2022年01月28日

子供がいるということ

昨夜は40代で既婚者ゲイのサブロウと、
若い頃、子供が欲しかった50代のエイイチと
3人でいろいろな話をした。

サブロウの育てている男の子は
現在、小学校5年生らしく、
まだまだ手がかかるけれど、
やっぱりめちゃくちゃ可愛いのだと言う。
やっぱり何かあれば、自分は
子供のために犠牲になる、と話していた。

エイイチは、30歳前後の頃、どうしても
子供が欲しくて、友人の女性に
子供を作ってくれないか、と頼んだことが
あったと言う。

その彼女は、子供を作れないパートナーと
二人で飲食店をやっていた。
そして、彼女が言うには、
エイイチの頼みは聞いても良いけれど、
もし産むのなら、頼みがあると。

共に暮らすパートナーとの
生活費と子供の養育費は面倒を
みてほしい、ということだった。

さすがにそこまでの収入がなかった当時、
エイイチは断念をしたのだと言う。


ここには何度も書いているけれど、
僕もエイイチと同じく、若い頃から
本当に子供が欲しくて、欲しくて、
たまらなかった。

さすがに僕の30歳前後の頃は、
とても人工授精や養子など考えられなかった。
でも、それでも今考えると
かなり無理しても、子供を持つことを
真剣に考えても良かったのではないか
とさえ、思えてくる。
たまに、子供がいるという夢まで見る。
震災の時に、孤児を受け入れることが
出来ないものかとも考えた。

サブロウいわく、ゲイの人でそこまで
子供を望む人ってあまり聞いたことがない、
と言っていた。

お前はゲイのくせに、自分のエゴのために
子供を作りたいと思うのか、と
いう人も多くいるのかも知れない。

おそらく、僕の場合は育ててくれた両親への想いや、
自分自身が成長するためにも
子供と何かを分かち合う、ということが
人生に於いて大切なのだろう、
そういう考えがどうしても立ち切れないのだ。


とまあ、相変わらずこんなことを思い続けたり
しているのだが、そんなエネルギーを
何かに変えていかなければ、
今さらながら、そう思う今日この頃だ。

*****************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F




posted by みつあき at 16:04| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする