昨日、18時丁度に来てくれたのが
ノンバイナリーだと言う26歳の
コスモちゃんだった。
彼はそもその男で生まれたけれど、
性的には男が良いか、女が良いか、
わからなかったし、
自分もカテゴライズされるのは
嫌だったと言う。
一人っ子で、両親にその話をすると、
二人とも「お前が、健康であれば
それでいい」と言ってくれていたので
とても救われていたと言う。
コスモちゃんは、性的には男性としか
まだ経験がない。
それはそれで気持ちが良い。
でも、彼が最近、ハマっているのは
女性が男装をしてやっている
ホストクラブなのだそうだ。
そして、色々考えてみると、
男性、女性、どちらとも、
中世的な人に惹かれるようだ、
ということも段々わかってきたらしい。
そんな話を色々聞いて、僕が思ったこと。
僕らゲイも、このネット時代、
調べれば多くの情報が出てくる。
そういう意味では、一人で鬱々としていた
僕らの若い頃に比べると
とても良い時代になった、そう思う。
こんなに仲間がいるのだ。
自分だけではないのだ、と。
しかし、自分が興味があること
特に性的なことをどんどん追求していくと、
さらに深く、狭く入っていく。
それは時には楽しかったり、さらに興奮したり、
というモノも多くあるけれど、
余計な事柄さえ付いてきてしまう。
いらない情報とは言わないけれど、
自分が思ってもいない世界に導かれ、
ひょっとしてそれが自分ではないだろうか、と
勘違いしてしまったりすることもあるだろう。
その勘違いはもちろん良いこともあるだろうけれど、
何も知らなければ、それはそれで楽に
幸せに生きていけることだってあると思う。
知らぬうちにドラッグや病気、
はたまた人を傷つけてしまい、
果てには自分さえ傷ついてしまう人もいる。
要は、その境界線をどうやって引くことが出来るか。
自分の突破してしまわないギリギリラインに
気が付くことが出来るかだと思う。
コスモちゃんとまだ誰も来ない時間
色々話しながら、そんなことを考えてしまった。
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