2023年03月18日

夢を追いかけるということ

50歳を目前にしたリュウタロウさんは、
親御さんの好みや教育もあり、
小学生くらいの頃から、
ファッションにものすごく興味があった。

彼は10歳前後の頃、いつか
外国の大きなファッションショーに
どんな形で良いから出たい、
そう願っていたようだ。

大学を出てから、ずっとその手の仕事を
探り、探りやっていて、
30を超え、40代になった頃、
驚くほど色々なことが実現したらしい。

そして、彼はある業界では
非常に高く評価され、
今となっては、まさかこういうところに
自分が立つようになるとは思わなかったと言う。


僕は10歳前後の頃は
漫画家になりたかった。

ただ、中学、高校と進むに連れ、
漫画から気持ちは映画に移り、
その後、二十歳を過ぎてから
ゲイの世界を知る前に、
映像業界へと進むことが出来た。

ここに何度か書いたけれど、
色々な流れの中で、
当時、世間では眉をひそめられるような
AV業界にも身を置いた。

しかし、その繋がりから、映画の紹介などを
雑誌に書くようになり、2001年には
まったく想像もしなかった
カンヌ映画祭に行くことも出来た。

その後まさかのゲイバーの店主になることは
夢どころか予想もしなかったことだけど。

人それぞれには色々な夢があり、
実現する人も、まったく違う人生を
歩む人もいる。

リュウタロウ君の話を聞いて、
それこそ、今流行りのマルチバースで
あの時、他の選択をしていたら、
今の人生はどうなっていたんだろう、
なんてふと考えたりした。

posted by みつあき at 17:17| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする