2022年08月31日

お勧めゲイ・ムービー「スワンソング」

去年から今年にかけて、2本の"SWAN SONG"
という映画が話題になって、「グリーンブック」で
ゲイを演じたマハーシャラ・アリの「スワン・ソング」
(こちらはApple TVで配信中)ではなく、
それこそ、究極(笑)のゲイ・ムービー
「スワンソング」が公開中だ。

日本では、去年の東京国際映画祭で上映されて、
僕は観逃していたけれど、やっと劇場で
観ることが出来た。
ちなみにこちらはタイトルに中黒「・」が
入らないほう。。。

Unknown.jpeg

映画は怪優とも言えるウド・キアーが、
老人ホームで、次々と規則を破る
ゲイのパットを演じている。

彼は200本近くの映画に出演しているけれど、
これがなんと初主演らしくて、
その絶妙な芝居がさすがのベテラン、
もう、拍手、拍手なのだ。

パットがホームで、イライラする日々を
送っているある時、共和党の大富豪の女性の死を
彼女の弁護士が伝えに来る。

パットはかつて、最高級と言われる
ヘア・ドレッサーでもあり、
ゲイバーのショウにも出演したりしていた。

弁護士は、そんな彼に彼女の遺言で、
25000ドルで最後のヘアメイクを
してほしいという話を持ってきたのだ。

最初は首を縦にはふらなかったパットだが、
意見が違い憎かった彼女に復讐する気持ちで
死化粧をするため、こっそりと
ひとり、ホームを抜け出す。

(このあと少しだけネタバレになります。

ここから映画は、オハイオという小さな街を
ある時はヨタヨタ歩きで、ある時は
電動車椅子で走り回り(このシーンが素晴らしい)、
ちょっとしたロードムービーとなる。

そして、彼が会う多くの人たちから
あまりの時の大きな変化に出くわすのだ。
そんな中、彼は過去の栄光と苦渋を、
まるで自分が死ぬ前の走馬灯のように思い出す。

そこには、亡くなったパートナーから
相続を許されなかったけれど、
ゲイバーでゴージャズに女装していた時代があり、
今はスマホのアプリで出会い、
子供を二人で育てる男たちの姿まである。

とは言え、発展トイレで性器をくわえようと
していることは変わらなかったりするのだ。

とにかく、そういったゲイ活動の衰退、
そしてリベレーションの遂行。
あらゆるここ30年のゲイシーンを、
この名優がある時は物悲しく、ある時は力強く、
まさにゴージャスに演じ、見せつけてくれるのだ。

先日の「C.R.A.Z.Y」と共に必見だ。

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2022年08月29日

夢をどう実現す?のか

昨夜、常連のエイジちゃんに連れてこられた
ほぼゲイの友人はいないという
イケメン34歳のマモル君。

エイジちゃんが仕事で海外に何年か赴任している間に、
自分の部屋を貸すことになった相手らしい。

マモル君は、20代の頃、色々夢を見て
修練するためにニューヨークに渡った。
そこで知り合った男性と3年ほど
共に暮らしたと言う。

ただあちらでずっと暮らすには
ビザの書き換えもあれば、なかなか
仕事にも就けない。
隠れて日本食レストランで働いたりしている人は
多いけれど、それは気が進まなかったらしい。

5年ほど経過して、このままNYに残り、
いつかグリーンカードを取得するかどうか、
という選択に迫られた。

マモル君とそのパートナーの周りにいる
カップルたちは、次々と同性婚をしていく。
そこにはアメリカ人同士もいれば、
そうでないカップルもいる。

マモル君ももし彼と結婚できれば
グリーンカードが手に入る。
ただ、それで良いのか、マモル君は
かなり悩むところだったらしい。

そのことをパートナーに聞いてみたら
「今は、結婚は考えられない」
そう言われたらしい。

マモル君はある意味、その言葉に救われ、
背中を押され、日本に帰国したのだそうだ。
もちろん、彼とは別れた。

ただ、帰国して数年後、その元パートナーが
突然東京に来て、改めて求婚されたようだが、
マモル君は断ったと言う。

そして、今、現在は自分の夢に向かって、
ずっと動き回っているらしい。
まだまだ時間はあるので、頑張ってほしい。

posted by みつあき at 16:55| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月28日

地図が読めない、話を聞かない男(と言うか、ゲイ)

昨日、お客さんたちと
地方都市に行ったりすると、
Googleマップなどで場所や方角を
調べる、という話をしていた。

そう言えば、ずいぶん前に
「地図が読めない女、話を聞かないと男」
というベストセラーがあり、
果たしてゲイはどうなんだろう、
という話になった。

そんな流れから、常連のゴロウちゃんが
「知らない土地に立っても、大体
どっちが北か、南かという方角は
何となくわかるよね」と言っていて
これに僕はびっくりした。

と言うか、自宅や店の周辺ならともかく、
ほとんど方角を気にしたことがない、
と言うか、むしろわからない
と言うと、ほとんどのお客さんに
逆に驚かれた(笑)

たとえば山手線の知らない駅に降り立って、
山手線外側か、内側かなんて想像もしないし、
ひょっとしたらわからないと言うと
みんなワケがわからないと言う。

そもそも、僕には方向音痴的な部分があり、
知らない土地で店に入ると、
出る時に、どちらから来たのか
わからなかったりする。

色々話すと、僕にはそういう脳が欠けているのかも
知れない、そう考えた。
これは問題だ、と思ったところで
さすがにすぐにこれは治ることではない。
しかし、病気の一種なのかも、とさえ考えた。

ネットで調べてみると
「友人の東西南北がわからないことで
イラッとします」という発言もあった。
これは問題だ。

加えて「話を聞かない男」という部分。
これも、こういう仕事をしていて、
自分としてはまったくそういう気持ちは
ないと思っていると、プライベートで
「聞いてないだろ」と言われることがある。

話をしながら、他のことをぼんやり
考えてしまっている、
もしくは店でも他のことに気を取られていると
そういうふうになってしまったりするらしい。

う〜む。。。
方角はともかく、人にそういうふうに
感じさせてしまう自分はさらに問題である、と
今さらながら、自分のいたらなさを
改めて省みるところだ。

もし、今後気が付いたら「ほら、今、聞いてない」と
伝えてくださいね。

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2022年08月27日

諸外国から見えること

昨夜は、日本のとあるコンベンションに
参加するためにやってきたアメリカからの
カップルがいらっしゃった。

彼らに加え、名古屋に住むイギリス人と
日本人のハーフの青年、
いつも来てくれるモンゴル出身のドルジと
シンガポール出身のジョンの二人組、
たまに来てくれるマレーシア生まれ
中国系のリュウちゃん、
また、1年少し海外赴任をしていて
昨日、帰国したばかりの
タカシと、とにかくあちらこちらから
英語が飛び交う一夜だった。

海外ではもうコロナ感染者の数を
誰も知らなかったり、ほぼ風邪のようなモノ、
と気にしていないという話もあった。

そんな中、タカシは、店に来る前に
街を歩きながら、ふらりとレストランに
入ったようだ。

彼がものすごく驚いたのは、
屋外で歩いている人は
ほぼ100%マスクをしているのに、
レストランで食べたり飲んだり
している人は、まったくマスクを
していないというこの日本の現実だった。

確かに、みんながするからする、
しないからしない、という
いかにも日本らしい事に、
今の政治もすべて繋がっている、
そんな気がした。

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2022年08月26日

店のドアの重さ

昨夜、初めて来てくれた43歳の
爽やかで、いかにも誠実そうなマサヨシ君。
ここここ5年ほど付き合っている相手もおらず、
コロナになってから、アプリでも会わず、
2丁目にも久しぶりに来たと言う。

彼に限らずだけれど、初めて来てくれる人は
とにかく扉を開ける時には
とても緊張する、と言う。
その時のドアの重さたるや、と
みんなそう言いながら笑うけれど、
それは僕もよくわかる。

若い時など、数人で行く時でさえ、
誰が最初に扉を開けるか、
ジャンケンなどしたものだ。

近年は、僕も聞いたことがある店などしか
行かないし、まったく知らない店には
まず行くこともない。

それでも、ドアを開ける時に
緊張感がないと言えば、嘘になる。

昨夜、マサヨシ君が来てくれた時は、
まだお客さんがいなくて、
ゆっくり話しながら、それから
ポツリポツリと人が増える中、
3時間以上いてくれて、
なんとなく馴染んでもらえたようで良かった。

これは週末だと、なかなかそうはいかない。
知らない人に周りを囲まれ、
いてもたってもいられなくなることもあることもあり、
忙しければ、僕らスタッフも
どうすることも出来なかったりする。


そう言えば、うちのスタッフのトモと
先日話した時に、彼は人と話したり、
人前で何かをやる、というのは
常に緊張するタイプだそうだが、
初めての店に行く時など、
まったく緊張することはない、
そう言っていた。

それを思うと、ホント、それぞれだなあと思う。

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2022年08月25日

二十歳の性的エネルギー

キョウスケ36歳は、数ヶ月前に
とあるハッテン場で、SNSでいつも
かっこいいなあと思っていた若いコを見つけた。

しかし、同様にもう一人のかっこいい青年と
その二人がいちゃいちゃとし始めた。
遠巻きに見ていると、その青年のほうから
手を引かれ、3人で行為に
及ぶことになったらしい。

それが、彼(SNSではない若者)との
初めての出会いだったと言う。

その後、まったくエロ系ではないイベントで
その彼とバッタリ会う。
友人と来ていた彼だが、その友人とは離れ、
キョウスケにくっついてくる。
歳を聞けば、二十歳。

今まで同世代や年上としか付き合ってこなかった
キョウスケにとって、16歳も年下。

それからデートの約束をし、
この数ヶ月で5、6度、食事をしたり、
遊びに行ったりしながら。
どんどん惹かれていく自分に気がついたらしい。

ただ、まだ付き合う、という話もしておらず、
その彼はSNSで、時間があれば、
Hが出来る人を強く
求めていることを見てしまったりする。

まだ若いから仕方がない、そう思いながらも
まだ付き合う話もしていない
キョウスケの心は揺れ動くようだ。

オープンリレーションシップという
関係になるのか、それともきちんと
付き合っていけるのか、
こんな若造に振り回されて、という
想いに、ため息が出る日々だと言う。

確かに、二十歳の性的エネルギーというのは
僕自身、ちょっと想像できない、
というか、忘れている(泣笑)

二十歳当時、僕はまだまだ
ゲイということも受け入れておらず、
ゲイ男性との経験もなかった。

そういう意味では、仕方がないだろう、
そう思いながらも、久しぶりに
キョウスケの恋愛話を聞きながら、
応援せずにはいられなかった。

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2022年08月24日

鬱々とした日々から抜け出すためには

ここのところ、周りの友人や知人で
体調を壊したりしている人が結構いる。

昨日、長年の10年歳下の友人、
サキヤマから珍しく電話があって、
生まれて初めて精神科に世話になっていると言う。

夜になると眠れず、胃が痛み、
今まで一度も職場に行くことが
いやだと思ったこともなかったのに
朝になると、ものすごく気が重い日が
続いているらしい。


世界がコロナで覆い尽くされ、
その後、ウクライナ戦争が勃発、
そして元首相の銃撃事件から
元統一教会の問題。

僕の長い人生の中で、
阪神淡路大震災とオウム事件があった
あの1995年と同じくらい
世の中に大きな衝撃を与え続けている。

当時と良くも悪くも違うのは
確実に今のほうがネット社会に
なっているということ。

あらゆる情報に振り回され、
試み出されている人が
自律神経をやられている、
ということも耳にした中で、
サキヤマの電話だった。


僕自身は、おかげさまで
いまだにコロナ感染もせず、
ワクチン4回目も受けることが出来ている。

毎日会えるお客さんや、
頑張って続けているジムで、
何とか乗り越えては行けている。

でも、連日のニュースに、鬱々と
ならないかと言うと、
気が重かったりもすることも事実だ。

いつ、どんな変化が自分にも
起こるか、まったく想像もつかない。

サキヤマだけでなく、それぞれが
何とか気持ちを落ち着けたり、
心が晴れるように持っていくことが
出来れば、そう思う。

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2022年08月22日

「ハリウッド版 『ラ・ラ・ランド』ザ・ステージ ライブ・イン・コンサート」

コロナになる前に、ハリウッドで2日間だけ
開催された「ハリウッド版 『ラ・ラ・ランド』
ザ・ステージ ライブ・イン・コンサート」が
日本でも上演(上映?)された。

Unknown.jpeg

中身がどんな代物とも知らず、あの映画の魅力だけで
僕は行くことを決め、昨夜の最終公演に出かけた。

基本的には映画をフル上映し(途中休憩が入る)
その音にシンクロする、という意味では
昨今、流行りのコンサート版上映という奴だ。

ただ、今回のバージョンは、映画の作曲家、
ジャスティン・カーウィッツが指揮をする
フルオーケストラに加え、ジャズバンド、
サントラで演奏を担当した
ランディ・カーバーのピアノも入る。

そして60名もの男女混合コーラスに、
10人ほどのダンサーが歌い、踊る。
またシークエンスごとにライティングが変化したり、
背景に星空が広がったり、火花が出たりと
スペクタクルな演出が続く。

もちろん、この映画の見事な楽曲が
生オケで聴くことが出来たのは至福の喜びでは
あったけれど、改めてこの映画が
いかに素晴らしい作品かということが
しっかりと確認できたことが
何よりも嬉しいことだった。


映画は大渋滞のハリウッドの高速で
すれ違った男女の出会いと
その後の人生を描いている。
男はジャズクラブの経営を夢見ており、
女は女優に憧れている。
二人の関係はどう作られ、
どう変化していくのか。


以下、ネタバレ

これが公開された時に、店では
評価が結構分かれた。

ネガティブな意見としては
「ミュージカル映画でハッピーだと
思って観に行ったら、ハッピーエンドではない
ということにがっかりさせられた」
という声が聞こえてきた。
ただ、僕、個人としては、これ以上ない、と
思われるほどのハッピーなエンディングだった。


ハリウッドのカフェでウェイトレスをしながら
何度もオーディションに通い、ことごとく落とされるミア。
ジャズクラブでモダンなピアノ演奏をしたいが、
陳腐なクリスマスソングを求められて愕然とするセブ。

二人はお互いの夢を尊重し、共に暮らし出すが
成功にはほど遠く、ちょっとしたことで
ぶつかってしまったりもする。


結果的に、ミアは女優になるべく
パリに行くことを決意し、
セブは初心に戻ってジャズにこだわることも決意する。
お互いに「ずっと愛している」という言葉を残しながら。


5年後、大女優となったミアは別の男性と結婚し、
偶然やはり成功を収めている
セブのジャズクラブに足を踏み込む。

かつて何度も聴いたセブの演奏を耳にしながら、
もしあの時、二人が一緒になっていれば、
そんなイメージが流れる。
切なくて、辛い。

曲が終わり、座席を立ちドアから出ようとする
ミアとセブは見つめ合い、やがて二人は微笑む。
そう、これで良かったのだと。

映画は見事なまでの伏線を入れながらも
強いメッセージを放っていく。

決して一緒になれずとも、あの時、あの瞬間に
共にいたことがなければ、お互いに今の
幸せもない。結果よりも過程なのだ。

いくら愛し合っていたとしても、人はいつか死ぬ。
どちらかを残して、どちらかが先に死ぬ。
別れることを苦しむよりも、
出会ったことを感謝することで
二人は十分に報われるのだ。

改めて、この映画をこれからも何度も観ながら、
僕はある幸福感をリフレインするだろう、
そう思った。

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2022年08月21日

ゲイを公表されてから

トシオ君32歳は、1年ほど前に
ゲイバーで撮られた写真に
たまたま写り込んでいたということから
同じ会社の一人に、ゲイであることを
公表されたと言う。

その後、おそらく会社の人たちは全員、
トシオ君がゲイであることを知っているはずなのに、
そのことについて、誰も何も言わない。
ただ、何かにつけ、それを気にされていることは
感じるらしい。

以前なら、多くの人から評価されたい、
という承認欲求のため、
色々なことを我慢したり、
会社の中で頑張ろうという
強い意識があった。

ただ、そういうことがあってから
自分のテンションは落ち、
どうでもいいや、という気持ちにさえなると言う。


社の中で、誰一人、仲が良い人は
いないのかと僕が聞くと、
数人は一緒にいても楽しいし、
信頼感も厚いようだ。

しかし、こと「そのこと」については
あちらからも敢えて触れてこないし、
自分も話さないと言う。

どうせ、彼らも、トシオ君がゲイであることを
ほぼ勘付いているのであれば、
トシオ君自身の言葉で、きちんと伝えれば
彼らは受け入れてくれようとするんじゃないか
僕はそう思う。

妙に噂だけが走りまわって、
自分自身が不快で不安定な気持ちでいるよりも
話すことによってさらに良い関係にもなり、
彼らがいざという時に
トシオ君を守ったりしてくれるのではないだろうか。

もちろん、トシオ君自身が、
仕事上で彼らとさらに渡り合いたい、
そう思うのであれば、だけれど。

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2022年08月20日

田舎で同性パートナーを受け入れられるのは夢か

山登り好きなアキラ君 40歳は
山に登ったあと、友人や一人で
ぶらりと遊びに来てくれる。

いつも「あと一杯だけ」と言いながら
もうちょっと飲もうかな、となって、
最終的には酔っ払って帰っていく。


さて、アキラ君はひと周り上の
パートナーと遠距離恋愛で15年。
ほぼ毎日、Skypeで顔を見ながら
話をしていると言う。

あと10年近くすると、パートナーは
定年を迎えるので、そうすると
アキラ君も仕事を辞めて、
二人で田舎暮らしをするのが夢だと言う。

基本的には、自分たちが住む周りの人たちには
二人でカミングアウトすればいいかと
思ってはいるようだ。
夢をくじく話などしたくはないけれど、
地方都市に住むうちのお客さんたちの
生活スタイルを話すとなかなかそんな簡単な
モノではないかなあとなる。

いくら「LGBT」という言葉がメディアで流れても
地方都市ではゲイバーでさえ
ひっそりと営業しており、
そこに入る地元の人たちも、
気を使い、路上ですれ違っても
挨拶も出来ないことも多いと聞く。

それはおそらく諸外国も同じで、
どうしても同性愛者の人たちは
都会に流れていく傾向にあるようだ。

そんなふうに考えると、本当にどこに行っても
「違うことは普通で、尊重され、
差別がなくなる、なんて時代」は
30年も、下手すると50年も先なのか、
そんなふうに思ったりしてしまうのだ。
やれやれ。。。

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2022年08月19日

ゲイの初恋の思い出

昨日、トシユキ君 28歳が、自分の子供の時の
初恋の話をしてくれた。

それは、4歳くらいの時に、彼は親御さんに
買い物に連れて行ってもらった帰りに
迷子になり、保護してくれた
警察のお巡りさんだったと言う。

トシユキ君を優しく接してくれた上、
笑顔で包み込み、遊んでくれた
その警察官のことは、忘れられなかったと言う。

結局、トシユキ君が持っていた
住所や親の携帯番号から
彼の親御さんに通じ、
連れ帰ろうとしる母親に
「お巡りさんとずっと一緒にいる」
と言って、聞かなかったのだそうだ。

トシユキ君は、いまだに
そのお巡りさんの顔を何となく
覚えているのだそうだ。


僕もおそらく、4、5歳の時に
ほのかに思いを寄せた人がいた。
今、思えば、彼は10歳くらいの少年で、
その妹が僕と同世代だったと思う。

僕の記憶違いじゃなければ、
彼らのお父さんは、ハンターという仕事で
アフリカ大陸に行っており、
あちらでホワイトライオンの写真を撮り、
その兄妹に送ってきた。

その写真を見て、僕は手塚治虫の「ジャングル大帝」の
パンジャ(レオの父親)は、本当にいるのだ、と
確信した。

その10歳の少年の名前は、ハガネと言い、
今思えば、それは「鋼」と書くのか「羽金」と
書くのか、それとも別の文字なのか
知る由もない。

幼少期のそういうほのかな思いは、確実に
大人への性的な階段の一歩にほかならず、
今想像しても、少しだけ
胸がキュンとしたりするものだ。

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2022年08月18日

出会い系アプリの落とし穴

昨日、ちょっと久しぶりのショウジ君 38歳は
「どうしても話したいことがあるんですよ!」と
座席に座るやいなや、話し出した。


彼はもう何年も前からやっている
出会い系アプリで、
すっかり顔も出していたけれど、
ちょこちょこ色々な人からデートの誘いや、
連絡が来ていたとのこと。

1年ほど前に、やり取りした人が
「ものすごくタイプなんですが、
会ってもらえませんか」と連絡があり、
その時期、ちょっと忙しかったので
「また、ゆっくり連絡をします」と
返信をしたらしい。

それから数日経って「無理なら無理と
言ってください」と返事が来た。

ショウジ君は顔を出しているけれど、
その相手は上半身の身体と
風景の写真だけ。

面倒なので放置をしておいたら、
写真が届き、「どうでしょうか」と来た。

ショウジ君とすると、特にとっても
すぐに会いたいタイプだということでもなかったので
「また機会があれば」と送ったら、
そのまま返信もなかった。

ショウジ君はブロックすることはしないので
そのままにしていたら、
その彼から「いいね」のようなモノが
時折届くようになった。

そしてひと月ほど経って、「どうしても会いたいので
一度だけ会ってもらえませんか?」と再び来たので
迷ったあげく、ブロックをしたようだ。


それからずいぶん時間が経ち、つい先週、
仕事帰りの電車の中で声をかけてきた人がいた。
ハッと見ると、当の彼だった。

「覚えていますか」と、いきなり
車内で言われ、ショウジ君は「いえ。」とだけ
言って、次の駅で電車を降りたら、彼も降り、
ドアが閉まる寸前にもう一度飛び乗ったと言う。

ショウジ君はその夜、アプリを辞めたらしい。
しかし、自分の帰宅路線にまた彼が
乗ってくるのでは、と思っただけで
憂鬱になるのだと言う。

出会い系アプリだけではなく、どこで
会っても、そういう変わった人はいる。
気をつけようはないけれど、
皆さん、くれぐれも慎重に。

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2022年08月17日

子供をもしゲイになるように育てると

ストレートだけど、店を10ヶ月ほど
手伝ってくれた元スタッフのハルキが、
この春、結婚をしたことはここでも
触れたかと思う。

四国地方で働いているハルキが盆休みで、
奥さん(なんて言うのも、知っているだけに
少し気恥ずかしいが)の実家がある
東京にやってきたついでに
一昨日、店に寄ってくれた。

彼が来ると知った元スタッフや
お客さんたちが多く集まり、
月曜日なのに、結構な賑わいとなった。


そんなハルキはそろそろ
子作りに専念しようかと言っている。

29歳。ゲイなら、まだ遊び盛りで
仕事とは別に、ゲイの友人関係を広めたり、
趣味に没頭したり、セックス三昧、
という人もまだまだ多くいる。

水球コーチをしていたハルキや、
水泳でものすごい成績を残した彼女の間の子だから
スポーツに秀でる子供が出来るだろう。


僕はまったくのジョークだが、
たとえば男の子が生まれた時に、
女のコが喜ぶ人形や、おもちゃを
分け与え、プリンセス系のアニメなどを
見せ続けたら、ゲイになるんだろうか、
と考えてみた。

多くの少年として育った僕らは、
電車や自動車のおもちゃや
プラモデルを買い与えられ、
男とはこうあるべき、という教育を施されてきた。
それでも、僕も含めて一部のゲイは
女のコが好きなようなモノに惹かれたり、
女のコと一緒にいるほうが楽だったりしたものだ。

昔よりも、「男らしく」とか「女らしく」と
いう観念が薄れている今、結果的にそういう教育が
ゲイやビアンを生む、という結論には
至らないのだろう、改めてそう思った。

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2022年08月15日

恋人とは呼べない関係

昨夜は、深夜遅くまで
ヨシヤ君 42歳、ヒロト君 31歳カップルに
二人の古くからの友人、モトヤス君 36歳が
久しぶりに来てくれて、ワイワイと
楽しいお盆営業となった。

モトヤス君は、今は東京近郊の県にある
会社に所属していて
月に一度くらい、休みがあると
都内に出てくる。

ヨシヤ君カップルの家に泊まっているかと
聞くと、知り合って10年ほどで
10歳くらい年上の人のうちだと言う。

その彼に最初好きだと言われて、
自分はそこまで気持ちが乗っていないのに、
押しに負けて、休みになると一緒にいる事に。

ただ、お互いの身体を触ったのは
最初の一度だけで、モトヤス君の中では
恋人とかパートナーという意識はない。

かと言って、その彼に申し訳ない、という
気持ちから、今まで一度も他の人と
性的関係を持ったこともないと言う。

ヨシヤ君カップルなどと一緒に
温泉などに行くと、モトヤス君は
驚くほどマッチョなのだそうで、
10年、その彼とも他の人とも
何もない、というのはもったいない!と
二人は言う。

これからどうするのか、どうしたら良いのか、
どうせ普通に付き合っても、
セックスはなくなるので、
それならこのままで良いか。
モトヤス君は悩むところなのだそうだ。

ホント、悩みも人それぞれだなあと思った。

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2022年08月14日

東京都下で出会った友

昨夜、初めて来てくれたのが
都内から電車で約1時間のところに住む
友人同士のキョウヘイ君 31歳と、ススム君30歳。

二人はそれぞれあらゆる出会い系アプリを
やっているけれど、とにかく彼らが住むあたりは
なかなか出てくる人が少ないらしい。

そこで、彼らはストレートもやっている
アプリも登録していて、
相手や友人を探していたとのこと。

そのアプリで知り合った同世代の二人。
最初はずっとノンケだと思い、
食事をした帰りに「こういうアプリで
よく会うのですか?」という言葉から
お互いにゲイだとわかったとのこと。

キョウヘイ君はずっと地元に住んでいて、
都内にもほとんど出て来なかったようだ。
ススム君は地方都市から去年の10月に
今の地に移り住んで(職場がその辺りにあるらしく)
やはり都内にはほとんど出ていない。

ただ、ススム君は地方都市時代、
それなりに遊んでいたようで、
今もたまに自分の部屋に
人を呼ぶこともあるらしい。


そんな二人は歳も近いということがあって、
友人として週に何度か会い、
朝、仕事に行く前にジムで会う。

一度、キョウヘイ君のパーソナルトレーナーに
「どういう関係?」と聞かれて
「ジムで会ったジム友」と答えたようだ。

都下の街とは言え、地方都市と
それほど変わらないことを思うと、
都内に住む人たちとはやはり面倒さも
大きく違うのだなあ、そう思った。

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2022年08月13日

別れた人と友人になれるか問題

このブログにも何度か書いているけれど、
僕は過去付き合った人たちと、
おそらく、ほぼ全員連絡を取り合っている。

とは言っても、数回、店に来てくれたり、
それぞれ年に数回、元気?とかという
生存確認的なメールをやり取りするくらいだ。


昨日来てくれたノリオちゃんは、過去
関係を持った人たちとは、
どちらが別れを言ったとしても、
連絡をとることも、もちろん会うことも
出来ないし、しない、そう言う。

好きで付き合ったのに、別れを伝えるということは
どういう理由であれ、エネルギーがいることだし、
そしてそれは傷を伴う。
何年か経過したところで、それが
フラッシュバックすることが不快だし、怖い、
ノリオちゃんはそう言う。

今よりもひとつ前の恋愛の際、ノリオちゃんは
あまりのショックに、鬱になり、仕事を1年近く
休まざるを得なかったのだと言う。


僕も自分では恋愛至上主義者だと思っているし、
過去、ひどくふられた際、食事も摂れず、
もちろんジムにも、大好きな映画にも
ずいぶん行けなかったという時期もあった。

しかし、新しい恋愛が始まり、
落ち着いた頃(と言っても、10年も経ってから)、
偶然の流れで連絡を取り合うことになれたことは
嬉しく思い、それから良い友人関係は作られた。


ストレートの既婚者や、恋人同士など、
前の恋人とどちらかが連絡を取るなど
タブーと言われることも多く、
まずはあり得ないと言われる。

ところがゲイは、僕も含めて、
何故かそれが成り立つような人も少なくない。
人によっては、今の彼と前の彼が
付き合っていた、というストレート社会では
絶対あり得ない(そりゃそうだ)ことも
起こりえる。

結果的に、何が正しいか、ということではなく、
それぞれの価値観の中で、さまざまな選択肢をする
色々な人がいる、ということを受け入れていくことしかない、
ノリオちゃんと僕は、そういう
結論に落ち着いた。

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2022年08月12日

デートの際に座る位置は?

昨日、友人同士のショウゾウとアキヒコが
店の奥の角のところに座っていて
「最初のデートの時に、食事する場所で
どういう座席が良いか」という話になった。

アキヒコは、四角いテープルで
向かい合わせが良いと言うと、
ショウゾウは、カウンターで
隣り合わせが良いと。

最初のデートで、隣り合わせというのは
近過ぎるし、食べながら横を向いて
話さなければならない。
それよりも、ゆったりと顔を見られる
テーブルのほうが、というのが
アキヒコの意見。

ショウゾウに加えて、
そばにいたトオルが言うには、
テーブルは逆に遠過ぎる。
袖が当たるくらいのほうが
その後の流れが読めるから良い、とのこと。

色々話しながら、これはもちろん
その人のキャラクターに寄ると感じたけれど、
想像するに、比較的自信がある人は
隣同士を好むんじゃないか、そう思った。

ストレートの男女でも、
テーブル席だとそれなりに話を楽しんで、
というイメージだけれど、
カウンターだと、何とか落とそう、
というのが見て取れたりする。

まあ、どちらが良いかなんて
まったくないのだけれど。
貴方がデートに誘う時はどうだろう?

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2022年08月11日

コロナの広がり

昨日の午後、桑田佳祐氏がコロナ感染した、と
いうニュースが入ってきた。

これだけ感染者が次々と増えている中で、
驚きはしないのだが、彼は今開催中の
Rock in Japanというロックフェスの
大トリをやる予定だった。

先週の彼がパーソナリティをやっている
ラジオ番組では、一緒に出演する
「パフォーマーの数人が感染して、
かなり参っているけれど、
対策をして、乗り切る」と言っていた。

それだけに、楽しみにしており、
彼だけを観るためにチケットを買った人、
そして何よりも桑田氏自身が
悔しい思いをしているんだろう。


うちのお客さんもちょっと姿を見ないなあと
思っていたら、感染していた、という声も
結構耳にするようになった。

国民の10%以上が感染している、
と報道がある。
ということは、無症状の人や、多少熱があっても
PCRなど受けない人での感染者を入れると
5人に一人くらいが感染しているのかも知れない。

重症にならずとも、後遺症で苦しんでいる人を
聞くと、さすがに「ただの風邪」とは
思えないけれど、逆に自分が感染していないのが
本当に不思議。

サラリーマンの人とは違い、
自営業の僕たちは、感染して10日休むとなると、
その分、収入がなくなってしまう。
だから、どうしても守っていかなければならない。

こんなことを呟いている間でも、
え?まさか自分が!?という人も
続々と出ているとも思う。

感染した人も、そうでない人も、
とにかくこの難題を、乗り越えていかなければ
そう思う日々だ。

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2022年08月10日

食生活の色々

店には結構多くのグルメの
お客さんが来てくれていて、
それはインスタグラムなど見ても
よくわかり、いつもなるほど、と思う。

30歳のショウヤなどは、
美味しい刺身の店があると聞くと
北海道までわざわざ一人で食べに
行ったりするらしい。

まあ、仕事帰りに
四つ星レストランのカウンターで
読書しながら、美味しいワインと
タパスに、ちょっとした肉料理などを
一人で黙々と食べたりするというから、
僕の30代の頃とはえらい違いだ。


僕自身、グルメか、と言うと
ほぼそうでもなくて、
特に一人で食べる時など
同じ日に麺や丼モノが続いたりしない限り、
おおかた何でも良かったりする。
とは言え、古い人間だからなのか、
コンビニ弁当だけは避けるようにしている。

確かにショウヤじゃないけれど、
国内であれ、海外であれ、旅行に行く時くらいは
一人でもできるだけ美味しいモノを
食べたくはなる。

しかし、一流のレストランで一人、
というのはやっぱり寂しいもので、
結局はそこそこのピザ屋なんかで
お茶を濁したりするものだ。
助かるのが、僕がほぼ食べ物の
好き嫌いがないことだ。

ジムに行くと、この時期、大会に出る
ボディビルダーや、体をせっせと作っている人たちは
本当に鶏のササミ、サラダ、茹で卵が
ほぼ毎食だったりする。

さすがに筋量の大きさや、素敵なカットは
この年齢でも憧れはするものの、
さすがにそういう食生活も無理だなあと。

とは言え、人は生きていくためには、
食事は欠かせないモノ。
人それぞれの食生活を覗きみたいものだ。

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2022年08月08日

謝罪はどこまでどんな時に必要なのか

昨日、僕は休みだったので、夕方から
映画を観に行こうと自宅から近い
駅に向かった。

駅に着くと、改札の目に多くの人だかり。
僕が乗る駅の次の駅で人身事故が起こり、
その前後の駅で電車が止まっていると言う。

駅に来てから「ええっ!」「マジ?」と
言っている人たち。

中にはちょっと小言を言い、
駅員に詰め寄るような人もいる。

彼らに駅員の人たちは、深々と頭を下げ、
「大変申し訳ございませんが、
こういう状態でございます。」と説明をしている。
そして、振替輸送や、まだわからないけれど、
とりあえずの動き出す予定などを
丁寧に案内をしてくれていた。

僕は映画のチケットを買っていて、
残念ながらその映画を
観ることが出来なかった。

でも、そんなことよりも、駅員の人の、
と言うよりも、この日本人の対応に
半分感心しながらも、何故にここまで、
頭を下げる必要があるのだろうか、
という気持ちが治まらなかった。

人身事故や、天候に寄る電車の遅れは
何もその交通機関や駅には
まったく関係ないことだ。

多くの海外の国々に旅行したけれど、
交通機関の遅延なんて、当たり前。
それがその交通機関の理由であれ、
なんであれ、謝る人もいなければ、
それについて怒鳴る人も見たことがない。

だから、日本は良い国、と
言われるひとつなのだろうか。

たとえば、うちの店が台風の日に
休みの案内を出す。しかし知らずに
来てくれた人には申し訳ないと思って
謝罪をする。それは当たり前のことだ。

ひょっとすると、それと同じく、
せっかく乗ろうとしていただいたのに、
という気持ちなんだろうか。
そういう駅員の人たちに不憫さを
感じるのは、僕だけなんだろうか、と
色々考えてしまった。

ちなみに、昨日、観に行こうと思っていたのは
アフガニスタンでテロに銃撃されて亡くなった
医師の中村哲さんを描いたドキュメンタリー
「荒野に希望の灯をともす」。
また、時間を作って身に行こう。

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