2021年11月22日

映画「パワー・オブ・ザ・ドッグ」

「ピアノ・レッスン」で注目をされた
ジェーン・カンピオンが作った新作が
ゲイのことを描いている、と聞き、
劇場まで観に行った。

1920年代の西部が舞台という
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」がそれだ。

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牧場をやっている中年の二人の兄弟。
フィルとジョージ。
ジョージが街に住む女性ローずを
妻として向かい入れ、
兄のフィルは気に食わない。
増して、彼女の連れ子のピーターが
フェミニンな雰囲気をさらし、
趣味趣向も同性愛を思わせるせることに
フィルは不快感をあらわにする。

比較的、毒がある役をやっていた
ジェシー・プレモンスがフィルで、
正統派だったベネディクト・カンバーバッジが
荒くれ者のジョージというのも面白い配役だ。
また、清楚だったのが、どんどんアル中に
なっていくローズを演じる
キルスティン・ダンストも良い。

映画は後半、それぞれの心の中が
少しずつあらわになってくるだけでなく、
後半は過激にも衝撃的なクライマックスを迎えうr。

この監督の作品は「ピアノ・レッスン」が
ベストだが、それと並ぶ秀作であり、
また、僕が大好きな
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」をも
彷彿とさせる映画だった。


劇場で味わうのも良しだが、
無理であれば、12月からNetflixで観られるので是非。


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posted by みつあき at 19:27| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする