大阪から来てくれたセイゾウ君が
連れて来た相手のことを「ツレ ツレ」と
言うので、隣にいたキヨヒコが
「それ、何のこと?」と尋ねた。
東京ではどちらかと言うと、夫婦が「連れ合い」
などと言うことから、その省略形で、彼氏?だと
キヨヒコは思ったらしい。
しかし、関西では、自分のかなり
親しい友人に対して言うことが多い。
いわゆる「ダチ」という感じなんだろう。
そう、セイゾウ君が言うと、キヨヒコは驚いていた。
さて、さてそうやって人を形容する言葉というのは
色々あるよね、という話に繋がった。
昔から「宅の主人」という言い方がある。
主人という言葉は、主従関係を表していて、
女性蔑視に繋がると思われ、差別に繋がるらしい
とキヨヒコが言う。
まあ、自分の家のことを、上品に「宅」というのは
大丈夫だが(とは言っても今は死語)、
相手に対して「お宅」と言うのは、
今で言う「オタク」と勘違いされるので
これも使わないようになったと。
そんな話から、ゲイの三人称について
昔、よく話していたことを思い出した。
ゲイの一人称は「あたし」
二人称は「あんた」
三人称は「あの女」。
それが、友人であっても、実の親であっても、
たとえ会社の上司であっても、
ゲイ同士で会話する際には、すべて
「あの女」となるという話だ。
だから、どの女なのか、わからなくなるよね、と
セイゾウ君や、キミヒコと久々にバカ笑いをした。
それを思うと、人に対しての形容というのは
色々な地域や、関係で変わってきて
改めて面白いなあ、そう思った。
******************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge
GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge
GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F