023年06月15日

各国の言葉で巨根とは!笑

昨日は、ロシアで育った日本人のタクミ、
フィリピン国籍で日本で育ったジェイク、
海外の人を日本に招く仕事をしている
ショウジロウ、
フランスに長く住み、またこの夏から
ヨーロッパに遠征する、と言うサブロウ、
そして初めて来たシュン君は韓国語ができる。

今年になって外国人旅行者が多く
来てくれているけれど、昨日は
みんな日本に住んでいるお客さん
だったのも面白い。


そういう流れの中で、それぞれの国で
「俺の巨根を見るか?」とか
「乳首がとても気持ちいい」
というのを、それぞれの国で
どう言うか、というとてもバカバカしい
話で盛り上がった。

ロシアでは、巨根を
”Большой половой член”
と言うらしく、この"Большой"と
いうのは、日本語で発音するとボリショイ。

僕はボリショイ、というのは
土地の名前だと思っていたら、
巨大な、という意味らしく、
それが、ボリショイ・サーカスや
ボリショイ・バレエの名前の根源だった。

フィリピンのタガログ語では"malaking titi"
と言うらしく、ペニスをティティって
いうのはとても可愛らしいと笑った。

韓国語も聞いたけれど、調べたら
ハングル文字しか出なくて、
発音を忘れてしまったのが残念。

すぐ忘れてしまうけれど、色々な国の
色々な言葉を知るのは楽しい。

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2023年06月14日

旅の前に

以前にもここに書かせてもらったように、
今週、日曜日から7月6日まで
僕が旅行に出るため、休ませてもらい、
その間、留守をスタッフにお願いする。   

コロナ前は年に二度、長い休みを
いつもスタッフに助けてもらったが、
今いるスタッフの半分以上が
コロナ前後に入店、
細かいことがわからなかったりした。

一応、バイトに入ってもらったりした際に
ひと通り、教えたり、伝えたりしている。
それでも、不慣れで、お客さんに迷惑を
かけてしまうことも少し予想される。

それは僕の伝達ミスだったりするので
お許し願えれば、と願うばかりだ。

スタッフのスケジュール調整や、
オープンからクローズまでのことを
しながら、バタバタと自分自身の
旅の調整もすると、これまた
僕自身のミスが出てくる。


この時期、どこもホテルが想像以上に高く、
ベルリンも、ロンドンも、(首都だから
当然だけれど)当時宿泊した値段の倍以上
することには驚く。

その中で、B&Bなども使うのだが
(それでも高い)、
最初に日程を誤って送信してしまい、
すぐにクレジット決済されてしまった。

キャンセルを当人に伝えたが、
代表の会社に言ってくれと言われ、
そこに連日、メールをしているけれど、
一向に返信がない。
と、今、ここ。

そ また、買ったコンサートのチケットが
なんと今どき、紙チケットということで、
これまた僕の間違いで、NYの友人宅に
届く、という流れに。それも彼の
10年前に住んでいた住所に。

その住所に友人に行ってもらったりするが、
なしのつぶて。
頭を抱えていたら、前の住所のアパートの
隣人が放ってあったその郵便物
{と言っても、普通受取人のサインとか
必要なはず)を見つけたらしい。

驚くのが、僕の友人の名前から
今の住所を調べ、彼の元に送付された。
{さすがにこれは彼もびっくりと言うよりも、
ある意味怖い、と言っていた)

それが先週だったのだが、それを僕の自宅に
送付してくれたのだが、これがなんと3日で到着。

過去も何度か、僕のチェックミスなどから
こういう事があり、お客さんからは
信じられない!とか言われる。

あまり反省しないからか、それとも
ついついバタバタの中で焦ってしまうからか。

ともあれ、B&Bの会社とのやり取りが
何とかなれば良いのだが。
いやはや、恥ずかしい限り。

posted by みつあき at 18:08| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月12日

人を赦す、ということ

昨夜は、古くからの友人ゴウカップルが、
ゴウのお姉さんを伴って来てくれた。

ゴウはパートナーとこの15年、海外に
住んでいるのだが、ホームに入っている
80を越したお母さんに会いに年に数度、
日本に帰国している。

お母さんも10年ほど前に
連れて来てくれたことがあったし、
お姉さんも6、7年前に
一緒に来てくれたことがあった。

その際は聞いていなかったけれど、
実は、ゴウのお姉さんとお母さんは
昔からどうしても反りが合わず、
とあることがきっかけで
もう25年も会っていないと言う。

ゴウのお姉さんの子供が生まれ、
3歳になった際に、ゴウのお母さんは
その孫を抱きながら「あなたのお母さんは
私に意地悪をするのよ」と言ったひと言が
どうしても忘れられなかったのだそうだ。

もちろん、それよりも以前からお母さんへの
気になる部分や、彼女へのトラウマも
あったのだろう。

「ごめんなさい。だから、会わない部分で
自分が出来ることはするけれど、
万が一のことがあっても、葬儀も出ずに、
その痛みや辛さを自分は
背負っていくつもり」
彼女はゴウにそう言った。

ゴウはうん、うん、と頷きながら
「まあ、お母さんはもう半分ぼけていて
当時のことなんてまったく覚えていないけれど、
お姉ちゃんがそれでも
許せないと言うのは仕方がないよ」
そう言っていた。

家族には色々なことがある。

家族でなくとも、恋人、友人の間でも
「あのひと言が、あの行為が、
どうしても許せない」そういうことは
たくさんある、そう思う。

許すことが出来ない、という感情を
僕はかつて持ったことがあるだろうか。
一瞬でも、苛立ったり、
落ち込んだりはするものの、
長い人生で、あまりなかったような気がする。

それは両親から「罪を憎んで、人を憎まず」
と教えれれたからなのか、
それともそもそも気が弱いからなのか。
(それはないでしょ、と言う声も聞こえる)

誰かをどうしても赦せない、という人に
他人がどうこう言うことは出来ない。

それでも、それぞれが
赦し合う気持ちになれれば、
諍いも少しはなくなるだろう。

いつもそう思わずにはいられないのは
僕が甘いからなのだろうか。

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2023年06月11日

それぞれの生き方

昨夜、4人で来てくれた中で
30歳のソウイチ君と
37歳のモトキ君の二人は、
共にバレーボールを
やっている仲間同士だけれど、
性格はまったく正反対だ。

ソウイチ君は6年付き合って共に住んでいる
パートナーはいるものの、基本的には
クローゼットな日々を送っている。

会社はもちろん、ストレートの友人せさえ、
自分がゲイであることを
カミングアウトしたことはない。

と言うよりも、色々社会的なことを
考えて、レズビアンも含めた女性と
友情結婚をしようかとさえ考えている。

パートナーは、そんなソウイチ君の
気持ちは十分に理解してくれていると言う。


片や、モトキ君は前のパートナーと別れて8年。
その後、とても仲が良い兄と姉に
お酒の席でカミングアウト。

「お前の気持ちに、感動した!
この足で親に言いに行こう!」と
兄は言ってくれたのだそうだ。

それから数年、今や両親は
「誰か、良い人ができたら、
すぐに連れて来なさい」
などと言ってくれるのだそうだ。


どちらも、今のゲイ・ライフなんだなあ
いずれにしても、生き方はそれぞれ。
自分が決めていくことだ、そう思う。

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2023年06月10日

それぞれの性的なライフスタイル

昨夜はユタカ 32歳の独特な
ライフスタイルについて盛り上がった。

彼のエッチは基本的にアウトドア派で、
とにかく自宅はもちろん、相手の家や
ホテルでは落ち着かない。

いや、落ち着かないのではなく、
そこで会話をしたり、まどろんだり、
という流れになるのが嫌なのだと言う。

だから公園や、いわゆる屋外ハッテン場
と言われる、仲間が集う場所に
夜な夜な出かけるのだそうだ。

とにかくサクッとやるだけやって、
そのまま自宅に帰ってぐっすり寝る、
それが彼のライフスタイルに会っているらしい。

人を好きなったりはしないのかと
尋ねると、そういう相手とは
デートで食事くらいがちょうど良い。

大好きな人とは身体の関係がなくても
良い、そう言うのだ。

そんな話をしていると、隣に座った
ソウスケが「あ、それって
ちょっとわかる」と言う。

ソウスケは、デートをして、
ルックスがものすごく良くても、
話して、とても落ち着いていたりしても、
身体の関係を持ってしまうと、
それっきり会いたくなくなると言う。

エッチになってしまい、射精した瞬間に
もう会いたくない、と思うのが
自己嫌悪でもあり、正直な気持ちなのだそうだ。

今までも似たような話はあちらからも、
こちらからも耳にするけれど、
ホントに人それぞれだなあ、そう思う。
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2023年06月09日

日本でのHappy Birthday &・・・!!

昨夜はテキサスから37歳のクリスと
35歳マークのカップルが来てくれた。
彼らは付き合って7年で
七周年を記念しての初の
日本旅行だそうだ。

大阪、京都、奈良を回って
昨日、東京に到着したようだ。

そのカップルが関西で泊まったホテルの話から
隣に座ったケイゾウが、実は
昨日、僕も関西に行っていた、となった。

驚いたことに、ケイゾウが昨日
とあるゲイバーに飲みに行き、
知り合ったのがそのホテルのフロント係。

そして、カップルも見るからにゲイだと
わかったそのフロント係の彼と親しくなり、
昨日、それぞれがその彼と
LINEを楽しそうにやり取りをしていた。


まあ、そんな驚きの話題から、
「もっと驚く話があるのです」と彼ら。

実は昨日、クリスの誕生日だったようで
二人で鎌倉の海を見に行ったのだそうだ。

そして、なんとマークからの
バースデーのビッグサプライズは
海をバックにクリスに向かって
「結婚してください」と、
指輪を送って、プロポーズしたと。

クリスは嬉しさのあまり、
泣き崩れたのだそうだ。

同性婚裁判で揺れに揺れている
日本からは、まだまだ想像出来ないことだけど、
いつの日かそんな日が来ても、
シャイな日本人は、そんな行為を
したりするのだろうか。

いずれにしても、店中のお客さんから
おめでとう!と言われ、
笑みが耐えない二人だったことは確かだ。

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2023年06月08日

ドライバーの憂鬱

フジタ君は、宅配ドライバーをしている。
2丁目では、仕事の話をすると、
トラック運転出来るんだ、とか
身体を動かす仕事、かっこいいとか
言われるけれど、本人は正直、この仕事は
頭が痛いことだらけだ、そう話す。

一日にどれほど商品を何件、届けられるか、
時間と体力との闘いだのようだ。

エレベーターがないマンションで
重い荷物を持って何階もの階段を上がり、
住人がいないことがわかった時には
愕然とする。
そういうマンションに限って、
オートロックじゃなかったりするし、
チャイムさえ玄関まで行かないとない。

さらに、再配達が多ければ多いほど、
時間も無駄になるし、
その上クレームを出されたりすると
心が折れそうになる。

加えてさらに頭が痛いのが、
来年の今頃は、時間外労働が
40時間も減らされ、それだけ
手取りも少なくなってしまうことだ。


そんなことなどお構いなしに、
出会い系アプリなどで知り合う人が
仕事で着ている格好をしてくれ、
と言われることも多く、
正直、良い気持ちはしない。

それでも、相手に嫌われたくなく、
そういう格好で、再会して、
コトが終わると、それ以降
連絡がなかったりすると
ホントに泣きたくなったりすると言う。


フジタ君の話を聞くまでもなく、
ボールペン1本でも翌日まで
送料無料で届く、というシステム自体に
問題がある、そう思う。

大体、どうしても翌日までに必要なモノは
多少労力を使っても、自分で書いに行けばいいし、
そうでなければ、多少高くても
きちんとお金を払うべきだ。

再配達の場合も、もちろん
再配達量は加算されることは当然だと思う。

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2023年06月07日

お勧め映画「怪物」

是枝監督の噂の「怪物」を観た。

IMG_2244.jpeg

この映画は、つい先日、カンヌ映画祭で
最優秀脚本賞だけでなく、
クィア・パルムという賞を受賞した。

それがなければ、この映画が
同性愛を扱っていることは知らずに
観ただろうし、そのほうが
驚いたかも知れない。

なんて書くと、ちょっとネタバレに
なってしまうけれど、少なくとも
受賞の知らせは、多くのメディアで
取り上げられているので
先に書いてしまったことは、
良しとさせてもらいたい。
(これ以降、そこについてのネタバレはなし)


脚本賞をとった坂元裕二氏は、
高く評価されたテレビドラマを数々手がけ、
(すみません。ほとんど観ていない)
一昨年、「花束みたいに恋をした」という
映画も大ヒットさせていたりする。

その手腕は、今回、時間軸をバラバラにし、
あらゆる登場人物を多角的に描き、
そこから見えてくるモンスターの影を
緊張感いっぱいに表現する。

ドラマは、息子を溺愛している
安藤サクラ演じる母親、
彼女から児童虐待だと訴えられる
永山瑛太演じる教師、
そして虐めを受ける小学生と、
人が見ていない場所で
彼と仲良くしようとする同級生、
その3方向の目線で語られていく。

そこには極悪なだけの人間もいなければ、
当然のように善良なだけ、
という人間も存在しない。

いじめや、虐待の裏側にあるモノ、
誤解する、されることの恐怖、
そして、隠さなければいけないと
思いこまされる理念。

映画は、人間それぞれの心の底にある
とてつもない怪物を描いている。

あなたの、そして僕の中の怪物は
何を破壊し、何を求めているのだろうか。

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2023年06月05日

40歳前のゆらぎ

元スタッフのヨウイチロウが
土曜日に久しぶりに来てくれた。

彼はここ1年半ほど、
大阪で仕事をしていた。
たまにふらりと来てくれたり、
連絡があったりしていて、
場所が変わっても楽しくやっている、
という感じだった。

確かに大阪での生活は
なかなか楽しかったようだけれど、
仕事は色々あったのだろう。

あまり詳しいことは聞かずに、
都内ですでに新たな仕事を決め、
頑張っているのだと言うから
安心した。

僕が会った時は、まだ25歳にもなっていなかった
彼は、もう38歳。びっくりである。


以前にも書いたかも知れないけれど、
ヨウイチロウは、海外で生まれ、育ち、
日本の地を初めて踏んだのが
うちの店に来る半年くらい前だった。

とは言っても、お母さんが教えてくれた
日本語で、ほぼ完璧に日本語は話せたし、
なおかつ英語その他の言語も
いくつか話すことが出来るから大したものだ。

彼は大変な読書家で、店にいる時は
よく本や映画の話をたくさんした。

店に入ってから、数年後、それこそ、
1年半ほど、台湾に住んでいたこともあった。

ただ、考え方が普通の日本人の同世代とは
少し違う、というようなことをよく
言っていた気がする。

と言うか平均的な日本人の若者、
というのがどうなのかはわからないけれど、
僕は彼が彼らしくいられることが
最も素晴らしいことだと思う。

ヨウイチロウが、店、出がけに
「みつあきさんの40前って
どういう感じでした?」と聞いた。

僕の場合は、映画に骨を埋めようとしながらも、
流れで男女モノのAVプロデューサーなどをし、
それでそれなりの生計を立てていたことに、
内心、これで良いのか、常にそう思っていた。

AVが悪い、とかそういうことではなく、
映画が好き、なおかつゲイである、
という自分が、もうそこに40歳、という
年齢がある、ということに愕然としたのだ。

ストレートの40歳と言えば、
子供を学校に入れ、家を養う、という
自立をしているように思えた。

そんな悶々としていた時代だなあ、と
改めて思い出した。

ヨウイチロウも含めて、40歳前後の
ゲイは、20代、30代とはまた何か違う
思いがあるだろう。
良い経験をたくさんして、
素敵な50代に向かってほしい。

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2023年06月03日

ゲイバーが決める線引き

それにしても、昨日の土砂降りの雨は
本当に凄かった。
僕の家の場合、うちから駅までそれなりに
長い橋を渡り、そこは普段でも強い風が吹くため、
こういう日はホントに酷い。
店に行くことに気が重くなる、ということは
滅多にないけれど、昨日だけは
ちょっとヘビーだった。

おそらく、開けたところで、昨日ばかりは
数人かと思いながらも、
足首濡れてもいいように、
いいおじさんがハーパンで店に向かった。


しかしながら、こういう時だからこそ、と
来てくれた常連のお客さんや、
地方都市から、また友人をこぞって
連れて来てくれた人たちで賑わって
本当に有り難かった。

そんな中、偶然、二人の既婚者が来てくれていた。
一人はゲイで、一人はバイ。
二人とも、色々あって、離婚調停中。
これは特にゲイバレした、とか
ということではないらしいけれど、
そのあたりはかなりデリケートな問題だ。

彼らに限らず、たまに耳にするのは、
既婚者だと言うと、ちょっとうちの店には
合わない、とか断られたりすることはあるらしい。

これにはちょっとびっくりした。

もちろん、日本のゲイバーには、
女性を断る店も多くあれば、
体型や髪型で断る、ということも耳にする。
トランスジェンダーで、性転換もし、
まったく男性にしか見えない人が
「自分、実は女だった」と告白しただけで、
今日を最後にしてくれ、と言われた話も聞いた。

店を作るのは、その店のオーナーが決めるワケで、
自分が無理して、自分の店の雰囲気に合わない人を
入れないのは勝手だ、僕もそう思う。

ただ、それでなくとも、僕たちは
どこかで俗世間からは線引きされているワケで、
そういう僕らが、必要以上の線引きをする、
というのはどうなんだろう、
僕はいつも考えてしまう。

それが、いわゆる「人権」とイコールか
どうか、ということも含めて。

そういう意味では、二人の話を
色々な角度から聞かせてもらって
とてもためになったし、
周りのお客さんたちもふむふむ、と
自分に当てはめて考えたりしていたようだった。

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2023年06月02日

テニスボーイの華麗な半生

まだ30歳のマサルは、1年くらい前に
人に連れられて遊びに来てくれて、
そこからチョコチョコやって来てくれる。

テニスをずっとやっているせいか、
ちょっと浅黒い締まった筋肉質の彼だが、
5年ほど前からアプリで知り合った
パートナーと共に住んでいるようだ。

ただ、彼が面白いのは、高校時代までは
まったく男に興味がなく、女のコと
何人やるか、と仲間と
競いあっていたほどだと言う。

確かに女からも、男からも
モテるタイプとは言え、
実直に見えるマサルが、
そこまで女好きだったとは意外だった。


そんなタイプなのに、何故こっちの世界に
入ったとかと、彼の隣に座った
ヨウヘイちゃんが興味津々で聞いた。

マサルが大学の時に、通学電車で
ゲイの人に触られて、
それがあまりにも気持ち良く、
ほぼ日課になっていったことが
始まりだったらしい。

その車両はその界隈では有名で、
いつもは股間やお尻を触ってくる
何人かの中で、ギュッと手を握ってきた
サラリーマンがいたとのこと。

その人と電車を出て、駅のトイレで
やってしまったのが初体験だったようだ。

余談だが、公衆が使用するところで、
という人はかなり多い。
トイレ、温泉、公園、映画館。
僕も若い頃、そういう経験はあるけれど、
使用したい人の迷惑になるだけでなく、
発見された時に、やっぱりゲイは、と
言われるので、こればかりは
気をつけて欲しいなあと、いらぬ心配。

閑話休題。
その彼にハッテン場やら
2丁目の情報を教えられ、
これほど簡単にセックスが出来る!
ということがゲイに目覚めた理由だと言う。

僕は女性とは付き合ったものの、
バイセクシャルではないので、
バイの人はこういう感覚なのかなあ、と
ちょっと不思議な気がした。

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2023年06月01日

旅の話から肌の話に

昨夜、来てくれたお客さんたちと
旅行について、色々話していた。

オーストラリアから来てくれた
ロニーさんは、日本には3週間いるらしい。
40歳のアキヨシは、再来月、ニューヨークに
美術館巡りの旅に出ると言う。

そんな話の中で、最近の若いコたちは
なかなか旅行には出かけないらしいよね、
という話になった。

そこに(そこまでは若くない、と自分で
言っていた)30歳のミキオが来ていて、
「自分は水回りがダメな場所に行くのが
すごく苦手なんです」と言った。

水回り?と尋ねると、とにかく自宅の
シャワーの水圧が変わるのが
とても嫌なのだそうだ。

地方都市に出張があっても、シャワーヘッドを
自宅から持って行って、ホテルのそれと
付け替える。

海外では、それがまかり通らなさそうだし、
ウォシュレットがほとんどない、と
言われる外国に行くなんて、
まったく想像できない、と言う。

なおかつ、ミキオは10代の頃から
肌や眉毛、髪の毛とかすごく気にしていて、
それらを整えるいわゆるコスメがあり、
それを大量に(と言うのが笑えるけれど)
持ち歩くのが面倒らしい。

そこにはもちろん、絶対譲れない
ソープやシャンプー、もちろん香水関係も。

それを聞いて、ゲイというのは
外見にかなり気を付けているタイプと
まったく気にしない、
(むしろ無頓着のほうが男らしいと思っている)
そんなタイプに分かれるようだ。

面白いなあと思うのは、僕がジムに行くと
身体は鍛えているけれど、
肌や細かい部分はさほど気にしていない人と、
鏡の前でずっと顔や髪のあらゆる部分を
いじっている人がいる。

アキヨシや、僕はそもそも
あまり気にしないタイプだ、とミキヤに言うと
「アキヨシさんはともかく、
マスターは人前に出るのだから、
ちょっとは気にしたほうが」と言われた。

確かに、と少し反省したけれど、
何をどれだけ気にすれば良いのか、
それこそまったくわからなかったりする。
困ったものだ。

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