今週の火曜日(現地時間月曜日の夜)に、
今年のアカデミー賞のノミネートが
発表された。
2010年から、作品賞は10作品以内、と
言われ、数年は10本選ばれていたけれど、
ここのところずっと9本。
今年は久しぶりに10本選択された。
個人的には2009年までの5本で
十分だと思っているのだけれど。
さて、作品賞は以下の10本だ。
この中で、僕は公開前のモノも含めて
7本観ている。
下馬評では「エブリシング・エブリウェア・
オール・アット・ワンス」という
英語をカタカナ表記した最も長い?と
思われるタイトルのモノが獲る、と言われている。
個人的には、ドッと疲れてしまったけれど、
周りで観た人たちは「楽しかった」「凄かった」を連発。
ただ、過去もこれは獲る!と言われていた映画が
番狂せということは何度もあったので
こればかりは、わからない。
去年の「パワー・オブ・ザ・ドッグ」や
過去も「ROMA/ローマ」、「スリー・ビルボード」や
もっと遡れば「ブロークバック・マウンテン」なんかは
他の多くの賞に輝きながら、無視された。
個人的にNetflixで放映されている「西部戦線異状なし」
と、昨日から劇場で始まった
対抗馬「イニシェリン島の精霊」
(この2本に関しては近々、紹介します)のほうが
好みだった。
いずれにしても、アカデミー賞に限らず、
多くの賞レースというのは、本当に厳選なモノか、
裏がまったくないのかは、わからない。
特にどこかの国の賞なんかは、
ヒットはしたものの、多くの人が
え?これが?と思うようなモノが
作品賞を獲っていたりもする。
とは言え、僕が子供の頃なんかは、まったく生で
観ることが出来なかった華やかな授賞式を
目にできる時代になったのは嬉しい。
賞に集う監督や俳優たち、そして
磨かれ抜いたスピーチの数々や、
時にはビッグニュースになったりする出来事
(去年のウィル・スミスのように)なども含めて
年に一度のお祭りを楽しみたい。
今年は3月12日(日本時間13日)。
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