昨日のブログでは40年近く付き合っている
カップルが来てくれた話を書いたけれど、
翌日の昨日は、15年付き合って別れ、
5年経過した二人が来てくれた。
うちの店を始めた頃、オシドリカップルだった
シュンスケとコウジは、当時は
喧嘩しながらも仲良くやっていた。
ところが、ある日シュンスケに若い彼氏が出来、
その関係にはピリオドを打たれてしまった。
周りは、15年も付き合っていて
別れることもあるのだ、と驚いた。
コウジは落ち込み、悲しみ、そして荒れ、
5年前の当時は大変だった。
二人揃ってよく来てくれていただけに、
シュンスケはコウジを気遣って
まったくうちの店には
顔を出さなくなってしまっていた。
それから時間が経ち、コウジは
店の常連たちと楽しいお酒を飲んでいたが、
コロナになり、お父さんの介護と
完璧なテレワークで、かなり
疲れてしまったと言う。
シュンスケは今のパートナーと
と週末過ごしながら、
コウジの父親と偶然にも同じ年齢の
自身のお母さんの介護をしていると言う。
そんな二人は、ここ数年、連絡を取り合い、
ほんのたまだが、食事もするようになっていたようだ。
コウジはシュンスケのパートナー交えて
会ったことも数度あるとも言う。
昨日は、シュンスケがコウジに声をかけ、
別れて以来、初めて二人で店に来てくれた。
あの時はこうだった、ああだった、と
今となっては笑い話だと語り合っている二人。
当時はあれだけ荒れていたコウジも
穏やかにグラスを傾ける。
一瞬、10年以上前の二人に戻ったかのように
見えながらも、確実に一定の時間が
もたらした不思議な関係性を見ていて、
つくづく良いなあと思った。
すべてとは言わないけれど、
多くのことは時間が解決し、
その解決自体が言い知れぬ幸福な瞬間に
なることだってあるのだ。
別れがあっても、双方の許しや気遣いこそが、
二人が出会った意味を
見出すことが出来るのだ。
そう思わずにはいられなかった。
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