2021年12月31日

年末のプロポーズ

去年から今年にかけて9ヶ月間、
店を手伝ってくれたハルキは
ストレートだということは
ずいぶん前にここにも書いた。

彼はこの春、就職して東京を離れ、
高松に行き、今回、冬休みということで
上京し、昨日と今日、
店を手伝ってくれることになった。


今回、東京に来たのは
(本人の実家は九州)
もちろん、アルバイトのためではなく、
彼が4年ほど付き合っている彼女に
プロポーズするためだったようだ。

ハルキが店を手伝ってくれたのが、
去年の7月から今年の3月まで。

うちのスタッフの一人と同じ大学
ということで連れて来られて
あっという間にバイトすることになった。

もともと、大学院を卒業し、
バイトは就職するまで、という約束だったが、
去年の11月くらいに、
卒論のため、茨城に行かなければならない
という話になった。


都内のアパート代を出すのは無駄になるので、
あちらの安い寮に住もうという話に。
ただ、そうなると茨城から店に通ってもらうのも
時間もかかってしまうし、
それだけの交通費を出すことも難しい。

とは言え、せっかく貢献してくれていたので
我が家でパートナーとも相談し、
我が家に住み、そこから何かある時だけ
茨城に行く、ということになった。


というワケで、12月からの4ヶ月間、
ハルキは我が家に住むことになった。
僕の書斎を彼の部屋に、ということだったが、
料理を作ってくれたり、
マメに掃除をしてくれたり、
ほとんどリビングで卒論を書き、
時間があると配信ビデオを観たり
という日々が続いた。

世話になっているから、そのお返しに、と
店で期間限定のランチ営業を
提案してくれたのもハルキだった。

ハルキの彼女は、実家が我が家から近い
ということで、よくうちにも遊びに来ていた。

そんな二人が結婚することとなった。

一昨日、ハルキは豪華ホテルで
108本のバラの花束と共に、彼女に
プロポーズをし、その告白を彼女は
涙しながら受けたと言う。

IMG_7869.jpg

昨夜、店に入ってくれたのは、彼女の
ご両親に「娘さんをください」と言った
あとだったようだ。


いずれにしても、こんなストレートの青年が
店に入ってくれたことも有り難かったし、
4ヶ月間、共に暮らしたことも楽しかった。

息子が結婚するような気持ちで、
少し早い正月が来た、そんな感じだった。


改めておめでとう。
そして、今夜、大晦日、年明けと共に
ハルキ結婚のお祝いが出来れば。

今年、最後のブログがまさかの
こんな話題になるとは。
また、来たる2022年もよろしくお願いします。

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2021年12月30日

年の瀬

去年はコロナで大騒ぎの中、
年の瀬を迎えたけれど、
どんな感じだったか、あまり覚えていない。

と言うか、本当にこの2年くらいの間、
すっかり時間が止まった感じなのは
僕だけじゃないだろう。

ただ、今年の年末は、感染者が少ないせいか、
街は結構混み合っていて、
電車に乗ると、空いている、という
いかにも、年の瀬感が強い。

ああ、今年も終わるのだなあという
この感じは、ちょっと久しぶりに味わう。

非常事態宣言に縛られ、踊らされた去年と今年、
10月にそれが明けてからも、
週末も含めて、うちのお店のお客さんの戻りは
6割くらいかもしれない。

まだまだ用心をしている人たち、
テレワークでうちにいる人、
すっかり自宅飲みやホームパーティに
移った人たち、
早寝早起きということに慣れてしまった人、
などが、多くいるんだろう。

来年は少しでもお客さんが戻ったり、
新しいお客さんに来てもらえるように
新たな気持ちで努力をしなければ、
そう思うところだ。


今日、そして明の大晦日は、
今年、就職で東京を離れた
水球ハルキ(当分、水球はお休み中らしい)が
久しぶりに上京、そして店を手伝ってくれる。
店を離れて9ヶ月、成長したハルキは
変化しているだろうか(笑)
因みに大晦日営業は、例年と同じく
六尺デー、火曜日スタッフのタクヤも一緒。

去年は出せなかったお蕎麦や、
紅白、そしてカウントダウンで
盛り上がりましょう。

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2021年12月29日

僕の舞踏会の手帖ならぬ、携帯アドレス帳から

コロナがずっと続き、少し時間があると、
ノートタイプの古いアドレス帳や、
携帯のアドレスを見ながら、
ああ、彼はどうしているんだろう、
彼女は元気かなと、
昔の友人や知り合いを、思い廻らしたりする。

あるお客さんは、毎年、年末になると
もう必要ない、と思う人の電話番号やLINEは
どんどん消していく、と言っていた。

僕は性格的に、どうしても
そういうことが出来ない、
と言うか、何故消すか、
ちょっとわからなかったりする。
まして知り合いをブロックする、
ということに関して、
僕の中にそういう発想がない。

もちろん、見ず知らずの人からの
おかしな連絡などは、返さないし、
ブロックしてしまうけれど。


ここのところ、何人か旧友が
訪ねて来てくれて、ふと
もう10年以上連絡が途絶えている
ヨウジに連絡をしてみた。

そもそもヨウジと知り合った当時は、
僕が30代前半で、彼は20代後半。
特に深い関係になったワケではないけれど、
キレやすいヨウジとは、
会うたびに喧嘩となった。

少し会わなくなってからは、
また再会した時にはパートナーが
出来ていて、一緒にスキーや
温泉に行ったのも、
もう17年も18年も前のことだ。

さすがにLINEなどなかったので、
携帯電話のショートメールを
送ってみたが、反応がなく、
昔のメールアドレスも使われていない、と
戻ってきた。

ここ何ヶ月か、亡くなったり、というような話も
このブログに書いたので、心配になり、
彼のパートナー宛にショートメールを出した。

結果的にそれがヨウジに伝わって、
大喜びで返事が来たと同時に、
ものすごく久しぶりに電話もかかってきた。


この10年、詳しくは聞かなかったけれど、
ヨウジにも色々あっったようだ。
パートナーとは、都内からは少し離れた場所に
共にマンションを購入し、
一緒に楽しく暮らしているらしかった。

なかなか都内に出てくることもないらしく、
それでも、年が開けたら、久しぶりに
ゆっくり食事でもしようと約束をした。

そうやって、連絡を取りながら、
古い映画の「舞踏会の手帖」みたいだなあ、
そんなことをふと思ったりする年末だ。


さあ、もう年末の営業に突入。
今日、29日までは通常営業ですが、
明日、30日は久しぶりのハルキが入り、
大晦日は去年と同じく、タクヤと
ハルキとの3人で営業となります。

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2021年12月27日

フェチの到達点

昨夜、実家に帰るので年末の挨拶に、
と来てくれたツネオ、45歳は
かなり若い頃からちょっとした
性的なフェチがある、と聞いていた。

彼は大のプロレス・ファン。
どこの協会とか、特定の誰かプロレスラーが
好き、とか、そうではない。
単にツネオが好きなプロレス技で
決めているシーンを見るのが
大好きなのだそうだ。

プロレスで技をかけてヒイヒイ言いながら、
その後、くんうほぐれつという
エッチになるエロビデオも
多いらしいのだが、
ツネオは普通のプロレス中継の
録画とかで十分なのだそうだ。


そして、マッチングアプリなどで探してみると、
意外に同じ趣味の人が多い。
ツネオは都内で一人、
地方都市でもう一人、
同様の趣味を持つ人と出会うことに
なったらしい。

都内在住の人は、自分でもそういう道場に通い、
かなり本格的で、彼が取ったホテルで
技の掛け合いをする、ということになった。

ただ、これがかなり本気な人で
痛かったり辛かったりし、
結局肝心のことまですることなく、
別れることになったと言う。

もう一人、地方都市の人のほうは、
お互いに好きなビデオや、
好きな技、体位などが近く、
一緒にビデオを見る、という流れに
及んだようだ。
とは言っても、結局セックスという
流れに至るまでにはいかなかったと言う。

それはそれで満足だったらしいのだが、
ツネオ自身、本当ならどこまでどういう形で
ゴールする、というのが到達点なのか、
結構わからないもんだと呟く。

人それぞれ性的なフェチはあるだろうけれど、
確かにビデオや妄想の中と
実生活とは違うので、
ゴール地点なんて、あってないような
モノかも知れない、そう思った。

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2021年12月26日

クリスマスの夜

昨日、店がオープンして15回目の
クリスマスの夜を迎えた。

クリスマスということで趣向を凝らしたのは
1回目にボサノバライブをした、
ということがあった。
イベント的なことはそれが最初で最後で、
それからはクリスマスソングを流して、
ツリーをバックに乾杯というのが恒例。

このコロナ禍。
一昨日のイブはともあれ、昨夜は
常連の人たちが非常に少なく、
逆に、最近来ていただいたお客さんや
初めての方、そしてたまに、という
グループの人たちなどがいらっしゃった。


そういう中で、前は週に一度くらい
来てくれていたトオルが、
コロナになって以来、
同年代の人を伴って来てくれた。

それがなんと、1年半前に出来た恋人らしく、
エロエロなトオルの要望で
「四つん這いナイト」という
イベントに行った帰りに
立ち寄ってくれた。

このイベント、僕はまったく知らなかったけれど、
9割以上の人たちがこの寒空の下、
(とは言っても、店内はヌクヌクらしいけれど)
下着一枚で飲みながら、くんずほぐれつ、
という凄いイベントらしい。
それでも、みんなマスクをしている、という
ある意味、かなり用心していたようだ。

それにしても、
付き合って1年半とは言え、
そんなエロチックなイベんトに
二人で行くって凄いねとトオルに言うと、
お互いにそういう中で触り合うのは
とっても楽しい、とのこと。

「聖なる夜」ならぬ「性なる夜」だったそうだ。
それは、何より。

さあ、2021年もあと一週間。
ラストスパートです。
よろしくお願いします。

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2021年12月25日

ちょっとしたサプライズプレゼント

昨夜は、よく来てくれるケンスケが
友人を連れて来てくれた。
顔を見るなり「俺、わかる?」と
言われた。

マスクもしていて、かなり大きな身体で
一瞬わからなかったけれど、
なんと35年以上前に知り合った
シンヤだった。

昔はどちらかと言うと細おもてで、
鋭い目つきと短髪だったのが、
穏やかで優しそうな目元に、
少し髪が伸びていたからか
パッと見た時には、わからなかった。

彼が店に来てくれたのは
オープン当初、一度きりで
(本人は2、3回は来ていると言っていたけれど)
それを思うと10年ぶりだと思う。

お互いに20代の頃、知り合い、
僕より4つ年下のシンヤは
当時、公務員で、その後、かなり努力をして
今の仕事に就いた。

昔から口が立つと言うか、照れ屋なのか
少しひねくれているのか、
僕からするとやんちゃ坊主だった。

お互いに若かったから、
付き合うか、どうか、というような
方向には行かなかったけれど、
結局、数年に一度、
連絡をとりあう程度の仲になった。

さすがに40も過ぎた頃、久しぶりに会うと
ケンスケは少し若い恋人とすっかり仲睦まじく
幸せな生活を送っていた。

一度店に来てくれた時に、
すごく混み合っていて、
ろくに話もできず、
シンヤはまさに彼らしく
「次に来る時は、この店に
お客が来なくなった時だな」
とシンヤらしい言葉を残した。

それから10年。
クリスマスイブにやって来てくれたのは
とても嬉しかった。

先日の20年ぶりのお客さんと言い、
ラグビーコーチのユウマとか、
店をやっていると、
こんな再会があるのだと有難い。

さあ、今日はクリスマスだ。

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2021年12月24日

20年ぶり、驚きの再会

5、6年は店に通ってくれている
そういう意味では、超常連と言ってよい
オカムラ、42歳。
彼は、多くの人の援助になるような
仕事をしており、
お客さんからの信頼感も厚い。

また、ここ2年ほど、よく来てくれる
キョウジも同じく42歳で、外国生活も長く、
英語よりもフランス語が堪能という
才能溢れ、好感が持てるサラリーマンだ。

そんな二人が、たまたま店で
隣り合わせになり、
顔を見合わせた途端、
「あ!」となったようだ。
これだけ通っていて、二人は
まったく会ったことがなかったと言う。

なんと、二人は同じ名門大学の同級生。
ゼミまで同じだったと言う。
とは言え、人数も多く、それほど
会話をしたことはない顔見知りだったらしい。

オカムラは、学内では成績優秀、
とにかく勉強ばかりしている、という
イメージだった、とキョウジは言うが、
実は、オカムラ、2丁目に来て朝まで飲んでいたり、
それなりに男遊びをしまくっていた、
とは本人の弁。

片や、キョウジはオカムラよりも、
チャラチャラしていて、まだ男を知らず、
色々な女のコを追いかけ回していたと言う。

それにしても、彼らが会うのは
20年ぶり。
お互いのまったく変わらない部分と
大きな変化に、共にびっくり。
懐かしい教授や同級生の話に花が咲き、
多いに盛り上がったようで、
こういうことがあるから、バーという場所って
面白いんだろう、そう思った。

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今日はクリスマス・イヴ。
そして明日はクリスマス。
Bridgeでは、素敵な週末になるよう、
クリスマス気分も一層盛り上がる雰囲気で
皆さんのお越しをお待ちしております!!

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2021年12月23日

コロナ禍で出会った新しいこと

昨夜来てくれたショウジ君38歳と、
彼とは別にふらりと初めて来てくれた
ミツオ君 32歳。

二人ともコロナ禍、テレワークとか
休業とかで、かなり生活が変化したらしい。

その間、ショウジ君が始めたのは、釣り。
それもたった一人で。
ネットや本で多くのことを調べて
道具を買って、カーシェアで車を借りて
あらゆる池、川を探して出かけて行く。

これがとっても良かったのだそうだ。
その際、携帯は持っていかない。
ぼんやりと川だけを見つめる。
ある意味、瞑想に近いのだけれど、
それがコロナ前の忙しく根を詰めていた
日々がガラリと変わった気になったらしい。


そんな話を聞いていたミツオ君は
「僕も同じように、このようになってから
新しいことを始めました!」と言い、
何かと聞いたら、お茶、ということ。

釣りと違って、お茶をやっている
ゲイの人は多い。
中高年の友人だけではなく、
なんと若い人も結構いる。

釣りと違って、茶室で数人でやるのだけれど、
ほとんど喋ることもなく、
ゆっくりじっくり茶をたてる。
もちろん、その何時間かは
まったくスマホを見ることはない。

ミツオ君いわく、これが、ショウジ君の釣り同様、
とても精神的に良いのだそうだ。


僕自身、釣りもお茶もほとんどしたことがない
(釣りは小学校の頃、友達とやったくらい)
けれど、まだまだ若い二人が
こういう趣味を持つ、ということは
なかなか素晴らしいなあ、
そう思った次第。

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2021年12月22日

「伯林漂流」上映会について

3年前のこの時期、
今泉監督の映画「伯林漂流」の
トークショーに招かれた。

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ゲイのみならず多くのファンを持つ
漫画家、田亀源五郎氏の脚本による
壮大なポルノ映画「伯林漂流」は
偶然僕も当時、ベルリンにいて、
撮影部隊に遭遇させていただいた。

現地では参加出来なかったものの、
帰国してから、我が店で出演させてもらった。
出演と言っても、編集後見てみると
ほとんど数秒で出ているか、出ていないか
わからない程度だ。

そんな僕がトークショーに、というのも
何だか申し訳ない気もした。

監督とは、店オープンからの
知り合いということもあったため、
話を受けさせてもらい、
なかなか楽しい時間を過ごさせてもらった。


そんな監督から、年始に再上映があり、
改めて、トークショー出演の依頼をいただいた。

今回は、あの田亀氏と、主演者の亮太君、
監督と僕、という何とも言えぬ取り合わせ。

トークショーとは言え、
僕が制作に関わっているワケではないので、
基本的には、客観的に映画の内容、
その独自性について、聞いていく感じに
なるだろうと思う。

以下、詳細なので、お時間あれば、是非とも。


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2021年12月20日

昨今の事件、事故で感じること

昨日の朝から今朝まで、
神田沙也加さんが亡くなったという
ニュースが飛び込んできた。

テレビでは、芸能人の両親についてのことや、
親しくしていた人々のインタビュー、
そして、事故か自殺かというコメンテーターの
やり取りがどんどん流されていく。

数日前に起こった大阪の火災事故。
これも、自ら死を選んだかと思われる
犯人が(まだ存命らしいけれど)
どういう人物だったか、という
取材であらゆる人に取材される。


確かに両方痛ましい事件であり、
悲しいかな、この手の事故、事件は
次々に報道されていく。

メディアは、それを伝える義務があるんだろうけれど、
それぞれの事件についてのコメントなど
必要なのだろうか、といつも思う。

悲惨極まりない事柄であれ、
起こってしまったことを追求していくのは
警察や司法だけで良いんじゃないか。

殺人犯はともかく、仮に自死してしまった人が
どういう理由だったか、ということを
問いただすことにまったく意味を感じない。
もちろん、興味ないのであれば、
そういう番組を観なければいいだけなんだが。

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2021年12月19日

憧れの男

たまにふらりと来てくれるのが、
僕よりも5歳ほど年下のユウマだ。

昨日も、彼がずっと入っている
ラグビー部の中で、若い人にコーチをした
帰りに、そのラグビー部の30代の人を連れて
来てくれたのだ。


ユウマは、僕が20代後半、
とあるハッテンサウナで知り合った。
当時、ユウマほど良い男で、
かつあれほど身体も鍛えている人はほぼいなかった。

そのサウナで多くの人に追いかけられており、
どうせ俺になんて興味がないだろう、
そう思っていたが、
僕がとっていた個室に来た時は驚いた。


結局、それから連絡先を交換し、
数ヶ月に一度会ってセックスをした。
付き合いたい、と願った僕に
ユウマは常に「自分は人と付き合う気はない」と
一点張りだった。

まだ二十歳そこそこのユウマは、
「いつか結婚するかも知れない」とか
「男を好きになったことはない」と言っていた。

だから、僕にとって理想的な男だったユウマは
セックスフレンドという形にしかならなかった。


それからまもなく、僕は付き合う相手が出来て、
ユウマともほんのたまに電話で話す程度という
関係になった。

その後、2丁目のバーでばったりユウマと
会ったのは、4、6年顎だったか。
ゲイバーなど行かないと思っていただけに
驚いた。

それからだろうか。
実は好きな人が出来て。。。
ユウマは僕に相談を持ちかけるようになった。

ユウマの変化に驚きながら、
これは仕方がないことだと自分いいい聞かせた。

それから、ユウマは何人かと付き合い、
相手が変わるたびに、一緒に食事をしたりした。

そして、僕が店をオープンしたあと、
ユウマはすっかり落ち着いて、
10年くらい付き合ったパートナーと
共に、店を訪れてくれる。

物凄く長い月日の中で、たった二人で
食事をしたり、飲んだりしたのは
数えるほどだけど、
僕にとっては、大事にしたい友人だ。

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2021年12月18日

仕事をこなしていく男の魅力

昨日、早い時間に来てくれたチョウジ 42歳は
このコロナ禍の中、仕事上で
かなり大変な思いをしていると言う。

チョウジは、海外に工場を持つ会社の
エンジニア部のリーダー。
コロナもあって、ここ2年は色々なトラブルがあった。

エンジニアがコロナ感染して仕事が止まったり、
機械が古くて交換したくても、
受注先から入荷出来ない、
その他、ちょっとしたことでも
どんどん連絡が入る。

2年前までなら、すぐに飛んでいって
ヘルプをするけれど、最近はそれが出来ない。

そして相手が海外なので、あらゆる時間に
メールや電話がかかってくる。

昨夜、うちのバーにいる間にも、3度ほど連絡があり、
ベランダに出て、ずっと話をしていた。
深夜に連絡が入ることもしばしばあり、
必ず携帯やパソコンはオンにして、
音が聞こえるようにしておかなければならない。


最近はないけれど、
前は人と会ってエッチを
している間にも、何度か電話が入り、
中断したり、相手に信じられない、と
キレられたこともあった。

モテ筋だけど、そんな仕事のせいで
ここ何年も人と付き合うことが出来ない。

こんなチョウジのことを
気になる、という人も山ほどいるだろう。
良い人と、うまく巡り合い、
そういう大変な仕事を支え合えれば
良いなあ。
嫌な顔ひとつせず、仕事に向き合う
穏やかな笑顔の中にある実直そうな
チョウジのまなざしを見ながら、そんなふうに思った。

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2021年12月17日

好きなタイプの変化

昨日初めて来てくれたアカシ君、33歳は
大学生の頃に、初体験をしたと言う。
その頃は、俄然、年上が好きだったようだ。

とは言っても、せいぜい30代までで、
兄のように頼れるタイプに惹かれていた。

何人かとの付き合いや、セックスだけの
関係もあって、20代も後半になってきた頃、
自分よりも年下に関心が移った。

そもそも、受けは出来なかったし、
ずっとバニラだったのが、
年下だと受けたい、と言われることも増え、
それからタチの悦びも味わうようになったようだ。

今は25歳のコと付き合い出して3ヶ月だと言う。


それを聞いていた47歳のタカオは
「俺は逆だなあ。歳をとればとるほどに
まったく興味がなかったオッサンが
エロいと思うようになった」と言う。

昔はスリムで綺麗な青年のビデオなどを
ずっと観たり、集めたりしていたけれど、
最近、ネットで観るのは、昔なら
考えられなかったガチムチの親父らしい。
とは言え、タカオはここのところ、
まったく人と付き合っていないので、
実際、関係を持つのがどうかは微妙だとも言っていた。


思えば、僕もどちらかと言うと、
アカシ君派で、年上が良いと思ったのは、
本当に初体験から少しの間で、
そのあとはほとんど年下だった。

ただ、確かにビデオなどエロチックなモノを
観ると、そこは微妙に変化したりもする。

まあ、性的なことは置いておいても、
付き合って関係性を持つと、
基本的にはフィフティであることが
自分には大事だった。

俺についてこいタイプはもちろん、
逆に相手の勝手な兄貴像を求められるのも
無理だったりもした。

いずれにしても、自分の理想はどんどん変化し、
何がゴールなのか、というのは
すべての人がわからない、そう思う。

アカシ君は、25歳のコを大事にし、
タカオは、まだまだエロ親父を追い求めて
活動していきたい、そう呟いていた。

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2021年12月16日

トップユーチューバーになるまでに

昨日は、古い友人のシンイチが友人を
伴って来てくれた。

シンイチは、ハワイで生まれ育った日系人で
そもそも、僕の英語の教師だった。
とは言っても、もう30年も前の話だ。

マンツーマンで、彼の話はゲイに特化していて
非常に面白かったけれど、面白すぎて
ほぼほぼ、勉強にはならなかった(笑)
それはおそらく彼のせいではなく、
理由は僕にあるのだが。。。


そんなシンイチは、それから色々な道を辿って、
ここ10年くらいで、一緒に付き合っている
パートナーとYouTubeを開設し、
なんと50万人以上の登録者がいる
チャンネルになっている。

それこそ、5年ほど前に僕がNYに
いる時に、彼らは世界のトップユーチューバーとして
トム・ハンクスらと、パーティに
参加していた、というから凄い。

英語も日本語も達者な彼は、両方使いながら、
旅行や食事系の記事を雑誌に書いたり、
ブログをアップしていたりしていた。

それを読んでいた友人たちが、
今、やるのならYouTubeだと助言。

まったくカメラの使い方さえわからなかった
シンイチは、それから徐々に勉強をし、
あっという間にトップユーチューバーへと
登りつめた。

旅に料理、そしてレストラン。

彼らがすごいのは、有名ホテルや
レストランから是非来てくれと招待され、
また、食材もどっさり送られてくると言う。

YouTubeをやってから多くの人々と知り合い、
昨日一緒に連れて来てくれた人も、
アメリカでシンイチの映像を見ていた人だったと言う。

まさにアメリカン・ドリームを手にした
シンイチだが、話していると、
僕に英語を教えてくれていた
バカバカしいユーモアは変わらず、
昨夜も腹をかかえて笑った。

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2021年12月15日

アカデミー賞に向けて

今日はかなりディープでオタクな話題。
例年この時期はアカデミー賞に向けて
色々な賞が発表されたり、ノミネートされたりして、
映画マニアにはたまらない季節。

今年はひと月遅れて、オンラインではなく、
会場を使って開催されたアカデミー賞だけど、
来年の3月(まだ3ヶ月以上先だけど)は、
無事に開催されるだろう。


先駆けて発表された前哨戦で注目される
ゴールデングローブ賞が一昨日発表。

作品賞に並んでいるのが、もう公開済みの
「DUNE/砂の惑星」
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
(この2作はここでも紹介した)

"Rent"の作者を描いたミュージカル
「tick, tick...BOOM!:チック、チック...ブーン!」
地球に彗星がぶつかる!という
不思議な豪華キャストコメディ「ドント・ルック・アップ」

加えて、アカデミー賞前に観られそうなのが
フランス映画「エール!」のリメイク
「コーダ あいのうた」
ウィル・スミスが注目を集めている「ドリームプラン」
そして個人的大注目の「ウエスト・サイド・ストーリー」。


また、俳優のほうは、「ドント・ルック・アップ」の
ディカプリオや、ウィル・スミス、
来月公開される「ハウス・オブ・グッチ」の
レディー・ガガが主演女優賞、
既に公開されたミュージカル映画「イン・ザ・ハイツ」の
主演アンソニー・ラモスもノミネートされている。


そして何と言っても、驚くべきことに
ここでも取り上げた日本の濱口竜介監督の
「ドライブ・マイ・カー」が外国語映画賞に。
この映画、すでにニューヨーク批評家賞や、
ボストンオンライン映画批評家賞でも
作品賞に輝いているようだ。
これは是非ともとってほしい。

まだ始まったばかりの前哨戦だけれど、
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
上には書いていないケネス・ブラナー監督の「ベルファスト」
が作品賞を競いそう!

これからの3ヶ月、例年のように
楽しい月になりそうだ。

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2021年12月13日

来年に向けて

昨日、いつもは仲間と来てくれるコウタ 42歳が
ふらりと遊びに来てくれた。

コウタは、ここ数年で前の会社を辞めて、
フリーランスとなった。
コロナ禍で仕事がオンライン中心に
変わったこともあり、地方都市にある
実家と東京を行き来する、
ということを決めたと言う。

ただ、東京にはマンションを買っている
ということもあり、
まだご両親も70代で健在だ。

ただ、コウタのお兄さんが、
ちょっとした精神疾患を持っていて
彼への気持ちと、兄を心配する
両親のことを思っての決断だったらしい。

お兄さん自身は、普段は薬によって
しっかりと仕事をされているらしいが、
たまに精神が不安定になるようだ。

コウタは、東京にいても、
人が困ったりしていると動かずにはいられない性格。

それはこの僕もこの15年近く
ずっと見ていた。
そう、彼は店オープン当初からのお客さんだった。

何かあるたびに、あらゆる提案をし、
すべてのことに頭を抱えることなく、
前向きに対処していこうとする。

常にコウタは、ポジティブで
彼から愚痴や、不平不満を聞いたことがない。

今回のことも、来年から、また新しい生活が
始まる楽しみを語っているそのまなざしに、
またひとつ、パワーをもらった。

コロナで大変だなんて言っていられない、
そう思わせてもらった。

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2021年12月12日

新劇団・ぺんぺん「地下室」

3年前に、30回目の公演で
ひとまず幕を下ろしたゲイバー
「ぺんぺん草」の舞台公演。

コロナ禍を挟んで、
やっぱりどうしても(脚本を)書きたい、
演出したい、というマスター、
ヒロシさんの想いがつのって、
新劇団・ぺんぺんが新たな舞台を
見せる、という話を聞いたのが
今年の初めだったか。

うちのスタッフのハチや、
元スタッフのシンジ、
そして古くからの友人でもあり、
お客さんのユージが出演することも耳にし、
楽しみに待っていて、昨日、
店をオープンする前、
土曜日の夕方の回を観させてもらった。

今回のタイトルは「地下室」

地下室.jpg

これをアップする頃には、
もう千秋楽の公演が始まっていると思うけれど、
例年は7、8人の群像劇だったのが
今年は4人だけ。

どういうふうな料理が出来上がるのか
楽しみだった。


舞台は、真っ暗な地下室らしい部屋の中で、
この部屋にいる男と、
今、入ったばかりの男の声がする。

入ったばかりの男が電気のスイッチを
入れると、そこにはパンツひとつの
見事な肉体の男が鎖に繋がれ、
拘束されている。

拘束された男は「鎖を解いてくれ」と懇願し、
入ったばかりの男は、
男の見事な身体を褒めそやしながら、
この男への憧れを吐露する。


そのうちに次の男が現れ、
最初の男は隣の部屋へと隠れる。

2番目の男、昔から男に恋焦がれており、
相手にされず、辛い想いをしたことを語る。

余談だが、この2番目の男を演じたのがシンジ。
なんと一昨日の初日に彼は肉離れを起こし、
昨日の朝、病院に行き、なんと松葉杖での登場。

僕自身は、松葉杖自体が演出だと思い込んでいた。
それほど、彼が軽々と松葉杖を使いながら
動いていたのには驚きだった。

やがて、3番目の男が登場することで、
何故、男が拘束され、そこに3人の男が
次々に呼び出されたか、という謎解きが始まる。


それにしても、元々、鍛えていた身体を
さらに酷使し、とても50を過ぎたとは思えない
ユージがほぼ1時間半パンツひとつで
腕を上げたまま、芝居をしたのも見事だったし、
日頃、店ではいささかぶっきらぼうにも見えるほど
ノンケっぽい(と僕は思っている)ハチが
狂ったオネエを楽しげに演じていたのも見もの。

また、3番目の男を演じた最も芸歴が長い
加都信がまさに話のまとめ役として、
ラストの登場は、ところどころで笑いを誘っていた。


いつもの弘さんが得意とする
しつこいほど繰り返される台詞の数々。
特に、1番目と2番目の男たちが
繋がれた男とやり取りする部分。

ある意味、それは歌舞伎の様式に
ヒントを得ているかと思える
面白さも感じさせてくれるけれど、
比較的長く続くシーンには
退屈する人もいたかも知れない。

また、それが後半、謎解きが始まり、
それぞれの会話から、関係性や
用意された衝撃的なクライマックスだが、
猛烈なスピード感ある会話に
付いていけない人もいるだろう。


ただ、うちの周年での出し物もまさにそうだけれど、
素人の演者が、それなりに目の超えたお客さんに
どう捉えられるか、とうのは本当に大変だと思う。

8ヶ月近くも練習を重ねて
見せる、というその根気と、30年以上これを
続けてきたペンペン草の弘さんに
改めて敬意を表しながら、
まだ続くコロナの中で、
新たな第一章を経験出来たことを感謝したい。

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2021年12月11日

犬との生活

ここに何度か書いたけれど、友人のタダシが
1年住んだ熱海を離れ、宮古島に移住する、
ということもあり、たまたま上京したので
誘われた友達たちが店に集った。

いつも見る顔や、僕にとっても
ものすごく久しぶりの顔が揃い、
何だか懐かしい気持ちになった。

それぞれが、宮古島での生活を
羨ましがったり、ちょっと心配をしたり、
色々な話が飛び交った。


タダシは15歳ほど違うカツ君と
二人で暮らしているのだが、
熱海に移ってすぐに
スタンダードプードルを飼った。

もう、その家族的生活は、いくら
語っても語り足りないほどらしい。

そんな中、ヤマウチちゃんが
「部屋の中で犬を飼っている人に
尋ねたいことがある」と彼らに聞いた。

散歩に連れて行って、うちに帰った時に
足の裏を適度に拭くことはよく知っている。
ただ、外出先で横たわったりしているお腹や身体全体が
汚れているのに、そのまま
ソファやベッドに連れて行くのは
衛生的にどうなのか、と。


タダシが口を開く前に、カツ君が
「犬は人間じゃなくて、動物。
彼らと一緒に暮らす、ということは
彼らの生活スタイルも受け入れなきゃならない。
つまり、そんなことを気にしていると
共に生活できないから、大丈夫なんです」
というような事を言っていた。

なるほど。

もちろん、かなり細かく衛生面を気遣っている
飼い主の人たちも多くいるだろうけれど、
人間の子供とも同様、
あらゆる違い(この場合、人と犬)を
甘受していくことが大切なのだろう。


多くのペットを飼っているお客さんたちから
学ぶことは多い。

上に書いた衛生面などを
僕はそれほど気にするタイプではないけれど、
自分のことで精一杯なだけに
まだまだペットと暮らす覚悟はできないなあ、
そう思った。

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2021年12月10日

身体の変化

昨夜、2年ぶりくらいに来てくれた
トシヤ 45歳の身体があまりに
もスッキリしていてびっくりした。

元々、学生の頃、アメフトをやっていたとかで
ガッツリ、堅太り、マッチョだったのが
驚くほど締まっているのだ。

このコロナ禍の間に、医者で検査をしたら
糖尿の可能性が高い、これからどんどん
酷くなる、と言われ、
思い切ってダイエットをしたようだ。

そもそも身体がデカイ人が
好きだったが、2年前に付き合った相手が
体重を増やして、ものすごく体調を壊してから
考え方が変わったらしい。

まずは夜、炭水化物を抜くことから始め、
それを半年くらい続けたら、95キロあった体重が
88キロくらいまでになった。
それから、糖質制限をやり始めたらしい。
美味しいモノ、大好きだったトシヤだが、
かなりヘビーだったと言う。

しかし、200以上あった血糖値は
みるみる下がり、なんと100以下に
この1年でみるみる下がった。

そして、体重もさらに10キロくらい落ちたと言う。
身長が175くらいだから、それでも
痩せた感じはないけれど、前を知っていた人たちは
「どうした?病気??」といちいち聴いてくる。

出ていた腹はしっかりとシックスパックの
腹筋さえ出てきたのだそうだ。

確かに体重があった2年前は
かなり色々な人にちやほやされ、
インスタグラムなどでも「いいね」が
ものすごく付いたのだと言う。

しかし、自分自身、決して健康的ではなかったと
思っているので、
今はこれで良いかと思っているらしい。

今はきちんと走ったり、ジムにも週3回行ったりと
ドカ食いをしていたあれは何だったんだろう、と
冷静に自分を見るようになったと言う。


このコロナ禍で、僕自身は逆に体重が増えた。
それはしっかりとジムに行く癖がついたことと、
食事もよく食べられるようになったからだと
自負していた。
ただ、確かに以前に比べて、体内脂肪も
増えたことは確かだ。

トシヤの話を聞いて、うまくコントロールしながら
より良い食生活、運動を続けていかなければ、
そう感じた。

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2021年12月09日

ゲイの人生 その2

つい先週、ショウジが友人のソウタと
連絡が取れなくなった、と伝えてくれたことを
このブログに書いた。


そして、昨日、ショウジがまさかの
そのソウタの訃報を持って
泣き腫らした顔で店に来てくれた。

共通の友人が、ソウタの会社に連絡をし、
その人事部から、この夏に
コロナで急死をした、ということだった。
まだ50代半ばだった。


ショウジは、ソウタが亡くなった日にちよりも
ほんの数週間前、また一緒に飲もう、と
連絡を取り合っていたばかりだったと言う。


ソウタは、うちの店には決して一人では
来たことがなく、常にショウジを
介してだったけれど、
それでもずいぶん何度も来てくれていた。


それにしても、この夏、コロナは
入院できないほどの重症者を出し、
多くの死者も出た。

そんな中に、ソウタがいたとは。
入院出来たのか、それとも自宅で
亡くなってしまったのか。

高熱で苦しんだりしたのか、
最後はどんな状態だったのか、
それを考えただけで、辛くなってしまう。

悲しくなってしまうから、
冷たい雨の中、ショウジと日本酒で献杯をしながら、
ソウタのくだらない楽しい話を思い出していた。

ソウタは、旅行が好きで、暇があると海外、国内を
飛び回って、楽しんでいた。

上海に行った時に、
タイプのイケメンと仲良くなり、
自分のホテルに誘った時、部屋に入る前に
「僕いくらです」とエスコートだったとわかり、
ソウタが「僕はさらに高いいくらだよ」と
言って帰してやった、と大笑いしたのだった。

ショウジや他のお客さんたちと、
どういう形でもいずれは死を迎える。
その時、どれほど幸せであるか、
そう思えるように、毎日を
充実し、楽しく生きていかなければ、
どうしても、そういう話になる。

人生は一度だけ。
名残惜しさはきりがないだろうけれど、
どうか、ソウタは幸福だった、と
願いたい。

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