緊急事態宣言が終わる、ということもあって、
一昨日から今日までの2泊3日、
久しぶりの北海道に行ってきた。
これは、改めて明日、書くけれど、
台風のため、本日、日中、飛行機に乗れず、
緊急事態宣言明けの初日、
店を休まざるを得なくなってしまった。
SNSなどで発表したものの、
いらっしゃった方には申し訳なかった。
さてさて、北海道は、今回、5度目。
高校時代、夏休みを利用して、
同級生の住む旭川に行ったのが最初だった。
2度目は、もう30年近く前に
友人3人で、トマム、そして富良野に行き、
店を始める前にLGBTパレードを見に、
最後はゲイバー数件に挨拶に行った。
それも10年以上前のことだ。
今回は前から行きたかった道東の旅。
レンタカーを借りて、
釧路から阿寒湖、摩周湖、紋別、網走などを
周るという計画をたてた。
昔から知っていたタナベ君が
釧路にいる、と聞いていたので
釧路到着後、連絡をとってランチをすることになった。
直前にも関わらず、駆けつけてくれただけでなく、
釧路周辺のお薦めポイントもわざわざ作って
メールで先に送ってくれた。
ランチは、元スタッフのタクが強く勧めてくれた
イワシの刺身が非常に美味しい
釧ちゃん食堂だった。
そもそも、タナベ君と僕が出会ったのは、
とある雑誌のインタビューがきっかけだった。
あの頃、タナベ君はまだ学生で
僕が彼から取材を受けるという形だった。
当時は、僕も店などオープンする予定も
まだもなかった頃だった。
そんな彼は東京で15年近く働いていた仕事を辞め、
寒い釧路に移り住み、
昼間は新たな仕事に就いて、さらに
LGBT系バーも始動する、ということなど
バイタリティに溢れた話を聞かせてくれた。
そして彼が勧めてくれた釧路湿原、
米町公園、摩周湖、硫黄山を周り、
阿寒湖へと動いたのが一昨日の初日だ。
東京よりも幾分寒いかと思って
少し厚手の上着などを持って行ったけれど、
朝晩を除けば、Tシャツで動けるほどだった。
それにしても、広大な自然の中を車で走るだけで
身体中にアドレナリンが走る。
まだ紅葉する直前の山々、針葉樹の数々、
そんな疲れを温泉で癒すことが出来た初日の夜だった。