昨日のブログで、警察官を振り切って逃げた
若者(ひょっとしたら、それほど若くは
なかったかも知れないけれど)のことを書いた。
書きながら、僕は幸いにして、警察に
お世話になったことはない。
ないけれども、ひょっとしたらそうなっても
おかしくはない、ということもあった、
ということも思い出した。
とは言っても、ドラッグに手を出していた、とか
詐欺を働いたとかではない。
そのひとつは、小学校6年の時だ。
学校の帰りに大阪、梅田の紀伊國屋書店に行き、
万引きをしてしまったことがあった。
僕は直前に観た映画「オリヴァー!」の原作、
ディケンズの「オリヴァー・ツィスト」の
英語で書かれた本を手にとった。
いまだに英語の書籍なんてスラスラ読めないのに
どこか背伸びをしていて、とても
そんなモノ、普通に買えないと
思ってしまったのかも知れない。
こっそりと鞄に入れてしまった理由が
そうか、どうかは不確かだけれど、
とにかく、それが保安の人間に見つかり、
僕は紀伊國屋の裏にある個室に連れて行かれた。
その人が言うには「こんな英語の本を
取るくらい出来が良いコなのに、
何故万引きなんかするのだ」と。
いや、ただ映画が好きだったから、とは
言えずに、初めての経験で、ガタガタ
震えていたことはよく覚えている。
学校には言わないし、親にも連絡はしないけれど、
ご両親に「これこれこうで、僕は万引きをした。
もう二度としません。」と伝えなさい。
そしてご両親から僕のところに電話をかけてもらって。
と名刺を渡された。
結局、僕はそのことは親には言えず、
当然、保安の人は、僕の住所も名前も聞かなかったため、
大事には至らなかったが、
それが人生最初で最後の万引きだった。
トリュフォーの映画「大人はわかってくれない」など
観ると、こういう青年期の犯罪は
一度は通っていくことかも知れないけれど、
人のモノに手をかける、ということだけは
したくない、そう思った瞬間だった。
と、これは故意に、犯罪を犯したという
かなり恥ずかしい話だが、
成人してから、危うく豚箱にぶちこまれる
ような事件に遭遇したことがあった。
これは明日のブログにでも。。。
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