2022年06月04日

髪型からわかるゲイの嗜好変化

昨日、長く仲良くしてもらっている人の
美容院に髪を切りに行った。

この友人いわく、50代以上のゲイの多くの人たちは
髪が短い、ということにこだわるけれど、
それ以下の年齢の人はほぼこだわらないようだ。

それでもまだ、40代は短めにする人は
多いけれど、20代、30代にいたっては
ゲイ、ストレートほぼ関係なく、
前髪を伸ばす、もしくは耳にかかる、
または首筋にもかかるロン毛もいる。

そんな話から、髭、短髪、筋肉、といった
男の象徴に憧れていたネット前の世代から
若い人たちは、それほどとらわれなくなったのかも
知らない、とわかる。

むしろ、「男」ということに
固執している人たちに対して、
ドン引きする傾向さえあるのだと。

それだけでなく、オネエ言葉を
若いコが使わなくなった、とも聞く。
これは何故だろう。

物腰が柔らかい人はいても、昔のような
オネエタレントや、店ママが使うような
言葉をそう言えば、若い人から聞かない。

これも、ある意味、ゲイを強調することに
興味を持たなくなっているのかも知れない。


ジェンダー論が飛び交う昨今、
自然の流れか、それともネットの影響なのか、
色々な事柄が大きく変化しているのは
興味深いと思った。

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posted by みつあき at 19:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月03日

エスカレーターの乗りかた

昨夜来てくれた34歳のアツシが
店に来る途中、帰宅帰りの男性サラリーマンと
中年女性がエスカレーターで
大げんかをしていたのを見たらしい。

東京では、基本的にエスカレーターは
左側が動かないで立ちっぱなしでいて、
右側では歩く人が多い。

女性は右側にいたのだが、彼女の
前の人たちは歩いて降りているのに、
彼女は止まっている。

業を煮やした男は「なぜ、止まっている!」
と怒ったことから、喧嘩が始まったらしい。
「基本的には、もう歩行禁止と言われているし、
そのポスターにも書かれているでしょ」と
エスカレーター脇の壁を刺したと言う。

Unknown-1.jpeg

男は怒鳴り続け、女性は無視して
止まっていたと言う。

アツシに「どう思った?」と尋ねると
「どっちもどっちだと思いましたが、
帰宅で疲れているのに、大声出されるのが
一番イヤだった」と。

僕もどちらもどちらと思いながらも、
エスカレーターに乗る際には、
もういい加減、全員が止まったほうが
良いのじゃないかと思っている。

機会事体も壊れやすいようだし、
何よりも、すべての人間が立ち止まっていたほうが
スムーズに人の流れも作られ、
そのほうが早かったりもする、と
実証されている。

それでも急ぐ人は階段を駆け下りればいい。

これだけ、ルールを守ろうとする
日本人なのに、エスカレーターの
歩行禁止はいまだに守られないのが
とても不思議な気がする。


そんなことを考えながら、
エスカレーターの歩行問題、
関西ではその逆、ということは有名。

調べてみると、京都や滋賀は東京と同じ。
左歩行というのは大阪も含めて、
全国で9県のみ、というのは
面白いなあとは思った。

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posted by みつあき at 15:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月02日

出会ったばかりの二人の素性

昨夜、30歳前後の二人がふらりと
入ってきてくれた。

よく見ると、一人はコロナの間、まったく
来られなかったと言うミツヒデ君、
確かに3年以上ぶり。
もう一人はひと月くらい前に、
うちの常連の一人に
連れて来られたトモキ君だった。

ミツヒデ君は、このコロナ禍の2年前に
なんと結婚をし、子供も出来たと言う。
まさか、そういう道を選ぶとは思えなかったが、
本人いわく、バイセクシャルでずっと前から
結婚はしようと思っていたらしい。

二人は、今日、初対面。
マッチングアプリの「ハウリング」
(近くにいる人たちにすぐに何かを
伝えるというモノ)を使って
「今日、一緒に飲める人」
とミツヒデ君が叫んでマッチしたと言う。

アプリ上で、トモキ君は顔は出し、
ミツヒデ君は顔は見せていない。
トモキ君はとにかく酒好き。
いい男か、酒か、と聞かれると
酒を選ぶ、という珍しいタイプ。

だから、顔がわからないトモキ君とも
飲もう、ということに応じたらしい。

とは言え、なかなかのイケメンのトモキ君。
アプリ上でいくら「酒飲もう」と言われても、
エッチな方向に持っていく人も多いと言う。

そういう時は、極力そうでない方向に
話を持っていくのだそうだ。

二人とも今はテレワークが多く、自宅に
いるらしいけれど、たまたま昨日は出社だったらしい。
こういう時間というのは本当に大切、
と言いながら、それぞれの素性を
語っているというのが、なんだか
コロナ前に戻ったようだった。

とは言え、まだまだ戻った感はないから
困ったもんだ。

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2022年06月01日

KKPP KYOKO KOIZUMI POP PARTY の放映を観て

今年で芸能活動40周年という
小泉今日子のライブを観て、素晴らしかった
という声をずいぶん多くのお客さんたちから耳にした。

で、その模様が先週、WOWOWで初放映される、と
聞き、録画したのでそれを観た。

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去年だったか、松田聖子について、このブログに
書いたことがあった。
80年代、彼女の楽曲は名曲の宝庫であり、
その歌声、微妙なニュアンスの表現力も含めて、
やはり唯一無二のアイドルであると。

確かに松田聖子は、美空ひばり、山口百恵、
安室奈美恵と並ぶ、日本歌謡史に残る
女性歌手であると思う。

しかし、今回、小泉今日子のライブを観て
思ったことがあった。
彼女は決してレジェンドなどにならずとも、
アイドルを経て、これほどまでに等身大で
身近に感じることが出来る数少ない一人であると。

とは言え、絶対に口パクなどに頼ることもなく、
原曲と同じキーで歌うことが出来るその素晴らしさ。
彼女は40代の時に、友人たちと
いつもカラオケで歌いながらよく飲んだと言う。
それが彼女の喉を鍛えさせ、
若い頃と同じ、いやそれ以上にまで
成長させたのかも知れない。

50代後半に入った彼女が「なんてったってアイドル」や
デビュー曲「私の16才」そして「学園天国」と
いった当時でしか歌えないような楽曲も
妙に大人っぽいアレンジではなく、
かと言って、アイドル然とした歌い方でもなく、
まさに今の小泉今日子らしさ、を
表現するのだ。

以前にもここに書いたように、
僕自身、歌謡曲アイドルにはほぼ興味がなかった。
関心があったとすれば、楽曲がどれだけ
僕の心に響いてくるか、ということだった。
今回の小泉今日子のライブは、
まさにズンズンと僕の胸を強くノックした。
そして僕はしっかりとノックダウンされた。

これほどまでに、このライブ会場に行けば
良かった、と後悔したこともなかった。

今回のツアーは終わってしまったし、
このような絶妙なセットリストを
もう観ることは出来ないかも知れない。
でも、次の機会、彼女のライブを
するとわかった時には、必ず会場の片隅で
しかとこの目で確認したい、
そう思った。

ありがとう。小泉今日子

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