31歳のミツヒデ君は、物心がついた小学生の頃から
両親がものすごく仲が悪く、
それこそ、殺傷沙汰の喧嘩を
何度も見ていたそうだ。
仕事で疲れていて気が短い父親と
アルコール中毒のように酒を浴びるほど飲む母親。
何度か家出を試みて、結局行く場所がなく
帰っていくと、こっぴどく殴られて怒られたと言う。
そのことは、友人にも、学校の先生にも
まったく相談出来ず、小学校時代はずっと
悶々としていたようだ。
もちろん、学校では出来るだけ
そんな事はないように、明るく元気に
ふるまっていたつもりだった。
しかし、小学校の時に、母が好きな
少女モノのアニメばかり横で観ていたせいか、
テレビの話題など、友人たちの仲間には
入れなかった。
それだけでなく、「女みたいだな」といじめられもした。
学校に行っても、家に帰っても、いつも居場所がなく、
小学校6年の時に自殺もをしようと思ったけれど、
どうやれば、痛くなく死ぬことが出来るかわからず、
そのまま中学に入ったそうだ。
そのうちに両親は離婚、母に引き取られ、
それまで専業主婦だった母親は
水商売をするようになった。
ミツヒデ君は、母が寝ている間に
学校に行き、家に帰ってきて
誰もいない部屋で、母の買い置きの
お惣菜を一人で食べた。
そのうちに母に男が出来たらしく、
母の出勤時間が少し遅くなった。
そこで、ミツヒデ君が邪魔になったのか
塾に行かされるようになった。
そこでミツヒデ君を受け持った
塾の先生は、ミツヒデ君の様子を見て、
すごく心配をしてくれたらしい。
あらゆる相談に乗ってくれ、
大いに勉強も教えてくれて、
まったく勉強ができなかったミツヒデ君は
名門高校に入れたそうだ。
高校に入って、塾はやめたけれど、
ミツヒデ君はその塾の先生が好きだということに
気がついた。
今さら会えないことを辛く思い、
1年生、2年生の頃は部活や
友人との関係に精を出した。
その間、若い男をとっかえひっかえ
連れてくる母親と何度も仲違いし、
3年の頃に家を出て、一人暮らしを
するようになったらしい。
そんな矢先に、中学の時の塾の先生が
母親に聞いて、ミツヒデ君の部屋を訪ねてきたようだった。
今回はまるで小説のような話。
書き出すと、あまりにも長いので
またこの続きは明日。。。笑
*****************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge
GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge
GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F