2022年04月30日

好きなように生きること

昨夜は、45歳だという年齢ながら
鍛えられた身体に加えて、
正統派ハンサムのキタジマ君が
いつものように車で来てくれた。

彼は常にノンアルコールなのだけれど、
いつも自分が体験した
明け透けなエッチな話をしてくれる。

興味深いのは、これくらい、どこでもモテる
容姿なのに、まったく気取らず、
どこまでエロい話をするんだと思うほどだ。

それも、彼は週に一度くらいは
ハッテン場に行くと言う。

しかし、週末など混んでいるのが
苦手なのだと言う。

混んでいると、自分は結局スリムな若いコが好きなのに、
マッチョな同世代に追いかけられ、
疲れてしまうのだそうだ。

身体を鍛えていると、どうしても
同じタイプが寄ってくるのが解せないようだ。


そもそも、キタジマ君が男との性に目覚めたのは
小学校6年の時に、自転車で地元の海を
走っていた時に、全裸や六尺で焼いている
男たちを目にした時だったと言う。

もちろん、そこはその土地では有名な
ハッテン場で、それから毎週のように
そこに行き、誘われることを待っていたそうだ。

それから10代後半では初めて2丁目に行き、
20代ではハッテン場の受け付けのアルバイトなど
したのだと言う。

とは言いながらも、自分が望んだ仕事は
なかなか快調で、平日は仕事とジム、
週末はジムに加えてエロ、
という潔いほどの人生に、とても満足しているようだ。

一時期は、付き合っていた相手もいたけれど、
こうやって楽しめることこそが、
ゲイの醍醐味かな、キタジマ君はそう思っているらしい。

人から見ると、性依存、のように見えるかも
しれない。でも、自分の好きなように生きる。
それがキタジマ君の生き方なのだそうだ。
まったくもって、良いと思う!

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2022年04月29日

タトゥー もしくは刺青、好き、嫌い

昨夜のお客さん、ササキちゃんは
今まで長く付交際した相手も含めて
5人ほど付き合ったと言う。

ただ、その中でセックスが合った、と
言える相手はほぼいないと言う。

パートナーと性的にバッチリ!という人が
どれくらい居るんだろう?とつぶやく。


まあ、それはともかく「ササキちゃんが
かつて関係を持った人と、最も良かったのは?」と
尋ねると、ハッテン場で会った相手だと。

彼に掘られた1時間。それは天にも
昇るほどの快楽だったと言う。

その彼は背中に、それこそからくり紋紋の
見事なまでの刺青があった。
それも理由のひとつだったかも知れないと。

それを隣で聞いていたヨシオは
うわ、俺、絶対無理〜と叫んだ。

僕自身、入れ墨が入った人と関係は
持ったこともなく、特に嫌悪感もないけれど、
ずいぶん前にこんなことがあったのを思い出した。


僕が行っているジムのチェーン店で
空手のクラスがあり、大勢の空手着を着ている
男たちがロッカー室に溢れていたことがあった。

そこで、非常に爽やかな笑顔をふりまく
好感度高い30歳前後の青年がおり、
多くの会員からも慕われていた。

そしてシャワーを浴びる前に、
空手着を脱ぐと驚くほどの筋肉質な体、
その背中にびっしりと掘られた龍の入れ墨が。

とてもそちらの方面の人間とは思えないけれど、
とにかく見事なまでの彫り物だった。

それまで、入れ墨に対しては偏見も含めて
少し怖い、と思っていたけれど、
彼のような人であれば、まったく大丈夫
と思った記憶があった。

それにしても、彼はおそらくゲイではないだろうけれど、
一体、何故あれほどまでの入れ墨を
入れていたのだろう。
いまだに僕の脳裏を龍が駆け巡るのだ(笑)

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2022年04月28日

負の連鎖を断ち切るために

昨夜、仕事帰りに来てくれたエイジは
いつになく、かなりグッタリした様子だった。

ここ数ヶ月、彼のやっている職場での
従業員同士がうまく行かず、
よくよく話を聞いてみると、
一人の従業員が何かに付け
大騒ぎをしていることがわかった。

他の従業員に対しても、来客に対しても、
その人の接し方は、大人としてはあり得ないし、
メンタルが弱いと病院に行き、
自分をこういうメンタルにしたのは
ここの労働条件がひどかったから、と
経営者のエイジのほうに矢が飛んできた。

結局、時間を作り、昨日ゆっくり
相談することにもなったけれど、
そちらの環境で話すのは
精神的に辛いということで
オンラインで話すということになったと言う。

第三者にも横にいてもらい、
やり取りを聞いてもらったのだが、
それにしても、途中どれくらい絶叫をしたか。

それだけでこちらのメンタルが
やられそうだった、とエイジがつぶやいた。

今、なかなかこういう状況で
すぐに辞めてもらう、という方向には
持っていけず、頭を抱えるばかりだったと言う。


ただ、そんな話の中、丁度同日に
一人のお客さんがガン病棟から
ひとまず退院したけれど、
これからの抗がん剤治療が
まだまだ大変だという話となった。

エイジは、職場では色々あるものの、
とりあえず今は健康であるし、
従業員の事もひとつひとつ
まっすぐ、きちんと考えていけば
何とかなるのかも知れない。

これ以上、ため息を付いていても、
負の連鎖が続くばかり。
もう少し落ち着いて考えることにした、
そんな風に言っていた。

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2022年04月27日

ドラマ「無邪気な天使たち」

イタリアでは珍しくゲイと
カミングアウトしているフェルザン・オズペテク監督。

日本では、ゲイ・コメディ「あしたのパスタはアルデンテ」や
「カプチーノはお熱いうちに」(共に日本らしい邦題)が
有名だったりするこの監督。

彼が制作したドラマシリーズ「無邪気な天使たち」が
Disney +で放映を開始されたので観てみた。

3362.jpg

これは、同監督が2001年に「無邪気な妖精たち」の
邦題で作ったモノのドラマ化だ。
この映画は、映画祭でしか上映されていないため、
残念ながら僕は観ていない。


ドラマは、既婚者のゲイの男が
本屋で出会った画家の青年と1年付き合った後、
バイク事故で急死するところから始まる。

何もわからず、悲観にくれる看護師の妻。
1年間、仲良くしていた仲間と共に
葬儀場の隅のほうから見つめる青年。

このあと、妻が夫と青年の関係を知る、
ということから話は進む。

この微妙な三角関係を軸に、
青年が共に暮らすアパートの人々
(浮気で悩むレズビアンカップルや、
同性婚にむけて浮かれるゲイカップル、
女性になったことを親に話せないでいる
トランジェンダー、
また、トルコから逃げるようにして
やってきた中年女性など)、
そして、妻の母なども含めて、
それぞれの問題が彼らと絡んでいく。

8話というそれほど長くはない
ドラマシリーズの中で、
少し詰め込み過ぎ感も否めないし、
その割にはまったりとした部分もある。

しかし、いかにもこの監督らしい
ペーソスとユーモアに溢れた演出が面白いこと。
そして、続々と出てくるイケメン俳優たちを
観るのも楽しいドラマだった。

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2022年04月25日

「ホワイト・ホット アバクロンビー&フィッチの盛衰」

「アバクロ」と言えば、うちの店を
オープンした頃、多くの人たちが
こぞって着ていた。

特に筋肉質からガチムチのゲイには人気らしく、
まだ日本には店舗がなかったから、
みんな通販で購買していた時代だ。

ハワイのショッピングセンターにある
アバクロでは、ものすごい列を成して、
アジア人の若者たちも並んでいた、と聞いた。

特にブルース・ウェーバーが撮影した
男性ヌードの大きな紙袋は、
そこここでよく目にした。

そういう僕も友人からプレゼントで
いただいたり、自分で買ったりもしたものだ。

それから数年経ち、日本でも銀座に
アジア初のアバクロ店が出来、
あの独特の匂いは、四丁目の交差点でも
匂う、とみんなが言うほどだった。

しかしこの店が出来た頃からだろうか、
街でも店でもアバクロを着ている人を
少しずつ見かけなくなっていた。

JUN、VANというアイビーファッションから
ボートハウス、そしてPAPAS、POLO、
カルバンクライン、トミー・ヒルフィガー・・・

僕が若い頃からのゲイが好きな
ブランドの変遷、アバクロを
見なくなってしまったのも、そのひとつかと思っていた。

ただ、ちょうどその頃、CEOの
マイク・ジェフリーズが「黒い色の
洋服は売らないし、従業員にも着させない」とか
「太った人には着てほしくない」と
発言して、問題になり始めたことは
確かに記事などで目にしていた。

そんなアバクロの盛衰を描いた
「ホワイト・ホット」をNetflixが配信された。

Unknown.jpeg

この映画では、そのクローゼットなゲイだった
ジェフリーズの差別主義
(モデルや店員は、白人以外は使わない)や、
性的虐待(B.ウェーバーと共に、モデルに
次々と手をかけた)ということが暴かれていく。

噂には聞いていたけれど、これほど酷い
事実があったとは。

デザインも素敵で、縫製もしっかりしていただけに
今さらながら本当に残念。

現在のアバクロは2017年にCEOが変更されて、
差別もなく、大きなサイズのモノも
売り出し、変貌を遂げようとはしているようだけれど、
まだまだ尾は引いていくかもしれない。

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2022年04月24日

つのる想い

昨日来てくれたキヨシ君26歳は、今まで
何度か恋愛で痛い目にあったりしたので、
これからは慎重に、と思っているらしい。

そういう気持ちの中で、つい数日前、
マッチングアプリで、
なかなか素敵な人に出会ったらしい。

その日は、二人でゆっくりお酒を飲んだ。
ただ、別れてから、連絡がくるか、
とても心配だったと言う。
ルックスはいいのに、
何せ自信がないのだそうだ。
でも、自宅に着いて、すぐに
「今日はありがとう」という
LINEは入った。

それから数日、それなりのやり取りが
始まったけれど、次に会う約束に繋がらない。

結局、キヨシ君は、2週間、彼からの
LINEが来ても来なくても、
既読にしないようにすると決めたと言う。

なんで?と僕や他のお客さんが聞く。

2週間経ってから「会いましょう」と
こちらから連絡をして、それで乗ってくれれば
Goと思うし、そうでなければ諦めるのだと。

彼の今までの経験や、自信のなさから、
ついついそういう行動に走りがちだと言う。


僕からしてみれば、相手が興味があれば、
毎日なり数日に一度なり、キヨシ君から
連絡すれば嬉しいはずだし、
会いたいと思うだろう。

つまらない駆け引きや、策略は
決してプラスにならない、というのが
僕の考え方だ。

ゲイムービーの走りと言われた名作
「トーチソング・トリロジー」で
主人公のアーノルドは、バイセクシャルの男エドと
ベッドを共にし、それから連絡を取れるのを
心待ちにしていた。
しかし、自分からはかけられない。

待ち切れず、自分から電話をして
「今さっき電話がかかってきたけれど、
ちょっと取れなかった。
かけてきてくれた?」と言うシーンがある。

結局、エドは電話をかけていなかったけれど、
アーノルドの電話から二人の関係は続くのだ。
(もちろん、その後は違う形に変化するけれど)


恋愛の初めは、特にデートでうまく行った時には
想いはつのり、そして誰しも臆病になりがちだけれど、
ダメなモノは最初からダメで、
それなら変なかけひきをせず、
ぶつかっていくほうが潔い気がするのだけれど。。。

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2022年04月23日

晴れた夜に、大型台風(笑)

昨夜は、ものすごく久しぶりの際どい(笑)
二人が、それぞれ、店を訪れてくれた。


一人はロスに住む僕と同世代のカズ。
このコロナ禍が続いていたため、
3年ぶりに店に来てくれた。

いつも明るく、ポジティブで
大好きな店では、どんどんお酒を飲む、と
言っていたカズだが、
来てくれる前に寄った他店では
ちょっとつまらないことがあったらしく
何だか少し落ち込んでいた。


ただ、今回は念願のVIO脱毛をしてきた、
ということで、お客さん何人かに
どれくらい綺麗に剃っていたか、と
見せていて、ちょっとアガっていた様子。

どうやら、脱毛してくれる前に
やってくれる男子に対して
「途中、勃っちまうかも知れないので
よろしく」と言ったそうだが、
結局、痛過ぎて、勃起するどころか、
ちじこまってしまったらしい(笑)

僕は気恥ずかしくて、ついつい
目を背けてしまっていたが、
どういう格好で処理されていたか、を
パンツを下ろして、説明するカズ。。。泣笑

お客さんたちに聞くと、
最近、VIOする人も多いけれど、
パイパン好きで、自分もしている、という人も、
絶対ダメ、男らしさがなくなる、
という人もいて半々。。。


さて、久しぶりのもう一人は、
女装男子のフジコ。

彼のことは、以前、何度かここに書いたことが
あるのだけれど、とにかく高身長で、
ハイヒールを履き、おまけにかなり高めの
ウィグを付けているので、歩くと
聳え立って見上げる感じだ。

彼は昼間はごくごく普通の会社員を
しているらしいけれど、3、4年ほど前に
自分が興味があるアート系の学校に行き、
メインの仕事と共に、コツコツ自分や
仲間たちと創作活動をしていて、
時間的に辛いけれど、充実していると。

そういう忙しい中、女装のままで
攻めてくれるゲイ男子を
常に求めているとのことだ。
彼はトランスではないので、
ストレート男子には興味ないとの話。

まあ、そんな大型台風が2つ着陸して
楽しい金曜日の夜となった。

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2022年04月22日

人として黙って受け入れること

昨夜、久しぶりにケンタと
ナガヒロカップルが来てくれた。

彼らは17年前から付き合い出して、
その年に偶然、二人ともマンションを
購入したらしいたらしかった。

その後、10年ほど経過して、
ケンタはマンションを売り、
ナガヒロのうちに越してきたのだと言う。

彼らは、家から歩いていけるバーや、
レストラン、またショッピングセンターや
花屋などにしょっちゅう行っているようだ。

どこでも二人だし、ストレートの人たちと
彼らの部屋で飲み会をすることも多いようだ。

飲み屋などで会うストレートの人たちに、
特にゲイだと公言したこともなければ、
聞かれたこともないけれど、おそらく
誰しもわかっているだろうと言う。

面白いのは、特にゲイが好きそうな話が
出るワケでもなく、増して、どの男がいい、
という話も出ることもない。

面白かったのは、アメリカ人の
オープンリーゲイの友達が来た時に
「僕はゲイなのに、ミュージカルは好きじゃない。」
と言って、「ゲイはみんなイコールじゃない」と
笑ったりしたこともあったと言う。

そんな話を聞きながら、Don't Ask Don't Tell
という形は、理想的なのかも知れない、
そう思った。

かつて僕のうちにストレートの友人たちを
大勢呼んだ時に、何かわかってしまっては、
と思い、直前にカミングアウトしてしまったりしていた。

それはそれで良かったけれど、
そういう必要がない世の中、というのが
最も理想的なんだろう。

そう。人として、それぞれが
黙って受け入れていく、という形が
良い未来を招くのだと思う。

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2022年04月21日

昔の男との再会

ここ一週間の間に、うちの店に来てくれている
常連同士が、ずいぶん前に付き合っていて
久しぶりに会った、ということがあった。


先週来てくれたヤスヒサとシンジは
現在、50歳と30代半ばだけど、
ヤスヒサは実家があって、
シンジは大学、ということで
お互いに関西の飲み屋で知り合ったらしい。

彼らの付き合いは、ほんの数ヶ月だったけれど、
当時、シンジはまだゲイのことは右も左も
わからなかったようだ。
さすがに20年近く経つと、数軒の店でアルバイトを
した、ということもあってか、
ずいぶん変わったとヤスヒサは言っていた。

ただ、それでも聡明で機転が効く、
という意味では同じである、と感心していた。


昨夜、来てくれたのは、東京に住む僕と同世代の
ツノダちゃんと、それこそ関西に住む50歳の
ショウちゃん。
30年ほど前、ツノダちゃんが出張で関西に
行った時に、ショウちゃんとはクラブで会った。

彼らは3年ほど付き合ったけれど、
遠距離ということもあって自然消滅。

その後、20年ほど前に、ショウちゃんが
逆に仕事で東京に来た時に、
とある店の前でツノダちゃんとバッタリ会った。
その時にはあまりにもびっくりして、
挨拶だけだったけれど、それから忘れられず
状況時には、その店に必ず行っていたと言う。

そして去年の年末、やっと会えたらしい。
二人はそれぞれ、もう長いパートナーがいる。
ただ、それとはまった別に、
ショウちゃんは、最初に大好きになった
ツノダちゃんにどうしても会いたかったのだそうだ。

去年の暮れ以来、きちんと食事をしたのが
昨日が初めてで、二人とも懐かしい話に
花を咲かせていた。

別れた男と再会するのは信じられない、
またはまったく興味がない、という人も多くいる。

そういう気持ちはわからないでもないけれど、
僕も自分の軌跡だと思って、
自分の昔の恋人とは仲良く
させてもらったりしている。

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2022年04月20日

花のある生活

1年半ほど前からか、我が家には
常に花がある。

その当時、観葉植物を買うのを
手伝いに友人が遊びに来てくれて、
その際、花束を持ってきてくれた。

それがあまりにも美しく、
今まで放置していた花瓶
(これはかつて母親がプレゼントしてくれたもの)と
新たにいくつか花瓶を買った。

それから週に一度、近くの花屋や、
ジムに行った帰りに、
そのそばにあるかなり持ちが良い
花をたくさん売っているショップに
行くようになった。

そして、昨日は休みだったので、
自宅から少し離れた小さな花屋を覗いたら、
淡い紫色や白いカンパネラ(いわゆる
つりがね草とも言うらしい)が味わい深く、
小さな白の水仙を加えて、多めに買った。

その際に、お店のおばさん(僕よりも
少し年配だろう人)に、「奥様への
プレゼントですか?」と言われ、
「え。。。」と僕が少したじろいだら、
「あ、ごめんなさい、彼女さんかもですね」
と言い直された。

さすがに「僕、ゲイなんですけど」などと
野望なことは言わなかったけれど、
「自分が好きなもので」と言うと
「失礼しました」と悪びれることなく
笑顔で頭を下げられた。

彼女にはまったく悪気はないだろうし、
僕も特に失礼極まりないとは思わなかったけれど、
花=女性、という思いがいまだにはびこっている
ということに驚き、こんな時代に
そういうことをいちいち言葉に出すことにも
ビックリしたのだった。


そう言えば、ついこの前、好きなラジオ番組の
有名な初老のパーソナリティが
「昨日、ある番組で花もらったけれど、
花なんて、小っ恥ずかして持って歩けないよな」
と言っていて、それに対して若いゲストが
「そうっすねえ。花を贈られるのは困っちゃいますよね。
俺、独り身だし」そう言っていた。


確かに、僕だって、つい最近、
うちに花がある、ということの良さに
気がついたワケだけれど、
外国では普通にストレートであろうが、
ゲイであろうが、男が花を買って帰る光景を見る。

そういう意味では、まだまだ、これは男が、
これは女が、という図式は当分は変わらないんだろうなあ。


店にも置きたいところだけれど、座席を潰さない限り、
なかなか置く場所がないのが、残念だ。

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2022年04月18日

なくした財布

一昨日の土曜日、遅い時間に常連のヨウタが
見ず知らずのデカいイイ男を連れてきてくれた。

ちょっと忙しくて、ほぼ話も出来なかった中、
30分もしないうちに、二人は帰ろうか、と
店をあとにした。

いつもは2時間近くいてくれて、よく喋る
ヨウタだけれど、今日は良い感じだったから
仕方がないかなと見送った。


その後、30分ほどした頃だろうか。
ヨウタから僕の携帯に
「財布、落ちてませんか」というメッセージ。

まだいたお客さんたちと、ヨウタが座ったあたりを
色々探したけれど、見当たらない。
その旨伝えたら、「今、上野あたりなんですけど、
これから新宿に戻ります」と返信。

で、残っていたお客さんと色々話をしていたら、
ヨウタと共に出ていったイケメン君が
「ヨウタさんは、今、警察に届け出しているので
もう一度、確認させてもらっていいですか」と。

床だとかカウンター下の物入れとかを見て
ないとわかったら「了解しました。すみません」と
出て行った。

それから、また15分ほど経ち、ヨウタが顔を出した。
うちの店を出て、タクシーを捕まえるまでの道を
探したけれど、見当たらなかったとのこと。

財布には6万円以上の大金と、
カード類が入っていたとのこと。

結局、また上野までタクシーで戻ったようだった。
なんとタクシーで3往復。

それからお客さんが帰り、
片付けをして僕がうちに帰る4時過ぎに
ヨウタからメッセージ。

なんと最初のタクシーの椅子の間に
はさまっていたとのこと。

タクシー会社に連絡をしたのか、それとも
あちらから電話があったのか。
いずれにしてもホッとした。

最近でこそ、ないけれど、
僕も比較的よくやるほうなので
みなさん、気を付けてください。

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2022年04月17日

ストレートからゲイに

昨夜来てくれたシュウト君は、数ヶ月に一度
ふらりと来てくれるけれど、
改めて、うちの店に
初めて来てくれた理由を聞いてみると、
店の周年を手伝ってくれた友人に
音響のことを頼まれたことが
きっかけだったと言う。

その友人、というのが長くうちの周年や
僕のプライベートなパーティを手伝ってくれる
ヒデオちゃんだ。

彼らは実は同じ大学、同じクラブに
属していたのだそうだ。

しかし、シュウト君、その頃は彼女もいて、
まったくゲイには興味がなかったらしい。
もちろん、ヒデオちゃんがゲイだということも
知らなかったと言う。

大学を卒業した頃、なんとなくネットを見ていて
ゲイのサイトに辿り着いたシュウト君は
興味本位で見ているうちに関心を持ち始めたと言う。
こういうパターンは結構聞くので、
そのたびに不思議だなあと思う。

それからシュウト君は、
ゲイの同人誌の集いのようなモノに行き、
そこでヒデオちゃんを見かけ、
結局、お互いにゲイであることを
確認したのだと言う。

因みに、シュウト君はもうバイではなく
完全にゲイになったと言っていた。

二人はそれから友人同士として
やり取りをするようになった。


まったく女性には興味を持てなくなった
シュウト君は比較的長く付き合っていた
パートナーがいた。
その彼との関係は過去、何度か耳にはしていた。

しかし、残念ながら、コロナ禍、
会えない時間が長過ぎて、
という理由で別れを告げられたと言う。

以前は女性と関係を持てたのだから、
結婚して、子供作りたかったとかって
なかったの?と尋ねると、
それはまったくなく、自分が大切に
思える男と共に生きることを選んで
良かったと思いますよ、そう言った。

潔いシュウト君は素敵だと思った。

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2022年04月16日

ニューヨークからの来客

ニューヨークで一人でバーを経営している
アキトが4,5年ぶりに店に来てくれた。
ロックダウンが終わって落ち着いた
ニューヨークで、店にも多くのお客さんが
戻ってきたようだが、とりあえず
里帰りも含めた帰国だったようだ。

店にはアキトと仲が良い、当時NY在住だった
ジャーナリストのキタマルさんカップルや、
やっぱり数年前まであちらに住んでいた
僕と同世代の広告代理店出身のトヨダさんや、
まだ若いフォトグラファーのススム君。

NYでラーメンチェーン店を繰り広げられている
ヤスダさんや、また、最初に僕をアキトの
店に連れて行ってくれた音楽関係のツトムちゃんは、
偶然来てくれていて居合わせた。

僕がアキトの店(その時は、比較的大きめな
バーの一部を深夜だけ借り切って
営業していた)に連れて行ってもらったのは
もう7、8年前。

その後、3年前に彼はマンハッタンのど真ん中、
ミッドタウンに自分の店を出した。
その途端、世界はコロナに見舞われ、
大変で、僕も自分の店もそうだけれど、
まだ見ぬ彼の店をとても心配していた。

ただ、持ち前の明るさ、友人の多さで
アキトはオンラインや出前などで
どんどん乗り切っていったようだ。
少し古いタイプのゲイ乗りを取り入れながらも、
アイデアも豊富で、まだまだ若い彼から
学ぶことは山ほどある良い一夜だった。

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2022年04月15日

ゲイの変化

一昨日来てくれた30代のお客さん二人に、
僕が若い頃のゲイの話をしていた中で、
思えば、ゲイのタイプやファッションの
移り変わりを話しながら、思えば本当に
色々変わったんだなあ、そう思った。

僕が20代の頃は、雑誌もまだBadiや
G-MEN(両方もう廃刊になっているけれど)さえ
なくて、薔薇族、さぶ、アドン、サムソンが全盛の頃。


知らない方は、それぞれウィキペディアなどで
調べてもらえればいいけれど、
薔薇族は比較的総合的なゲイ雑誌、
さぶは男らしさに短髪系、
アドンはオシャレかつ前衛的、
サムソンは太った中年
という感じだった。

それぞれのグラビアには、当時はおそらく
必死で頼み込んで、出てもらう、
という感じだったのだろう。
それほどガッチリ、という人は少なく、
多くは普通体型かせいぜいスジ筋、
マッチョはごくたまに、
今で言うガチムチなど皆無。
それ以外はかなり太めという図式だった。

それが時が経ち、自ら志望する人も増え、
その手の雑誌がなくなった現在、
一般の人たちがどんどん自分の容姿を
自力で変化させ(中にはアプリを使って。笑)
堂々とSNSに載せている。

雑誌のグラビアや、ビデオのギャラが
いくらか知らないけれど、今や
onlyfansや、myfansなどで
月に何十万も稼いでいる人がいると言う。

その分なのか、ここ20年ほどは
スッキリとしたさわやか筋肉系から
ゴッツイガチムチ系が、ゲイの業界では
最もモテる時代になった。

そう言えば、ファッションにいたっても、
横縞のラガーシャツや、ポロシャツの上に
トレーナーを着ている人など、
まったく見なくなった。

欧米や東南アジアなどは、やっぱり
あらゆる部分でそういう変化が
やっぱりあるんだろうか。

時代の経過というのは本当にすごい。

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2022年04月14日

カナダより一時帰国

かつてうちの店の常連だったタツヤが
日本を離れてカナダに行ったのが、
もう7年ほど前。
あちらの会社でグリーンカード取ったけれど、
2年ほど経過してから一時帰国。
それから5年ぶりに今回帰国して
昨日、店を訪れてきてくれた。

コロナ禍で、帰国後の隔離がなくなったとは言え、
日本に帰国するまでに結構大変だったと言う。

トロントからシカゴ経由は
それほど乗客はいなくて、
機内中ものの半分くらいだったそうだ。
シカゴでは一応アメリカ入国ということになり、
ESTA(渡航認証)も取らされ、
抗原検査を受けて陰性だと証明される。

日本に入ると、アメリカでいくら検査を受けても、
改めてPCRを受けなければいけない。
それも、シカゴから日本を経由して、
他国に行く、もしくは帰る、という人が多く、
シカゴ→日本便はほぼ満席。

成田でPCRを受けるのに、なんと3時間ほど
立って並んで待たされ、空港では怒った
外国人が大騒ぎをするという
嫌な雰囲気にまでなったようだ。


さてさて、カナダでの生活を聞くと
決して悪くはないけれど、
ゲイ活動に関してはなかなか難しいと。

欧米ほど、アジア人差別や無関心な人は
それほど多くはないけれど、白人で
アジア人好きな人はやはりかなりの
お年寄りが多いらしく、
アジア人とかともあまりうまく行かないと。

コロナに関して言えば、とても自由には
なったらしいけれど、やはり感染者は
増え続けているらしい。

中国はコロナゼロ政策を貫こうとしている今、
日本はさすがにカナダと同じく
with コロナとしてやっていくしかないのだろう。

タツヤは円が下がったことが喜ばしいようだが、
僕ら日本に住む者にとっては、
海外へ出るなんて、この状態では難しい、
そう思わざるを得ない。。。。

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2022年04月13日

「SING/シング」というアニメーション映画

日本で1年に公開されるアニメーション映画って、
一体何本くらいなんだろう。

僕は、かなり評価が高かったり、話題になったモノや、
子供の頃から見続けているディズニー、ピクサー、
ジブリ、そして「羊のショーン」のアードマンなどは
極力、出来るだけ観るようにしているけれど、
それでも漏れは山ほどある。

日本のアニメでも「鬼滅の刃」は観たけれど、
「エヴァンゲリオン」シリーズは観落としている。
「君の名は。」は観ているけれど、ドラえもんや、
ポケモン、ドラゴンボール、コナンなどは観たことがない。

テレビのアニメ化というのは、ほぼ観ない。
元をあまり知らないから、というのもあるし、
この先、どこまで続くのだろうと思うと
ちょっと観る気が失せたりしてしまう。


さて、そういう中で「何故、
『SING』を観ていない!?」と
何人かのお客さんに言われた。
これは言われるまでミュージカルということも
知らなかったほど、不勉強。
いわゆる擬人化動物アニメモノとして、どこか
自分の中で切っていたのかも知れない。

そんなワケで、観落としていたパート1を
配信で観て、劇場で続編を観る、ということにした。

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が、しかし、なんと劇場では、日本後吹替が8割、
字幕版が2割という少なさ。
それも歌まで吹き替えられていると言う。
「ウエスト・サイド〜」が歌まで吹替ではなかった、と
胸を撫で下ろしていたというのに。

それも、曲はオリジナルではなく、
昨今のアメリカのヒットポップスが
どんどん出てくる。
それを日本語で歌われるのか!?と
僕はそそくさと字幕版を観に行く。

ところが、その吹き替えにはMISIAや、
B'zの稲葉浩志、その他多くの有名ミュージシャンが
入っていて、なるほど、だからか、と納得。


話は子供の頃にミュージカルと出会い、
魅了されたコアラが、自分の劇場を立て直すべく、
オーディションをし、多くのキャストを
集めて成功するまで、というのが前作。

今回は、まるでラスベガスのような
エンタメの聖地に進出しようとする彼らと
大劇場を仕切る経営者との熱い闘いを描いていく。

脚本の出来栄えとしては、1作目のほうが
良いかも知れないけれど、音楽好き、
ミュージカルファンにとっては、
2作目も同様にずんと胸に響く。

それは舞台機構の作りの面白さや、
その演出のメイキングばりの制作過程を
このようなアニメーションで見られる!
というのが目からウロコ。
と言うより、舐めていたなあと。

今さらながら、両作とも、
日本後吹替も観てみよう、そう思った作品だった。

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2022年04月11日

驚きのジムウェア

僕が行っているジムは、それほど
混まない時間のせいなのか、
あまりゲイだとわかる人は少ない気がする。

そんな話をお客さんにすると、
それは気のせいでたくさんいるはずと
言われたりするけれど。

以前は、ジムで着ているウェア、
髪型などでわかったモノだけれど、
これが今はストレートもゲイも
さほど変わらなくなってきている。

また、僕が若い頃、ロッカールームなどで
ゲイの友人同士が喋っていたりしたものだが
それも、ほぼ見なくなった。


そんな中で、昨日は度肝を抜くような
ウェアを着ている人を見かけた。

上は乳首が丸出し、背中もパックリ開いている
タンクトップ。
それはまだいいのだけれど、パンツが、
最近みんなが言うところの痴女丈の
短さ!それだけでなく、股間部分が
驚くほど突起している。

これは僕がそう思っただけ、という事ではなく
多くの人が目のやり場に困る感じなのだ。

何を着ようが自由だけど、あんなウェア、
どこで売っているんだろう。
ひょっとすると、アダルトショップなのかも
知らない。。。
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2022年04月10日

久しぶりのだいし

だいしがうちの店のスタッフとして入ったのは
もう10年以上も前になるかも知れない。

彼はほぼオープンすぐに店に遊びに来てくれて、
その時はまだ30歳ちょっとだった。
2丁目でやっていたメンズ・スーツ・ナイトなどに
Go Goとして出演していて、脚光を浴びていた。

1周年には、まったく違うタイプのGoGoなどと
一緒に、場を大いに盛り上げてくれた。

それから数年後、彼はうちに入店。
周年では得意なフラダンスを披露してくれたりしていた。

そんなだいしが、とりあえず
店を卒業したのは、5、6年前か。
それからスタッフが入れない時に連絡をし、
ちょこちょこ手伝ってもらっていた。

そんなだいしが夕べ、急遽店を手伝ってくれた。
一昨日連絡をして、滑り込みだ。
コロナもあって、僕自身、彼と会うのも
2年ぶりくらい。

GoGoなどやっていたなんて、
40代中盤となった今は想像出来ない。

お酒の作りかたや、動きかたなど、
かなり忘れている、と言いながらも
30分ほど経つと、スイスイ動いてくれる。


だいしに限らず、過去うちの店に入ってくれた
スタッフがたまに入れ替わり立ち替わり、
手伝ってくれるのが、本当に有難い。

「次はまた2年後に」と言いながら、
店をあとにしようとするだいしが
「まあ、久しぶりに会ったお客さんたちとも
楽しかったので、時間があったら、
また手伝いますよ」と笑顔で帰って行った。

まだまだコロナは続くけれど、
こういう多くのスタッフに支えられているのは
幸せだと強く思った。

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2022年04月09日

非情なまでの家庭で育って その2

昨日のブログの続き。

ミツヒデ君は、突然先生が訪ねてきたことに
腰を抜かすほど、驚いた。

「ずっと、どうしてたか、心配していたんだ」
先生はそう言い、ミツヒデ君も
「僕も先生のことが気になっていました」
そう言ったらしい。

ミツヒデ君の家庭の事情など、それとなく
聞いていた先生は、高校生を一人で
生活させている母親に
かなり怒りを覚えたようだ。

それから、ヒマがあると先生は
コンビニで弁当をふたつ買ってきたり、
先生はビール、ミツヒデ君はウーロン茶を
飲みながら、ありとあらゆることを話したと言う。

そういう流れの中で、たまらなくなり、
ミツヒデ君は、自分はどうやらゲイで
先生のことが好きなのだと告白した。

先生はかなり驚き、「俺はそう(ゲイ)じゃないから
お前の気持ちに返せなくてすまない」
そう言われたけれど、ミツヒデ君は
そういう先生の姿勢に感謝したらしい。

しかし、先生は変わらず週に1、2度、
塾の帰りに彼の部屋に来て、共に食事をした。

そんなある日、先生はビールや
焼酎をかなり飲み、
酔っ払って眠ってしまった。
ミツヒデ君は、たまらなくなり、
先生に抱きつき、そのまま先生の身体中を
触っていった。

要は、ミツヒデ君が想像していたことを
してしまったのだと言う。
途中から起きた先生は、ミツヒデ君のやることに
任せたのだと言う。

それから先生とミツヒデ君は、会うたびに
そういう関係になっていった。
10歳くらい違うけれど、先生も
まだ20代だった。

しかし、それはあまり長く続かなかったのだそうだ。
先生は、仕事の都合で(それはいまだにミツヒデ君は
信じていないそうだが)、
街を離れざるをえなかった。

「良い大学、入れるために、しっかり
勉強しろよ。お前がそういうふうになるために、
俺は頑張って教えてきたのだから」
先生はそんな言葉を残して、街を出たようだ。

その後、ミツヒデ君は大学に入り、
今では誰もが知っている大企業で働いている。

彼にとって、その先生は大好きで初体験の相手
というだけではなく、本当に非情なまでの家庭から
救い出してくれた恩人なのだそうだ。

今、どこでどうしているか、わからない。
Facebookなどで名前を検索しても出て来ない。
もう40も過ぎているはずだから
結婚しているかも知れない。
いつか、何らかの形でまた再会できることを
ミツヒデ君はずっと望んでいると言う。

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posted by みつあき at 16:33| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月08日

お知らせ 店スタッフのスケジュール表について

スケジュールが見られない、という声を
ここのところ、よく聞きます。

原因はわかりませんが、どうやら
iPhone使用されている方がSafariから
見られないことが多いようです。

その場合、大変ご面倒ですが、
ブラウザをChromeなどにして
ご覧いただければ、見ることが
出来るはずです。

出来るだけ、早めに対処できればと
思っておりますので、よろしくお願いします。
posted by みつあき at 19:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする