2022年07月01日

警察にお世話になりかけてしまったこと その2

昨日に引き続いて・・・

僕がアダルトビデオのプロデューサーを
していた時に、新人女優の面接をしたいた。
とあるプロダクションが連れて来てくれ
た女優の卵を見て、このコは売れるだろう、
とうちの会社で取ろうと思った。

しかしながら、よくあることだけど、
ギャラの金額で負けて、他のメーカーに
取られてしまった。

ただ、その後、彼女が未成年だったことが
わかってしまったのだ。
結果的に、プロダクションはもちろんだが、
彼女を撮影した監督や、メーカーの社長、
プロデューサーなどが
一斉に逮捕され、それぞれが臭い飯を食べた、
という事件があった。

彼女は、本人の姉のパスポートで
うまくプロダクションや、メーカーを
騙して、出演した、ということだった。

一歩間違えば、僕もあの時、普通に
彼女を撮影していれば、刑務所に入れられる
という流れになってしまったんだろう。

昨日書いた万引きや窃盗、
人殺しなどとは違う、ある意味、もらい事故。
出て来た連中に話を聞くと、
自由な時間が取れないことは辛かったけれど、
あれはあれで良い経験になった、
などと話していた。


大体、アダルトビデオのプロデューサーという
仕事をしていたこと自体、とてもアウトローで
ゲイバーに行っても、なんでそんなことしているの?と
よく揶揄されたことも多かった。

僕がゲイだということも絶対に
言えないような時代だった。

そういう意味では、今の仕事も含めて
ずっとアウトローのような人生を
歩いて来たような気がするし、
まあ、今世はこれはこれで良いか、
なんてうなづいたりする日々だ。

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posted by みつあき at 16:50| Comment(2) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする