ネット社会になってから、映画や本など
ストーリーがあるモノの「ネタバレ」という
モノを、多くの人が敏感に感じるようになった。
僕自身、映画を観る時は、監督や、
海外での評価などで選ぶので、
昔から映画館での予告編も
目を閉じていたりすることが多い。
ただ、こちらは、観ないようにしているのに、
それでも、洋画の予告編で
わざわざ日本語で「男と女は出会った。
男は旅に出た。女は待ち続けたが、
男は戻ってこなかった」なんて
ナレーションが流れると、勘弁してくれ、と
思ったりもする(笑)
だから、このネット上に「ネタバレ」か、どうか
ということは、良い傾向だと思うし、
このブログでも、出来るだけ
肝心な部分には触れないようにしているつもりだ。
そういう中、常連のゴロウは、結末を
知らないと観る気がしない、と言うのが面白い。
ハッピー・エンドではないモノ、
もしくは切なくても、ハッピー
であることを予感させてくれるモノを
積極的に観て、そうでないモノは
絶対観ないのだそうだ。
だから、事前にチェックする。
もちろん、ホラーやスプラッターなど
観ないし、サスペンスでも犯人がわかったところで
まったく問題ないらしい。
むしろ、これからどうなるか、と
ストーリー展開にワクワクドキドキ
する、ということはないのだそうだ。
確かにゴロウは、店で僕がくだらないながらに、
面白い話をしていても、その過程よりも
結果を知りたがる。
昨日も、僕がラジオで聴いた
「水に濡れた本や紙を乾かす時に、
ドライヤーなどですぐに乾かすと、
ヨレて波型になってしまうけれど、
それをどうしたら普通に戻せるのか」
という話に、みんなが考えている時にでも
すぐに結果を知りたがるのだ(笑)
答えは冷凍庫で、何日間か、冷やす、
ということだった。
これは一部知っている人もいたけれど、
なかなか驚いた。
ちょっと話がそれがけれど、
そうやってサプライズの宝箱を
開けたほうが気が楽、という人も
比較的いるのだと改めて知ると、
本当に人それぞれだなあと思った。
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