2022年04月20日

花のある生活

1年半ほど前からか、我が家には
常に花がある。

その当時、観葉植物を買うのを
手伝いに友人が遊びに来てくれて、
その際、花束を持ってきてくれた。

それがあまりにも美しく、
今まで放置していた花瓶
(これはかつて母親がプレゼントしてくれたもの)と
新たにいくつか花瓶を買った。

それから週に一度、近くの花屋や、
ジムに行った帰りに、
そのそばにあるかなり持ちが良い
花をたくさん売っているショップに
行くようになった。

そして、昨日は休みだったので、
自宅から少し離れた小さな花屋を覗いたら、
淡い紫色や白いカンパネラ(いわゆる
つりがね草とも言うらしい)が味わい深く、
小さな白の水仙を加えて、多めに買った。

その際に、お店のおばさん(僕よりも
少し年配だろう人)に、「奥様への
プレゼントですか?」と言われ、
「え。。。」と僕が少したじろいだら、
「あ、ごめんなさい、彼女さんかもですね」
と言い直された。

さすがに「僕、ゲイなんですけど」などと
野望なことは言わなかったけれど、
「自分が好きなもので」と言うと
「失礼しました」と悪びれることなく
笑顔で頭を下げられた。

彼女にはまったく悪気はないだろうし、
僕も特に失礼極まりないとは思わなかったけれど、
花=女性、という思いがいまだにはびこっている
ということに驚き、こんな時代に
そういうことをいちいち言葉に出すことにも
ビックリしたのだった。


そう言えば、ついこの前、好きなラジオ番組の
有名な初老のパーソナリティが
「昨日、ある番組で花もらったけれど、
花なんて、小っ恥ずかして持って歩けないよな」
と言っていて、それに対して若いゲストが
「そうっすねえ。花を贈られるのは困っちゃいますよね。
俺、独り身だし」そう言っていた。


確かに、僕だって、つい最近、
うちに花がある、ということの良さに
気がついたワケだけれど、
外国では普通にストレートであろうが、
ゲイであろうが、男が花を買って帰る光景を見る。

そういう意味では、まだまだ、これは男が、
これは女が、という図式は当分は変わらないんだろうなあ。


店にも置きたいところだけれど、座席を潰さない限り、
なかなか置く場所がないのが、残念だ。

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posted by みつあき at 19:28| Comment(0) | 趣味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする