15周年の前、かなりバタバタしていたので
長くブログを休んでいて、再開したと思ったら
旅に出ることになり、今回もちょっと
休ませてもらっていた。
たぶん、読者や店のお客さんたちは
もう書く気が失せたんじゃない?と
思っているのかもしれない
以前は周年があろうと、旅に出ようと
ブログは書いていた。
ただ、どこで何をしていても、
ブログを書かなければ、
という思いがあったことは確か。
ブログを書くことは、決してストレスではないにしても、
色々なことに集中できない、
というジレンマがあった。
ということで、今回もしっかり
休ませてもらうことにして、今、帰りの新幹線だ。
ちょっと前にここに書いた宮古島行きが
台風と雨ということでキャンセルし、
結局、いつもの関西方面に行くことに決めた。
自分が生まれ育った関西という場所は
さすがに中学校までだったということもあり、
東京に比べると、それほど思い入れがない、
東京に比べると、それほど思い入れがない、
そんな気もしていたけれど、
いざ帰ってみると、やっぱり
懐かしくも、ホッとする何かがある。
今回は、古い友人と会うことも出来たし、
何より、なんと何十年かぶりに
万博跡地の太陽の塔に行くことが出来た。
万博があったのは、僕が小学校当時、
そして高校時代、その跡地にあったプールで
アルバイトをしていたこともあった。
自宅からバスで30分という比較的近い距離に
ある万博は、当時の僕にとっても
ある意味、未来の夢を想像し、
ワクワクする場所でもあった。
さて、太陽の塔。
再現するのにまったく資料が
なかったと言われる内部の展示。
それでも、細かく変化した部分もありながらも、
当時、ものすごい人の列に並んで
見たことが懐かしく思い出された。
今回、唯一残されていた、という
ゴリラの頭がロボット状態だったのは、
当時、溶接途中で火花が飛んで
間に合わなかったというのが凄かった。
それにしても、当時の万博のテーマだった
「人類の進歩と調和」。
また2年後、この大阪の地で、
行われる万博だが、あれから、我々人類が
どれほど進歩し、調和してきたのか。
外観は汚れてしまった太陽の塔の
新しい内部を見ながら、2022年における人類は
むしろ、後退し、混沌となっている
ような気さえしてしまった。
そんなことを考えながら、万博記念公園内にある
民族学博物館に初めて足を踏み入れた。
調べてみると、ここはなんと、万博が終わって
7年後にオープンし、すでに45年近く経っているとは
まったくわかっていなかったことが恥ずかしい。
世界を地域ごとに分布し、
そこでの生活スタイル、文化などを
見事なまでに細かく展示しており、
とても1日では見切ることは出来ない。
何度でも通いたくなったことは確かだ。
これ以外で、久しぶりに通天閣近辺
(まだあった新世界の国際劇場という
映画館のレトロでパワー溢れる劇場前コピーに
震えが止まらなかった!)に行ったり、
ハロウィンで仮装をする若者で賑わう心斎橋などを
通り、懐かしき良き大阪を堪能した。
さあ、今夜は祝日前。
そして明日は六尺スペシャルデー。
その翌日からまた週末。
頑張って乗り切ろう。
頑張って乗り切ろう。
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