2022年07月29日

人形劇団で結ばれた1日

ひと月ほど前から、7月28日、
つまり昨日の午後、友人から何も聞かないで
開けておいてくれないかと言われていた。

何かと思い、待ち合わせ場所に行ったら、
なんと児童劇団で人形劇で有名な劇団プークを
観に行こうという誘いだった。

僕が舞台演劇や、美術セットなどを好きだと
知って誘ってくれたワケで、
題目は「エルマーの冒険」
僕が小学生の頃、親から買ってもらった
一冊だったのが、驚きだった。

初めて観た人形劇。
ただ、この劇団をご存知の方は
よく知っているだろうが、この人形劇は
指や手を使った小さなモノではなく、
人が全身を使って操る
モノによっては、等身大以上の大きな人形。

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それほど大きくないだろう予算でも、
ところどころに、工夫を凝らした
なかなか素敵な芝居だった。

それにしても、長い人生、こういう人形劇を
目にしたことはなかった、というのが
映画や演劇が好きな僕としては
恥ずかしい気持ちだった。


そして、店に行ったのだが、以前一度
僕は休みの日に来てくれた、という
初対面で35歳のナオヤ君が来てくれた。

さて、彼も含めて、色々な人と話している中で、
ナオヤ君が舞台ミュージカルが
好きだという話に行きついた。
地方都市についこの前まで住んでいた彼が
そもそも舞台に興味を持ったきっかけが
再放送で見た「ひょっこりひょうたん島」だと言う。

で、続いて色々話を聞くと、彼はそれから
人形を作るのが趣味になり、
布を縫い合わせたり、
木彫りのモノなどありとあらゆる
人形を小学校時代から作り出したようだ。

いくつかの人形をスマホで見させてもらったが
これが驚くばかりの精巧な作り。
それらは、ただの趣味で、
何かに使ってもらったり、ということは
決してなかったそうだ。

ただ、その人形好きから、なんと劇団プークも知り、
そこから派生した劇団に研修に行ったことも
あったのだそうだ。
これには本当にびっくりした。

今はまったく違う仕事をしていると
言っていたが、少なくともその器用な
手先を使った仕事や、人形を作ることは
何かに使うべきじゃないか、
僕はそう思った。

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posted by みつあき at 10:26| Comment(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする