2022年06月15日

お勧め映画「FLEE フリー」

アニメーションのドキュメンタリーなど
ほとんど聞いたことがない。
最初、耳にした時に、何故なんだろうと
思ったけれど、登場人物の身元がわかってしまう、
という理由から、そうなったということだった。

ある意味、新しい試みに邁進したのが
この映画「FLEE フリー」だ。


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ここでの「フリー」は逃亡、という意味だ。
そう。この映画の主人公、アミンは、映画の中で
逃げる、逃げる、逃げ切っていこうとする。

生まれ育ったアフガニスタンから、難民として
たどり着いたロシア、そしてそこからの逃亡。



この映画を観て強く感じるのは、
まさに今のウクライナも同じだけれど、
この日本の東京でヌクヌクと生きる自分と
あまりにもかけ離れている、
この21世紀の世界観だ。

それはおそらく、つい近いはずの北朝鮮や、
ウイグルやチベット、パレスチナの人々を
目にすると同様だと思う。

加えてアミンは子供の頃から自分は
同性である男性に惹かれている、ということだ。

そんな国に住んでいたアミンが
自分の家族にカミングアウトするシーン、
そしてそれ以降の描写は、グッとくる。

日本も含めて自由に同性同士恋愛や
セックスをしている国に住んでいると
およそ理解できないだろう、そう思う。

しかしながら、それでも移民や難民に対して
非道な扱いをし、同性愛を国として
認めようとしない我が国のことも
深く考えさせられた。

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posted by みつあき at 23:51| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする