ノリヒデちゃん、40歳はとても大らかで
聞かれると自分のことはなんでも話す、
明るい性格の持ち主だ。
お父さんは若い頃に亡くなったらしいけれど、
残されたお母さんや、あとの二人の兄弟とも
仲良く楽しくやっているのだそうだ。
ただ、20代の頃と30代の頃、
母親に自分がゲイであることを
カミングアウトしたようだが、
「何を気持ち悪いこと言ってるの」と
まったく取り入ってもらえなかった。
一緒にテレビを観ていても、
オネエや女装タレントが出ると
「あんたもああいうふうになりたいの?」と
侮蔑的な言葉も吐くし、
同性同士のラブシーンなど出てくると
「ホントに気色悪い!!」とチャンネルを変える。
自分たち兄弟を一人で育ててくれた
お母さんにはとても感謝しているし、
愛情も感じている。
ただ、カミングアウトした時の
嫌悪感を見ると、実家に帰りたくなくなるのだと言う。
地方都市に住む70も超えた人たちへの
カミングアウトは、本当に難しいし、
僕も基本的には薦めない・
僕自身、30代の時に
カミングアウトしてしまったけれど、
それはずっと後悔してしまうほど、
それを知って泣いた母親を見て、
父の憤りは忘れられない。
ただ、そのあと、僕が病気になった際に
あまりにも熱心に看病をしてくれた
パートナーを、両親は受け入れてくれた。
ただただ、「同性愛者」であることを
カミングアウトしてしまっても、
普通に「性」のことと紐づけてしまう。
可能であれば、自分にパートナーが
できたりした時に、自分にとって
どれほど大切な人か、ということを
伝えることから、変わる親御さんもいるのかも知れない。
ただ、まったくそういう人が周りにはいない、
そう思っている人たちにとっては、
不気味な変態、としか映らないのだろう。
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